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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.09.06
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 28 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.28---

幼稚園の卒園式 ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
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山田君は私の小学校以来の古い親友の一人である。
ある建築材料、ベニヤ板の製造販売会社の仙台支店長として、活躍していた。
ある日、一通の手紙がきました。日頃あまり文通がないので、珍しいな、何だろ
うと思いつつ、開いて見て、一読がく然とした。
冒頭一番にこう書いてあったのだ「中村、真理子が死んだ!」えっ何っ!私は思
わずそう叫んで、一瞬わが目を疑った。無理もない。

真理子ちゃんはまだ幼稚園の筈だどうして、いったい何があったんだ。急いで続
く文面に目を走らせた。
そこにはこまごまと、いきさつが述べられていた。それによると、彼女は幼稚園
の年長組でもうあと一月で小学校という可愛い盛りの一人娘である。
まさに目に入れても痛くないという元気一杯のお嬢ちゃんだった。

仙台へ転勤する前、東京にいた頃初の誕生祝いに呼ばれて行ったので、よく知っ
ている。
その子が高校生のバイクにはねられて、亡くなったとのことだ。
びっくりしてすぐにも飛んでいって慰めたかったのだが、当時どうしても行けな
かったので、とりあえずお悔やみの手紙と、香典を送った。勿論電話で慰めもし
た。

やがて四十九日に私は仙台に行き仏前に花を手向けてお参りした。
そこには可愛らしい写真と、一枚の短冊が捧げられていた。
彼から詳しく話を聞いた。真理子ちゃんはもうじき学校だととても楽しみにして
いたそうだ。
彼も人一倍子ぼんのうなものだから、赤いランドセルをはじめ洋服靴、帽子、机
と一式万端取り揃えていた。
真理子ちゃんも、毎日ランドセルを背負って「もうあと何日で学校だ」とはしゃ
ぎまわっていた。
その子があっという間に幼い命を失ったのだ。彼は呆然自失して、仕事も手につ
かず、落ち込んでいた。
そんなある日、幼稚園の先生がやってきて、「ぜひ、卒園式に出席してほしい」
と言われた。然し彼は「とんでもない。今、忘れよう忘れようとしている時に、
そんなところに行けるわけはない」と断わったそうだ。その日は先生も一応帰っ
たが、やがて数日後、再び訪ねてきて是非にと説得された。その時、彼ははっと
思った。

あれほど学校にいくのを楽しみにしていたが、その前に年少、年長と一緒に遊ん
だ友達とのお別れのこの卒園式も、待っていたのに違いない。よし出よう」と決
心した。
いよいよ卒園式当日がやってきた子供たちの中に、大人が一人座って、式がはじ
まった。
彼は膝の上に真理子ちゃんの写真を抱いて列席した。
やがて最後の終了証書授与のセレモニ―となり、一人一人園児の名前が呼ばれ、
それぞれ元気よく返事をして前に出て行った。
「山田真理子ちゃん!」「ハイ」彼も勿論返事をした。だがしかし立ち上がろう
としたが、どうしても、縛りつけられたように体が動かない。やがて、園長先生
が彼の席までやってきて「真理子ちゃん卒園証書ですよ。おめでとう」とそっと
写真の上に置いてくれました。
そのことを彼は一首の歌にして短冊にしたため、仏壇に供えてあったのです。

「子に代わり、卒園園児の名に答う、遺影持つ手に涙したたる」
その話を聞いた時、私は思わず山田君の肩を抱いて「山田、つらかったろう」と
言ったまま、慰める言葉もなくいつまでもいつまでも涙が止まりませんでした。

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[29]
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┠●┼┨ 発行/2000.09.13
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 29 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 Nov.29---
忘れられない私の大好きな言葉
ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
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もう30年位前の話です。当時私はある電鉄会社の助役さん達の、管理者教育
に行っていた。
ある日の研修で、「私の好きな言葉」というテ―マで3分間スピ―チをやってい
た時のことでした。
約20名位のメンバ―です。一人一人それぞれに、モット―だとか、信念だと
か話がつづいた。
やがて一番最後に、佐藤さんの順番が回ってきた。
静かに席を離れて前に立った佐藤さんは、一礼してやおら話し始めた。
「私は一番好きな、そして忘れられない言葉についてお話しします。それは、
泣かずにみんなで頑張ろうということです」
実は佐藤さんは、半年ほど前に奥さんを亡くしたばかりなのです。
若いうちから二人でマイホ―ムを持とうと決心して、お互いに、共稼ぎで一生懸
命に働きました。
二人の女の子もできて、幸せな毎日を過ごしておりました。
ようやく待望の家も目鼻がつき、あともうひと月足らずで出来上がるという時に
なって、奥さんが長い間の無理がたたって、体をこわして、急に亡くなってしま
ったの
です。佐藤さんはがっかりして、体中の力がすっかり抜けてしまい、毎日落ち込
んでいました。
いつも奥さんの仏壇の前で「どうして、死んだんだ。家もやっと出来て、これ
から親子4人で楽しくやっていこうと、話し合っていたじゃないか。それなのに
なぜ僕達だけ残して行ってしまったのだ」と男泣きに泣いておりました。
そこへ小3の長女の裕美ちゃんがやってきて、「パパもう泣かないで」と言い
ました。
「なんだ、裕美、お前はママが死んでも悲しくないのか」
「悲しいわ、でも私は泣かないわ」
「なぜ泣かないのだ」と聞きましたら「だって私お姉ちゃんよ、裕美が泣いたら
まだ幼稚園の睦美はどうなるの。だから泣かないの。パパ、泣かずに皆で頑張ろ
うよ。」
その瞬間、佐藤さんは頭をガ―ンと殴られたような気がしました。そうだ、裕美
の言う通りだ、いつまでも、父親がメソメソしていたら、この子供達はどうなる
んだ。
「よし、パパが悪かった。これからは泣かないで、皆で頑張ろう」「うん、みん
なで頑張ろうよ」
これが佐藤さんの、裕美ちゃんから教えられた、大好きなそして忘れられない言
葉でした。
聞いていた私達は、ジ―ンときて思わず拍手しながら、「佐藤さん、辛いだろう
が子供さんの為にも、泣かないで頑張ろうよ」と心から励ましたのでした。

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[30]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.09.20
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 30 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 vol.30---

温度差、対比の中に面白味がある 4/12(土)テレビ寺子屋 中山 靖雄先生
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三男合格通知の日、薄い一通の速達が着いた。合格なら入学手続きの書類がくる
筈。つまり不合格らしい。子供はがっかりして自分の部屋に閉じこもってしまっ
た。夫婦はおろおろ。お前が開けてみろ。お父さんが開けてみてよ。いや、やっ
ぱり人のものを開けるわけにはいかんからとりあえず仏壇にお供えしておこう。

暫くして、又郵便屋さんがやってきた。「これもこちらでいいのですね」自宅と
事務所と同じ住所なのだ。なんと厚い封筒だ。つまり入学手続き用紙だ。すると
さっきのは、合格通知だ。「ワ―イやったぜ、ベイビ―!」息子も飛び出して来
て家中あげて大喜び。てっきりだめだと思い込んでいただけに、喜びも倍増。
なんと神様は味なことをなさるのでしょう。

長男が中三の時、学校から、お宅の息子さんがタバコを吸ったので補導してい
る。すぐ来てほしいとの電話がかかった。
びっくりして飛んで行った。ショックだった。つねづね、子供の非行は親の責
任だと言ってるのに、困ったことになったと思った。しょんぼり立っていた。
わけを聞いたら、友達がトイレの中で吸ってるので、僕はタバコを持って見張り
をしていた。友達は逃げたが、逃げなかったのでつかまった。そうか、それでお
前は友達の名前は言わなかったんだな。勿論、言わなかった。

そうかそれはよかった。お父さんはそんな男が好きだよ。それじゃお前は吸って
いないんだな。いや先に吸いました。なんだ、それじゃやっぱりお前も悪い。
肩を組みながら帰ったのがよかった。

翌日丸坊主になってきた。どうしたのだ。いや、お父さんに悪かったと思ったか
らです。ごめんなさい。よしわかった。すぐ自分も丸坊主になって二人で校長先
生と担任の先生の所に行って、こんな子供にしたのは、父親の責任です。二人で
頭を丸めてきました。どうぞ許してください、と謝りました。

ところが誤算がありました。子供の髪はすぐ伸びましたが、50を過ぎた私はな
か伸びないで苦労しました。つまようじを束ねたもので、刺激を与えたらと血が
にじむほどやりましたが、元に戻るまでには、かなり時間がかかりました。

[自覚をしているものを叱るのは罪悪だ]

どうも私達は傷口に塩をつけて、こすってどうだ痛いだろう、というようにやっ
ていないだろうか。

その長男が今、私がやっている障害児のためのボランティア活動を一緒にやって
いる。ある日カラオケで歌わなければいけないとなったので、マイウェイをやる
ことにした。その時、息子がおやじ助けるからなと飛んできた。歌の真ん中あた
りで私がアドリブで「私には愛するお前があるから」と歌った。

やがて次のところで息子が、もう1本のマイクをとって「僕には尊敬するお父さ
んがいるから」と歌った。そして暫くしてバァッと舞台の上に突っぷして、ワァ
ッと大声を上げて泣きだした。私もたまらずに一緒に泣きだした。みんな事情を
知ってる人ばかりだから、会場のみんなが一斉に泣きだした。

[ことがあるから、ありがたい][ことがなくなると、ことぎれる]
[時は今、処(ところ)は足元]

現在30才の人が仮に70才で亡くなったとする。40年たって死ぬのではない
。40年間、毎日毎日死に続けているのだ。丁度砂時計の最後の一粒が無くなっ
た時、本当に死んだことになる。つまり生きるとは今しかないのだ。まさに現在
のひととき、ひとときがどんなに大事なことかを考えるべきだ。

[大事なものは失くしてみて始めてわかる]
給食のおばさん達に講演していた時、ある人が質問した。先生はきれいごとばか
りだ。私達が一生懸命に働いてるのに、亭主がぐでんぐでんに酔っ払って、臭い
息を吐いて帰ってきた時など、そんなきれいごとで優しく迎えることなんかでき
っこない。と言った。どうわかって貰えるかなと考えていたら、一番後の人がい
いですかと発言した。

それでもお宅は帰ってくる人がいるから幸せです。私は3人の子供を残されて夫
を交通事故でなくしました。一時途方にくれましたが、子供の先生の口利きでや
っと現在の給食の仕事をさせて頂くことになりました。でも馴れなくてへまばか
りして、よく怒られます。そんな時帰ってきて、主人の位牌を取り出して、どう
して私達を残して早く死んでしまったの、と泣きます。

[しあわせを感じたものだけがしあわせなのだ]
[愛とは気づきだ][気づけたことが幸せだ]
[これをやったら子は育つということはない。こういう土壌の中で子は育つ。親
が変わらなければ子は育たない]

中2の子供が書いてきた一つの詩がある。
明日の朝ごはんは、あさりのみそ汁だ。今朝からお母さんが泥を吐かせている。
汚い泥を吐き出すあさりを見ると、今の自分が情けなくなる。自分も一日水に漬
かると少しは奇麗になれるかな。

[すなおな自分に、ごめんなさい。すなおになれない自分にごめんなさい]

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[31]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2000.09.27
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 31 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 vol.31---

[誕生日の意味するもの] ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
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誰にでも誕生日がある。子供の頃、ケ―キに年の数だけ、ロ―ソクをたてて火を
つけて、家族からハッピ―バ―スディ―のお祝いのコ―ルと共に、一息に吹き消
した楽しい思い出をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
誕生日プレゼントも嬉しいものです。

私は現在約1000人の皆さんの誕生日をファイルしてあり、その都度、ハッピ
―コ―ルを電話でお送りしてます。大変喜んで頂く場合が多いです。
ただ単にお祝いだけでなく、ご無沙汰のお詫びやら近況をお互いにやりとりしま
す。お元気なお声が聞けて、とても有意義です。

ところが一般に、誕生日とは単純にみんながおめでとうと祝ってくれるものだと
思っているようですが、実はもっと深い意味がこめられているのです。
「諸人よ(もろびと)よ、思い知れかしわが誕生の日は、母苦難の日」
私達はこの世に自然に生まれてきて、自分一人で大きくなったと単純に思ってい
る人がたくさんいますが、実はそうではありません。お母さんがあなたを産んだ
時は、俗に額に米粒を載せておくと、そのお米が煮えると言われる位に大変な思
いをして下さったのです。お産とはまさに生きるか死ぬかの大変なことなのです

そして日夜を分かたずにいろんなご苦労をして、大きく育てて下さったから、今
日があるのです。従って誕生日とは皆さんがおめでとうと祝って下さったことに
対しては、素直に有難うとお礼を言うのは当然ですが、それと同時に、このすば
らしい世の中に生み出して、今日まで育てて下さった、お母さんに心から厚くお
礼を申し上げて、感謝を捧げる日です。必ず、お母さんにプレゼントをする日な
のです。

そこでさらに、よく女性の方がもうこんなに年をとって、恥ずかしいと隠す人が
いますが、とんでもないことだと思います。
かって、映画評論家の小森のおばちゃまが、TVでこんなことを言っておられま
した。
ある時、24才の若いフランスの女優さんのインタビュ―をした時に、「あなた
はとても若くて、お美しくて羨ましい。私はもうこんなに年をとってしまって恥
ずかしい」と言ったそうです。そうしたらその女優さんが「何をおっしゃるので
すか。あなたはそんなに長い年月の生命と、すばらしい人生経験を神様から頂い
ているではありませんか。感謝こそすれ、恥ずかしいなんていったらバチがあた
りますよ。私こそまだこんな若輩で、人生経験が浅くて、あなたが羨ましい位で
す。」と言ったそうです。それを聞いて、大変恥ずかしくなり、以来堂々と胸を
張って、ご自分のお年を言っているそうです。私も全くその通りだと思います。

誕生日とは日頃忘れている親のご恩を、自分のこの世に生まれでた記念日には、
せめて思い出して、有難うと感謝する日だと思います。
どうかそんな意味で今年から、自分の誕生日には、改めて親孝行をして下さい。
ぜひ実行して下さい。お願いします。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.31

発行■インプットアルファ http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/index.html
責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

Copyright(C) 2000 Toyohide Nakamura All rights reserved. 無断転載禁止
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