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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.01
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【創 刊 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援を送ります。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.1----
「みんなのなかの自分」 伊勢青少年研修センタ―所長 中山靖雄先生
------------------------------------------------------------------------
1/16寺子屋レポ―ト

世の中悩みがあるから前に進む。抵抗、苦しみがあるから悟りがある。これがだ
めなら全部だめだと思う人が多い。自分の生き方が多くの人に影響を与えている
ということを考えてみたらどうだろう。つい最近のあの痛ましい春奈ちゃん事件
のことでも、もし自分がつかまったら、夫は子供は、あるいは春奈ちゃんの両親
のことなど一寸考えれば判ることなのだが、魔が差したとも言えるのでしょう。

然しよく考えたら、私達の心の中にもあるのではないだろうか。比較しなければ
悩むことはない。比較すると悩みが出てくる。
ボ―ナスが出る。ご主人にありがとうと言う。翌日隣の奥さんからそのご主人の
ボ―ナスを聞いた時、ああ一寸喜ぶのが早過ぎたかなと思ったりする。

あの人さえいなければとか、うちの町内じゃあの人がガンなのだがと思ったりす
ることがあるが、ところがその人が引っ越していなくなったら、又新しいのが出
てくるものだ。結局は相手が問題ではなく自分の中にそう思う何かがあるのだ。

幸せとは苦しみが無くなることではなく、それを超えた時に味わうものであろう
と、そんな世界が我々のベ―スにあったような気がする。
ところが、戦後欲望の充足が即幸せである。だからいやなものが無くなればいい
というような風潮がずっと50年来続いてきた気がする。そんなことを作ったの
が我々ならば、あの事件は我々にも責任があるのではないかと思う。

みんなの中の自分、自分の中のみんな。自分がりっぱになれば、みんながよくな
る。みんながよくなれば自分もよくなる。

長野県の岡谷のある中学校で、こんなことが垂れ幕に書いてあった。
「校歌は同じまなびやにつどう仲間のあかし」校長先生にお聞きしたら、生徒会
で決めたことだそうだ。今国歌もいろいろと言われているが、法律で決めるよう
なものではなく、「国歌は同じ日本に住む日本人としてののあかし」という気持
ちでみんなで歌ったらいいと思う。

規律とか教育とはみんなの中で育っていくものだ。

ある新聞の投書。
「忘れもしない新婚一年目のこと、夫の帰宅が毎日のように遅い。お帰りなさい
の前に、「なぜこんなに遅いの」と問いただしていた。「仕事が忙しいから仕方
がないじゃないか」と答えていたが、次第にイライラしてくるのがよくわかった
。とうとうある日の朝、お互いのイライラが爆発して「行ってらっしゃい」と送
り出す私の顔は、鏡を見なくてもわかる位の最高な不機嫌な顔。でもその後でど
うしてあんな顔で送り出したのだろうと帰ってくるまで後悔していた。夜になっ
て指に大怪我をして帰ってきた。朝の見送りが原因かも知れない。それからは必
ず笑顔で送り出すことにして今も心がけています。やがて6年経っても、夫は時
々怪我をして帰ってくる。この頃ようやく夫がドジだったということがわかって
きた。然し毎日明るい笑顔で気持ちよく送り出す自分が喜べる今日この頃です」
やったからといって回りが変わることではないかも知れません。
自分で気がつかないで、みんなの役にたっているんだなと喜びを感じたらいいの
ではないかなと思うのです。

思いを浄め、気を湧かし、風を起こそう。
人間は人のお役に立ちたいとみんな思っている。
60兆の細胞がみんな人の為にと頑張っている。それならば人のためにお役に立
とうとしているのではないだろうか。
ささやかなことが何かに役になってると思う。

下関の6年生の子の作った詩がある。
「お早うと言うと目が覚める。頂きますと言うとおなかがすく。行ってきますと
言うと、元気になれる。ありがとうと言うと気持ちがいい。ごめんなさいと言う
とホッとする。お休みなさいと言うといい夢が見れる。あいさつって嬉しいな」

元気だから大きな声が出るのではない。大きな声を出すから元気になるのだ。
身近にある小さいことが回りを変えていく。

2年生の子の詩。
「おじいちゃんが死んだ。お医者さんが絶対直ると言ってたのに死んだのでとて
も悲しい。天国に送る時歩けるように、頭から足までの骨をみんな骨壷に入れま
した。幽霊には足がありません。だからおじいちゃんは幽霊にはなりません」
こんな優しさが子供にはありません。

こんなやさしい気持ちをいつまでも持てたらいいなと思います。

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[1+1]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.04
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【臨 時 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆----------------------------------2000 Nov.1+1----
[両親の死もおかげさん] 青山俊董尼
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先日、川人さんという方が主催しておられるパレアナという一人新聞の中に、会
員の高倉達也という人からの寄稿で、愛知専門尼僧堂堂長の青山俊董尼という方
の講話のVTRをご覧になって、そのご紹介の記事がありました。
一読して私自身が非常に感銘を憶えました。

「両親の死もおかげさん」

先日、京都のある所へお話ししに参るべく駅からタクシ―に乗りました。運転手
さんが「ご出家さんですね。お話させて頂いてもよろしいですか」というので、
どうぞと言いましたら、「私は、両親の位牌だけは、大事に毎日お参りさせて頂
いてます。高校3年の3学期に、両親を一緒に亡くしまして・・・、親戚のもの
が駆けつけて、葬式は出してくれた。借金こそなかったけれども、一銭の蓄えも
なかった。ずうっと歳が離れて5才の妹を育てなきゃならん。

夢中になって働きました。高校3年3学期だったから、幸いに勤めは決まってい
た。朝は新聞配達夜はアルバイトと、目茶苦茶働いて、23,4の時には、安い
アパ―トに入ることができました。その間、自分は働くことしか考えてませんで
したから、洗濯も食事も掃除も何にもしませんでした。5才の妹がしたことにな
ります。前にホ―ムドラマで、おしんというのがあったけど、私の妹だってやり
ました。人間、そういう所に置かれたらやるもんですね。

そして考えてみましたら、私はもし両親が元気でいてくれたら、今頃暴走族かツ
ッパリ族か、ろくな人間になってなかったと思います。両親がもし死んでいても
金を残してくれたら、今頃僕はなかったと思います。一人ぽっちだったら、さみ
しくってぐれていたと思います。両親が一緒に死んでくれた、金はない、幼い妹
が付いている、僕は本気にならざるを得ませんでした。僕を一人前の男にしてく
れ、大人にしてくれ、本気にしてくれたのは、両親が死んでくれたおかげ、金を
残してくれなかったおかげ、幼い妹を付けてくれたおかげと感謝しております。

妹に勉強机の一つも買ってやりたかったけれど、狭い六畳一部屋に、食卓と勉強
机と両方あったんでは、寝る所がなくなるから、妹はかわいそうだけれど食卓を
勉強机と兼ねてもらいました。

新聞一枚散らかしていても、寝るところがなくなるから、妹は整理の名人になっ
て、今大きなお家にご縁を頂いておりますけれど、きれいに整とんされておりま
す」と言うんですね。普通マイナスと思うことのすべてをプラスと受け止めて、
「お陰で人間になりました。お陰で男になれました。大人になれました」と喜ん
でいる。

「幸い、妹が良きご縁を頂いて、花嫁衣装を着た時だけは泣けました。両親に見
せたかった」と。
「私は今、何も頼むことはありません。感謝だけです。朝ごとに、あるいは夜ご
とに、位はいの前で感謝の線香を上げておりますけれど、一つだけ、自分の子供
が一人前になるまで命下さいと頼んでいることです」

まっ、そんな話をね、会場へ着くまでの12,3分の間にしてくれましてね。
「どんなお方の話よりも、素晴らしい話を聴かせて頂いた」と「いい話をありが
とう」と言って、降りたことでございます。
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◎創刊号の文章に訂正がございます。
ある読者の方からのご指摘でした。申し訳ございません。

> 2年生の子の詩。
> 「おじいちゃんが死んだ。お医者さんが絶対直ると言ってたのに死んだので
> も悲しい。天国に送る時歩けるように、頭から足までの骨をみんな骨壷に入
> した。幽霊には足がありません。だからおじいちゃんは幽霊にはなりません
> こんな優しさが子供にはありません。
>
>???こんな優しさが子供にはないのですか?


ごめんなさい。ハッとしまして、もう一度VTRを見直しましたが、おっしゃる
ように、「こんな優しさが子供のなかにあるような気がします」となってました
それを私のミスで「幽霊には足がありません。だからおじいちゃんは幽霊にはな
りません」と連続してたので、うっかり「子供にはありません」と書いてしまい
ました。推敲の不足と不注意でした。気づかせて頂き、有難うございました。感
謝いたします。

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[2]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.08
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 2 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援を送ります。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.2----
[私には一人の敵がいる]
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私には一人の敵がいる。何としても、その顔を知ろうと思う。
そいつの姿は見えないが、私がどこへ行っても執拗にあとをつけてくる。

そいつが、私の計画をぶち壊し私の目標をダメにし、両手を拡げて進路に立ちふ
さがってしまう。

崇高な目標を目指して苦労していると、そいつが怖い顔をして「ダメだよ」と言
う。

ある夜、私はそいつをキュッと引っ捕らえそいつのベ―ルをはぎとった。
ついに私はそいつの顔を、じっくりと見ることができた。

なんと、それは私自身の顔だった。

日々の戦いで、あなたの競争相手は、あなた自身である。

例えば、明朝4時起きで出張しなければいけないというので、目覚ましをかけて
寝た。翌朝一応目覚ましで目は覚めた。「だがまだ外は真っ暗だ。寒いな、もう
少しいいだろう」といつまでも布団の中でぐずぐすしている。でもよく考えてみ
てほしい。その時いったい誰がそれをあなたに囁いているのだろうか。
まさか奥さんがあなたに「まだ真っ暗よ。寒いわよ。もう少しいいのじゃない」
と言ってくれているわけではないでしょう。

まぎれもなく、それはあなた自身が、自分に向かって言っているのではないでし
ょうか。そうです。その通りです。世の中で自分にブレ―キをかけているのは、
ほかの誰でもなく、自分自身なのです。だからこそ、昔から「克己」まさに己れ
自身に克つ、これ以外に脱皮の方法はないのだ。

他人のせいにしてはいけない。たとえどんな条件があったにせよ、結論は自分が
そのことに対して、全力投球でやるべきことをやっていただろうか。これは無理
だ。できない。もう間に合わない。諦めよう。ダメだ。と自分が自分自身にそう
言ってるに過ぎないということを考えてみてほしい。

やりもしないで、難しいとか、無理だ、出来るわけがないとか言う人は、自分が
まだそれをやった経験がないので、できるかどうかを知らないということに過ぎ
ない。その証拠にいろいろと否定的に言う人に、やったことがあるのかと聞いて
みたら、ほとんどの人が「いや、まだやったことはないけど、無理に決まってい
る」と言う。どうしてやっこともないのにそれがわかるのだ。やらずにわかるは
ずはない。

どんな仕事でも、もっとも難しいことは、まずそれに着手することである。

完全を期して、何もしない完璧主義よりも、たとえそれが少々不完全であっても
、それに対して一歩踏み出して、勇敢にチャレンジし、かつ又トライする大略主
義の方が、もっと大事なことである。

計画することに失敗した人は、失敗することを計画しているのと同じことだ。
多くの人が失敗するのは、才能、金、あるいは機会がなかったせいではない。
成功するために計画することを一度もしなかったせいである。あなたの将来を計
画することだ。なぜならば、あなたは未来に生きなければならないのだから。

立ちあがる、倒れる。成功する、失敗する。その分かれ目は、あなたの抱くイメ
―ジの積極的か、消極的かで決まるのだ。

これが限界だと制限してしまうのは、自分の心の中にある、自分自身の制限にす
ぎないのだ。

パ―ソナルモチベ―ションとは、鋭く磨ぎ澄まされた心構えだ。そしてすべての
成功者が持ち合わせている共通点である。

戦略は大胆に、戦術は細心に、敵に勝つ策を練ると同時に、敵が負ける策も講じ
なければダメである。なぜなら敵は自分の思う通りには動かないものだからであ
る。常に局面の変化に応じて、臨機応変の手を打っていかねばならないのだ。

【編集後記】

この度ヒュ―マンコミュニケ―ションの中村豊秀代表に原稿を依頼し、人生の
応援歌たるお話を書いていただくことになりました。ご愛読下さい。
ぜひ、ひとことでも感想をお聞かせ下さい。お待ちしております。

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[3]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.15
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 3 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.3----
「定年後の夫と妻」 評論家 吉武 輝子先生
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1/23寺子屋レポ―ト

自然がものすごく疲弊すると人間も疲弊する。男と女の関係も同じだと思う。
いい夫婦の関係が保たれている時は、お互いに相手の立場を思いやっている時で
す。一段と高齢化が進む21世紀には、便利さとは何か、豊かさとは何かと問わ
れることになると思う。

18年前は電波媒体を通じて、身の上相談の解答者として年間200人位の相談
にのっていた。今でも100人位の話を聞いている。月平均4,5人が駆け込ん
でくる。夫の家庭内の妻に対する暴力沙汰がとても多くなってきている。

丁度10日ほど前の真夜中の2時頃、締め切り間近の原稿に追われて、必死にな
って執筆している時、ベルが鳴った。その鳴り方で知人か家人か、駆け込みかす
ぐわかる。夜中に来るので遠慮勝ちにオドオドとした鳴らし方なのでわかるので
す。多分そうだろうと思って出たら、案の定60年代でほっそりとして、頭に包
帯を巻いた女性が立っていました。

とにあれ部屋に上げて話を聞いてみたところ、ご主人にビ―ルビンで殴られて八
針も縫う大怪我をしていました。年間40件近くある夫の暴力というと、さぞひ
どい男だろうと思うだろうが、実はそうではない。人生50年の優等生で、男は
仕事一筋、女は家庭と子供の世話だけやってればいいと、真面目にやってきたが
、時代が変わって、かえって災いしてるケ―スが多いのです。

男は仕事に打ち込み、企業名の名刺で生きている。〇〇の何々という、〇〇とい
うのを取っぱらった時、個人はみじめになるのです。〇〇のというと自分の能力
が、〇〇と混同して偉いと思っていた。ところが定年でそれが無くなったら、今
まで会社の中の人間関係だけで、家庭の中や、地域コミュニティとの人間関係を
全然考えてなかったので、周りとはかなりずれてたのに気づく。

女性も子育てが終わって、独立していくと、自分がわからなくなる。60を過ぎ
ると男も女もどっちが上だとかいうことはない。それでも男はいつまでも偉いと
思っているから、せめて妻だけは支配したいと考えている。

女は子育てが終わって、巣立っていったので寂しい。何か働きたいと夫に話した。
夫はそれが人生の変化とは気づかなかった。女は子育てが終わったら人生50年
がわかる。一方男は定年で仕事が無くなり、腹が立つ。

不幸なのは妻が人生の変化に気づくのと、男のそれとの間に差があることである
。彼女は仕事がしたくて、やっと探したのが、盲目の人のために朗読を吹き込む
という仕事だった。とても喜んでもらって生きがいを感じている。ところが男は
変化がわからないから、腹が立つ。家を出したがらない。タバコ一つでも自分で
とろうとしない。夫と妻の年の開きは9年、男と女の寿命の差が7年、合計16
年、順当に生きたら生き残れる。子供に頼ったら、子供がつぶれてしまう。自分
の力で生きて行くために仕事をしたい。男は自分が稼がなくなったから、自分を
馬鹿にしてると腹が立って、ビ―ルビンで殴るという暴力を振るったのだ。

私はこの時、殴られた妻にも胸が一杯になったが、同時に骨の髄まで稼ぐ人にさ
せられた夫にも胸が一杯になるのです。

人生50から80まで、30年も伸びた現在、意識を変えて生き方を変えていか
ねばならないと思う。お互いの役割から開放されて、お互いに非力な個人である
ことをを認めて、人間とは年老いて、やがて死んでいくものだと、お茶を入れた
り、入れられたり、御飯炊いたり、炊かれたり、褒めたり褒められたり、お互い
に人間感覚のある夫と妻の生活をしていきたいものだと思う。

子供達が、自分のお父さん、お母さんを見た時、仕事から開放されたのびやかな
生活があるんだなあと思うと、また次の世代も明るく続いていくのです。

私が定年後の人生をどうあるべきかを真剣に研究し出したのは、24才の時。あ
る人が三菱銀行を定年退職した時、個人の力の非力さに絶望して、わずか8ケ月
後に、けい動脈を出刃包丁で切って自殺しました。その時に通夜の席で多くの先
輩の人達と、人生が徐々に変化して男の人も、もう企業に骨を埋めることができ
なくなったので、日本のサラリ―マンの最後は哀れ過ぎるから、これからは壮年
の時から家庭や、地域社会との人間関係を作っておかないとだめだなと、話をし
たときです。そんなことを46年前から話していました。

だからこれからの人生を、ため息をつくのではなくて、何か喜ばしい次の世代に
向かってメッセ―ジが送れるような、そういう関係が作れるようにしてもらいた
いと思います。

<<記事転載はどんどんして下さい。でもその時は一声かけて下さいね。>>

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[4]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.22
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 4 号】
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人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援を送ります。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.4----
「受け継がれるいのち」 伊勢青少年研修センタ― 中山 靖雄先生
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1/30(日)テレビ寺子屋レポ―ト

子供はあまり手をかけない方がいい時もあると思う。子供はいろんな発想をする
ものですね。1+1=2 ある子供はネンドを持ってきて、1+1=1だとくっ
つけてしまう。こんな豊かな発想を生かしたら面白いのではないだろうか。
一定の尺度で判断される傾向がある。点数だけ100点をとったら、やったぞベ―
ビ―で、そこにいたる努力を見ない。甲子園の高校野球も、負けた方の校歌を皆
で歌って送ってやったらどうだろう。優勝戦だけ、両校の校歌を歌うようにした
らいいのではないか。そうしたら全出場校の校歌が流れると思うのだがどうだろ
う。
人間にはどうしょうもないものを血の中に持っているのではないだろうか。それ
をどうして伝えるか。2000年の始めにそんなことを話してみたい。

人間て、いろんな話を聞けばなるほどなあと思うことはあっても、なかなかその
通りにはいかないものだ。愛鳥週間、愛鳥週間とポスタ―をいっぱい貼り終わっ
て、やれやれ疲れたなあと、焼き鳥で一杯飲んでいる。そんなどうしょうもない
ものが人間にはある。

湧くということがある。これはいのちの世界がそうさせる。
あれだけ愛し合った主人だけど、あらこんなこんなくせがあるのだな、一寸嫌だ
なあと思う気持ちが湧くこともある。
熟女バトルと言われた昨年のサッチ―、ミッチ―の学歴詐称にまつわる闘争。
ミッチ―にしたって、最初代議士にまでなろうとしたサッチ―が学歴詐称をする
なんてという気持ちが湧いたのに違いない。人間は湧いたあと、思うのだ。これ
が心の世界なのだ。動物には、例えば象に鼻と牙があり、虎が牙をむくとか身を
守る武器があるが、人間が生き延びるための武器に心がある。心が自分を正当化
する。自分を守ろうとするのだ。

「思いの三原則」というのがある。
「人は見たいものを見る。聞きたいものを聞く。思えば思われる」
好きな彼氏のネクタイが曲がっていたら、気になる。それが社長のネクタイなら
「まあ、あんなものでしょう」とそんなに気にならない。人は好きなものが気に
なる、見たいものを見る。観光旅行で撮った団体写真を見た時、一番先に自分の
姿を探してよく写っていたら、ほっとして「うん、この写真屋は腕がいい」と満
足している。心はどうしても自分を守ろうとするものだ。

私も自分の心の中にも、よく思われたいという気持ちがあるような気がする。
若い頃、学校を出て間もない時、何年か新居浜に講演に出かけたことがある。
その最初の年、司会者が「東京の学習院大学を出て、修養団に入られた」と紹介
された。2年目に大学の名前を忘れたのか「東京の大学を出られて・・」となっ
たが、3年目にこともあろうに「東京大学を出られて・・」となってたが、私は
訂正しませんでした。

人間は瞬間に計算してしまう。私にもああいう汚い世界があったのだ。そんない
やらしさが自分にもあるのだ。
だから、ああいう事件があったなら、自分にもそんなところがあるんだなあと思
うことが大事なことだと思う。

「人間は、出会いを通して、自分に出会う」出会いとは人に出会っているようだ
けど、本当は自分に出会っているのだ。実は相手の想いを自分に置き換えてみる
。そしてごめんなさいと自分に詫びていく。そして自分を清めていく。そこに自
分を奇麗にしていくものがある。ここで初めて宇宙を奇麗にしていくのだ。然し
、心が防衛してしまう。

いのちが湧いて、心が思う。なぜ湧くのか。じゃいのちとは何だ。
いのちの”い”は、いろはの”い”で、一番最初の”い”という意味です。
だから”い”は左と右、夫と妻の姿だ。いざなぎ、いざなみ、世の中の始まり。

いのちの”の”は、能力の”の”で、働きの意味です。
いのちの”ち”は、血とか霊という意味です。
つまり、いのちとは、人類が始まった時、一番最初に働いた血であり、その中に
込められた理(ことわり)が、いのちのり、つまりいのり(祈り)である。

「先祖の血 みんな集めて 子は生まれ」
いろんなものが集まって、それを夫婦が奇麗にして新しいものが生まれてくるも
のだが、ご先祖の中にひょっとしたら、女癖が悪い人がいたのかも知れず、それ
がひょこっと出てくることがあるのではないか。

それが「あの人がねえ」とか「まさかあの先生がなぜあんなことを」とか言われ
ることがおきてくるのではないでしょうか。

だから赤ん坊はそのしがらみを背負って生まれてくるので、オギャ―と泣いてこ
の世に生まれてくるのだ。苦しさの出発点だからだ。
いのちのよみがえり、新しく浄化されて生まれ変わってくるのだ。

1「そうだ、そうだで、そのようになる」そうねと相手を理解するのが先だ。
子供が成績が悪くて、おそるおそるお母さんに「ごめんなさい」と言いながら渡
した時、そうだね、お前も辛かっただろうね。と認めて上げればいいのだ。

ところが「なぜ悪いか、判っているでしょう。お母さんは何も言わないけどね」
と言いながら、それからダダッと立て続けに2時間近く一方的に頭ごなしにまく
したてたりする。

女房がなかなかそうだと言わない。かって紀勢線に乗って夫婦で白浜に行った時
暫くしたら、ぐっすり寝込んでしまいました。新宮の手前で目を覚まして「あら
、海が奇麗ね、帰りには反対側の海側の席をとりましょうね」と言いました。そ
こで私が「そうだねえ。そうしょうな」と言えばいいのだが、つい「どうせ又寝
るんだろうから、どっちだっていいだろう」と言ってしまいます。こうやって、
人には講演してますが、なかなか自分ではうまくいかないものです。

今日は暖かいね。いや昨日より寒いんじゃないの。なぜか、そうねとというと、
自分が無くなるような気がする。無視されたような気がするからなかなか素直に
相手を認めようとしない。

2.「なるほど、なるほどで、なるようになる」なるほど、なるほどねえと言え
ばよいのだが、ともすればつい我々は三大いのちの喜ばない言葉を発してしまう
のだ。
「しかしねえ、だけどねえ、でもねえ」
しかしねえ、先生の話はそうだけど、しかしねえ、主人が変わればだけどねえ。
だけどねえ、おばあちゃんに会ってもらえばわかるわよねえ。
でもねえ、そうはならないわよ。
一つこれを禁句にしてもらいたい。

3.「結構、結構で結構になる」これが先祖の血を受けて、いろはのい、夫婦で
どう清めて奇麗にしていくかの方法です。

何年か前の歌会はじめにこんな歌がありました。斎藤さんという方です。
「野の中に 姿ゆたけき一樹あり 風も月日も 枝に抱きて」
これが夫婦であり、人生ではないかと思う。楽しい事ばかりではなく、苦しいこ
ともの辛いこともあるのが夫婦の世界だと思う。いろいろなものを私が背負うこ
とが次の世代が奇麗になるのだ。そんな思いを時々思い出してもらえればなあと
思うのです。

ある新聞に載った投書に出ていた「夫婦」という心暖たまる文章です。
「私はあと数日で、49回目の誕生日を迎える主婦です。主人は毎年いろんなプ
レゼントをしてくれますから、今度は何が欲しいか考えてと言われても、もう何
年も連れ添ってきたので、何も欲しいものもないので、ふざけておんぶしてよと
頼んでみましたら、ああいいよと、決して大きくない主人が笑いながら背を向け
て「安いもんだ、安いもんだ」と節をつけて歌うように、まるで赤ちゃんのよう
に私をおんぶして、ゆさぶりながら部屋の中をうろうろと歩き回ってくれました
。私は結婚して25年、これまでにおんぶをしてもらったたことは一度もありま
せん。
私をおぶってくれた主人の背中は、4年前私達の大切な息子を病気で亡くし、大
きな心の重荷を背負った背中なのです。そして今度の私の誕生日はその息子が2
4回目を迎える筈の日でもあるのです。私と息子は同じ誕生日なのです。
主人の背中から降ろされてから、涙が出てたまりませんでした。そんな私を見て
黙ってしまった主人も心の中ではきっと泣いていたのでしょうね。。もうすぐ来
るその息子の誕生日に今度は息子の分もおぶってねと頼んでみようかと思ってい
る今日この頃です」

何かこんな夫婦になれたらいいなあと、いろはのいを書く度に思い出して欲しい
と思うのです。

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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.03.29
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 5 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.5----
「戦略は大胆に、戦術は細心に」 高畑 傅
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戦略は大胆に、戦術は細心に、敵に勝つ策を練ると同時に、敵が負ける策も講じ
なければダメである。なぜなら敵は自分の思う通りには動かないものだからであ
る。常に局面の変化に応じて、臨機応変の手を打っていかねばならないのだ。

日本海海戦は勝つべくして勝っているのです。先ず旅順艦隊が旅順港に日本海軍
と同じ戦力だけいます。バルチック艦隊(日本艦隊と同じ戦力)が日本に向かっ
ているのです。戦略として絶対に日本は勝つと定めたのです。

バルチック艦隊が来て、旅順艦隊と合流すれば、日本艦隊は2倍の艦隊と戦うこ
とになります。
そのために、その時日本の取った戦術は、
@旅順艦隊は絶対に旅順港から出さない。
A海からの封鎖(広瀬中佐等による)を執拗に実行すること。
B乃木軍は旅順港の裏山(203高地)を奪取すること。そこから砲撃する。

また、やってくるバルチック艦隊(同戦力)に勝つには勝てる戦術が必要です。

そのためには、バルチック艦隊の通り道のインド洋からの各港にC無煙炭を無く
することです。

そこで三井等の商社がすべてを買い占めました。従って敵は泥炭しか手に入りま
せん。泥炭は重く、船は深く沈みます。煙を多く出すだけで、早く走れません。
長く航海するには積めるだけ積まなくては成りません。

一方東郷艦隊はD無煙炭を積み早く走れる。そして敵軍は泥炭で煙をもくもく上
げながらのろのろと進んで来ます。

それを発見すると更にE必要量だけの石炭を残し海に棄て、身軽に成って戦いに
臨むのです。

一袋の無煙炭を棄てる度に水兵は天丼一つと言いながら勿体なさそうに海に棄て
たそうです。

この段階で自信を持った東郷元帥がF全員を鼓舞する有名な「皇国の興廃この一
戦にあり、各員一層奮励努力せよ。本日天気晴朗なれども波高し」の訓令を旗艦
三笠のマスト上から発したのです。

勇気100倍の日本軍は堂々と敵艦隊に迫り、G90度旋回して敵軍に船腹を見
せて進んだのです。敵艦の一隻に対して、集中砲撃をするためです。
敵軍はこの時と大砲を打ち込みます。しかし日本艦に砲弾が当たっても平気なの
です。

それは船の鉄板が一番厚いところを出して(少ない無煙炭で軽くなり浮き上がっ
ている(船の下部は厚い)ので弾が当たっても問題ないのです。

驚いたのは敵軍、初めて戦う東洋の船は撃っても撃っても平気な船です。度肝を
抜かれたバルチック艦隊はもはやH戦意もなく、統制も効かなく成りました。

更に乱れた一隻ずつに日本艦は接近して、I清瀬火薬(油脂焼夷弾のように破壊
するのでなく付着して燃える弾丸)を使用して、敵軍艦に火をつけるのです。

敵艦は自艦の爆弾で自爆して沈むのです。戦意もなく、のろのろ逃げ回る敵艦、
戦意が高くて、素早く動き回る日本艦とでは戦争に成りません。
日本軍は以上10手を読んで海戦に臨んだのです。これはまさに勝つべくして勝
ったのです。成功するには、成功する戦略と10手程度の戦術が必要です。

中村 付記
日露戦争の時、その直前に海軍大学校で行なわれた学生教育、並びに臨時に艦艇
長、中堅幹部を集めて催された何回かの講習は、海上作戦の勝利に大きく貢献し
た。
教官には秋山真之がいた。彼は旅順口の封鎖や日本海海戦の研究を、学生と共に
図上演習や兵棋演習で繰り返し叩き込んだ。そして秋山自身が連合艦隊の作戦参
謀、主席参謀となり、また、彼の教えを受けた学生達が艦隊や戦隊の参謀として
海上に出たのである。

日本海海戦の完勝は、秋山の執筆した「連合艦隊戦策」を基準として、総員が画
一的な策戦思想で心を合わせて戦ったからこそ成し得た偉業である。

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発行■インプットアルファ http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/index.html
責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

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