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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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[臨] [50] [51] [52] [53]  2001年 2月発行分    

[49+1]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.02.01
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【臨時お詫び】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。
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【お詫び】
手違いで49号を2度発信してしまいました。ご迷惑をかけました。
お詫びだけでは何なので、
ニフティのパティオに送られてきた言葉を添えます。
なお、今回の原稿内容は中村先生のものではありませんのでご了承願います。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 vol.49a--
しつけの三原則 森 信三
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今日の一日一語はしつけの三原則ですが、森先生がどうしてこの三つを言われ
るかを知っている人は少ないと思うのでそれに触れた文章をアップします。

森 信三 先生 一日一語
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しつけの三大原則
一、朝のあいさつをする子に。
それには先ず親の方からさそい水を出す。
二、「ハイ」とはっきり返事のできる子に。
それには母親が、主人に呼ばれたら必ず「ハイ」と返事をすること。
三、席を立ったら 必ずイスを入れ、ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に

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躾の三原則は、そのかみ私が全国行脚によって感得したものですが、これは日
本の旧家に伝わる共通した躾を原則的に要約結集せしめたもので、これを私が
三つに押さえたまでです。この三原則についていつか学問的な解明を試みたい
と思いながら、そのままになっていますが、それにはまず心身総則を根底に置
きその上に型としての「躾」の意義を説き、次にここの原則について解明する必
要がありましょう。要するに躾によって観念と行為とが結合する人間としての
基本的骨格が出来るわけですね。随って躾は民族によって異なると共に、共通
した項も多いと思われます。「朝のアイサツ」は人間の呼応関係における
「呼びかけ」の開始であり、「ハイ」という返事は、それに対する「応答」で
あり、かくして生命の初歩的循環が出来うるのです。「履物」のしつけに至っ
ては、行為のしめくくりであると共に次の一歩への出発の準備となるわけで、
いわば二重の意味があるわけです。

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[50]
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┠●┼┨ 発行/2001.02.07
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 50 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2000 vol.50---
講演2題 ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
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[ 思いが全ての出発点 ]

以前ある講演会で講師の方が「今自分の前に講演台が欲しいなあと思い、家具屋
もこんな講演台があったら売れるなあ、と思ったから今ここに講演台があるので
す」という話をしてくれました。それにちなんで、ふとある本で読んだことを思
い出しましたので、書いてみました。

松下幸之助氏が生前、講演会で「ダム経営」の話をされた時のこと。
聴講者から「ダム経営をするためにはどうすればいいのか」と質問があった。
それに対して「それが分かりませんのや。でも、思わなければそうなりませんな
あ」と答えたという。

会場からは「なんだぁ―」という軽蔑にも似た笑い声が起きたそうだが、その会
場の中でただ一人「そうか、まず思うことなんだ」と思った人がいた。
その人こそ、京セラの稲盛和夫氏であったという。

同じ話を聞いて「なあんだ、馬鹿々々しい」と思った人と「思うことが答えなの
だ」と真理を掴めた人の違いとは一体何だろう。成功する人というのは、先入観
を捨てて、白紙の状態で相手の話に耳を傾けられる素直な心があるのではないだ
ろうか。

たしかに、思っただけでは物事は実現しないが、同時に、思わなければ絶対に実
現しないというのも事実で、そのことを私たちは経験則から知っている。

「まず思うこと」によってレ―ルが敷かれるのだと思う。敗者は思いの段階によ
ってすでに敗北していることになる。まずはじめに思いありきで、そこから工夫
が生まれ、知恵が涌いてきて、成功へと導かれるのだと思う。

常にアンテナを張り巡らせていて、どんな些細なことにでも、ハッと気づくこと
が大事だということを、忘れないで欲しいものである。

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[YES or NO]

かって、福沢諭吉の伝記を読んだ時、次ぎのようなエピソ―ドあったことを想い
出しました。

慶応での卒業式にあたり、福沢諭吉が訓辞を述べた時の一駒です。
「諸君、いよいよ社会人として学窓を巣立つに当たり、一言贈りたい。
およそ男子たるものは、人から意見を求められた時は、いかなる場合でも即座に
YESか、NOか、暫く時間を欲しい、の三つの内どれかを決断して、断固とし
て言わなければならない。いいか諸君!明日からやれるか、どうだ!」と壇上か
ら問いかけた。

その瞬間、「イエ―ス!」と割れんばかりの大声を出して、一番後ろの席から右
手を挙げて立ち上がった学生がいた。今の今、人から問いかけられたら、即座に
堂々と返事をしなければと言われたばかりなのに、ほかの学生は誰一人として
答えなかった。

福沢は「君の名は何という」「はい、池田成彬と申します」
「よ―し、わかった」

爾来、福沢は彼に大いに嘱目したそうです。果たせるかな、くだんの学生は有名
な財界人として成功しました。

このエピソ―ドからも、学んだことを、即実行することが本当に役に立つように
との心を込めて教えたのではないかと、私は思います。

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[51]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.02.14
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 51 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.51---
[記録映画越後奥三面(オクミオモテ)]
ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
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「記録映画/越後奥三面を見て」

昨日、私は佐々木将人先生の神明塾で「日本人の和と心を学ぶ会」に出席して参
りました。丁度昼過ぎで、ぼたん雪が降ってきて、見る見るうちに真っ白になり
ました。

その時、佐々木先生が
「欲ふかき 人の心と 降る雪は 積もり積もって 道を忘れる」とおっしゃい
ましたが、まさにグッドタイミングなお言葉で、感心し、同時になるほどなと大
いに勉強になりました。

記録映画「越後 奥三面(おくみおもて)」―山に生かされた日々―という2時
間の映画を見て、その後、お話がありました。

新潟県の北部、山形県との県境にある朝日連峰の懐深くに位置する奥三面。平家
の落人伝説を持ち、また縄文遺跡も残る歴史の古い山村がダムの湖底に沈む。
この映画は山の自然に見事に対応した奥三面の人々の生活を、四季を通じて追い
ダム建設による閉村を前にした人々の思いを綴った長編映画です。

ものすごい大雪の冬から始まって、春、夏、秋、そして又やってくる冬に備えて
の、一年間の絶え間無く、次ぎから次ぎへと41世帯の農作業を、克明に描写し
てます。夫婦、親子みんなの協力がなければ、到底為し得ない作業を見て、しみ
じみと家族の役割、分担、暖かさを感じさせられるいい映画でした。

そして大事なことは、何をするにも、その前と後に必ず神様やご先祖様に、敬虔
な祈りを捧げる、様々な行事がたくさんあります。又、部落全員の協力でやる作
業もたくさんあります。

近くにある縄文遺跡の記録もVTRで紹介されましたが、奇しくもその生活環境
条件などがよく似ているのです。考えてみれば人間ですから、自然に対応して生
活していくのには、やはりそうなるのは当たり前かも知れません。

とにあれ、私は上海で生まれ育って、戦後引き揚げて来てから、1年長崎にいて
22年に上京してから、16年間東京、38年からずっと横浜に住んでますので
農村の実際の生活を知りませんでした。勿論、今までに映画、TV、本等を通じ
ての断片的な知識としては持ってるつもりでした。

然しこの映画を見たことによって、厳しい自然の中で、米、麦、粟、稗、野菜を
作り、山菜を採りに1か月家族で別の所で小屋に住み、魚や熊を獲るための罠を
作る努力。焼き畑農業の実際。その他書き尽くせないほどの多くのものを知るこ
とができました。

更に、これを前編として、後編はやがて、奥三面を出てからの各家族の筆舌に尽
くし難い苦労の数々があるらしいのです。この映画の上映のきっかけを作って下
さった、自然住宅研究家の相根(さがね)氏によると「感動で涙いっぱい、胸い
っぱいになりました。ハンカチではなくタオルを用意して下さい」と言っておら
れました。いずれその映写会もあると思います。その時はまた是非見たいと思っ
てます。

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[52]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.02.21
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 52 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.52---
「先生との出会い」 テレビ寺子屋 吉岡たすく先生
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山梨の85歳になられる女性の方からのお手紙です。
もう50数年前のことです。戦時中のことでした。すでに3年前に亡くなられた
ご主人が召集されて、静岡の連隊で訓練を受け、いよいよ戦地に向かうというこ
とで、最後の別れということで、静岡のある駅を何日に立つからという連絡があ
りました。とるものも取りあえず、2人の幼子を連れて山梨から静岡に向かいま
した。
今でこそ山梨、静岡というと、隣りの県だから何でもないと思うかも知れません
が、戦時中の物資不足で、交通機関も不十分な状態の中で散々苦労していらっし
ゃったそうです。その時見ず知らずの方に、大変お世話になったのですが、どさ
くさでいつしかそのままになってしまいましたが、そのご恩は片時もわすれるこ
とはありませんでした。その方に数年前にお目にかかることができたそうです。
85歳になるけれど、そのことは死ぬまで忘れることはできません。

人間は必ずしも、長い間おつきあいしたから、云々というわけではなく、たった
一度の出会い、たった一言言われたことが、一生忘れられないことや、それによ
って人生が変わったということも往々にしてあるのです。まさに一瞬の出会いで
運命が変わるといっても過言ではありません。
例えてみれば、先生との出会いがそれに当たるのではないでしょうか。長い人生
の中で、たった1年間教えて頂いたこともごく短い期間といってもいいでしょう
その時のたった一言がいつまでも心に残って、いまだに忘れられない。

中2の時、「よ―し一つ心を入れ替えて、頑張ろう」と発奮して夢中になって勉
強に励んだ。おかげで予想外にいい結果が出て、発表を楽しみにまっていた。
ところが答案用紙を先生が一人一人に返しながら、「誰々、よくやったな」「誰
々、何点だったぞ」と配ってくれながら、吉岡先生のところに来た時「お前、こ
れ本当に自分でやったのか」と言われたそうです。その瞬間「何をっ」と思った
そうです。口惜しくて口惜しくて、その答案用紙をビリビリに引き裂いて帰った
今でもあの一言が忘れられません。グサッときた一言でした。

吉岡先生は3歳の時、お母さんを亡くし、続いてお父さんが出ていって、親戚の
家に転々と預けられ、小学校は、1年ごとに転校していたそうです。だんだん慣
れてきて、先生が紹介してくれた時、よろしくと言って、「先生僕の席どこです
か」と聞くタイプでした。余り先生にはよく思われてなく、先生が嫌いな子供だ
ったようです。
小学校4年の時、夏学校全部で1週間毎日電車で海水浴に行ってた頃の話です。
4日目に少しお腹が痛かったのだが、1年に一回だからとでかけました。ところ
が、海で冷えたのか、帰りの電車の中で、とうとう大のほうをお漏らししてしま
いました。臭いのを友達に知られたら恥ずかしいので、さりげなく電車の一番端
っこに行って、黙って立っていました。

やがておかしいなと思った先生が近づいてきて、事情を察したらしく、車掌にこ
の子の親戚に急用ができたと言って、大和川という駅で、臨時停車をしてもらい
ました。そして、さあ降りようと二人だけ下車しました。やがて電車が行ってし
まったら、「さあ、行こう」と川っぷちまで降りていき、「辛かったろう。さあ
脱いで洗おう」と言って、先生がパンツを洗ってくれました。ズボンも汚れてい
たので、全部洗って河原に竹を立てて乾かしてくれました。

そして、川上から桃が流れてきたら、二人で食べようなと言ってくれました。思
わず小さな声で、「先生、すみません。ありがとう」と言いました。やがて河原
に二人で寝転んで、「先生も、子供の時、同じことがあったんだ。あの時は辛か
ったなあ。それを思い出したんだ」といろいろと話してくれました。そうしたら
、吉岡先生もいろいろと自分のことを初めて話しました。

「そうだったのか、通信簿を見ると毎年学校を変わってるので、何かあるなと思
っていたが苦労したのだな」と言ってくれました。
その先生のことは今でも忘れることはできません。もう亡くなったのですが、ず
うっとあとまで、名前を覚えていて下さってたそうです。

それが吉岡先生が小学校の先生になろうと決心した動機です。そしてそのお返し
が私の務めです。たった一言が一生を決めることにもなる。
つくづくと、人間の出会いを考えさせられるお話でした。
それを1年の時から下手だ下手だと言われてる内に自分は下手だと思い込まされ
てしまったのだ。教師として反省しなければと思った。

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[53]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.02.28
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 53 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。

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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.53---
テレビ寺子屋 「許して、忘れる」 幼児評論家 はやし浩司先生
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可愛らしいぬいぐるみを見た時に、「可愛いい」と頬を寄せてくる幼児は、将来
父性、母性を持った心豊かな人間になると思う。小学校3年の子供の8割は縫い
ぐるみを持っている。中には反対にキックするような子供もいる。でもそんな子
供は一寸問題がある場合があるようで心配だ。

男の子供がぬいぐるみなんてというのは、一種の偏見だ。そんなところから父親
の子育てに対しての無関心ということにつながるのかも知れない。
与え方にも問題がある。デパ―トで買ってそのままポイと投げ与えるというよう
なことだはいけない。親も一緒になって可愛がり方を教えてあげてほしい。その
ようにして親の愛をたっぷりと受けて育った子供には、問題児になるようなこと
はない。

少し前にバイクで事故を起こして、足の腱をぶって、3,4日全く動けなかった
時のことだが、自転車に乗ってすいすい走っている人を見たが、ああ、あんな風
に足を動かしているんだなあと、しみじみ思った。

「普通」の価値を賢明な人は、普通の時に気がつき、そうでない人は無くした時
にやっと気がつく。
子供の良さもそれと同じようなものだ。
私には3人の男の子供を持ってますが、15年前、そのうちの長男、次男を危う
く死に至らしめるような事件にぶっかった。毎年家族で浜名湖にボ―トを出して
、のんびりと過ごしていた。その時も家内と子供3人ででかけて、遠浅のところ
に錨を降ろして、家内と二人で寝っ転がっていました。突然、3才の三男が「大
変だ、お兄ちゃん達が見えない」と大声で叫ぶのに、びっくりして跳ね起きたら
、小学3年の長男と、年長組の次男とが溺れているのです。浜名湖というのは怖
いのです。表面は静かなのですが、底はかなり急な流れが川のように流れている
のです。それを知らなかったのです。
慌てて飛び込んで近いところにいた長男を救い上げて、家内に渡しながら見回し
たら、次男は既に40メ―タ―ほど流されているのです。次男は全然泳げないの
で、とっさに私はボ―トに這い上がりました。急いで錨を上げようとしたら、何
とボ―ト自身も流されて錨綱が20メ―タほど伸び切っているのです。慌てて手
繰り寄せるのですが、なかなか上がってこないのです。もう駄目だと思って「誰
か助けてくれ―」と夢中になって叫んでいました。その時正に奇跡が起こったの
です。
広い浜名湖の真ん中で、一人だけ釣りをしていた人がいたのです。その人が飛び
込んでまるでモ―タ―ボ―トのようなスピ―ドで見る見るうちに泳いで行って、
次男を助けて下さったのです。後からお聞きしましたらかって国体の水泳の選手
だったそうです。本当に嬉しかったです。次男はそれから、中学、高校の卒業式
に、必ずお礼のご挨拶にお伺いしてます。

その時から私の子育てに対しての考え方がガラッと変わりました。特にこの次男
に関しては、何があっても生きていればそれでいいんだ。それ以来浜名湖には1
回も行ってません。本当にこわかったのです。

この子が花粉症で2,3月になったら、不登校になり週に1回行くか、行かない
かという状態になったのですが、生きてるだけで十分だと思えるようになりまし
た。中2になったら、受験勉強なんて下らないなんて言いだして、女房は慌てた
が、私はいいんだ、と慰めました。
昔から「上見てきりなし、下見てきりなし」と言われてますが、心がけ次第でど
うにでもなるのです。そう考えたら、大抵のことが、なんとか乗り切ることがで
きるものです。
下から見るのです。生きてるという原流から見るのです。

愛しているということもいろいろとあります。溺愛というのは、自分と子供との
間の壁を無くすことなのです。又、代償的な愛というのもあります。スト―カと
か、愛もどきの愛というのもあります。自分のために相手を愛する。

愛とは何ぞやということで悩んだことがあります。私はオ―ストラリアで学生生
活を送ったのですが、友人に相談したことがありました。すると友人が教えてく
れました。「forgive and forget」訳したら「許して、忘れ
る」ということです。
皆さんもきっと今までに、許して貰いたい人が一杯いるでしょう。
同時に又、許してあげたい人も一杯いるのではないですか。
実は親子もそうです。forgive(許す)とは与えるためという意味です。
forget(忘れる)ということは、得るためという意味です。
では一体、何を与えるためなのか、又何を得るためなのか。それは愛です。
どうしょうもない、どう転んでもお前を心から愛すということです。

溺愛。あるお母さんが小6の息子が学校の修学旅行で、2日間留守にしたら、心
配で心配で泣き明かしたと言う話があります。まさに溺愛です。

一方、スト―カ―的に愛してるということもあります。つまり相手が迷惑してい
るのに全然気がつかずに、ただ次分だけの都合で一方的に押しつけの形になると
いうことです。

あるお母さんが4才の男の子を私の所に連れてきました。そうしたらその子が何
と直立不動の姿勢で、「僕は〇〇です。どうぞよろしくお願いします」とあいさ
つをするのです。私は「ははあ、これはお母さんからやらされてるな」と思いま
したので、「はあ、よろしくね」と返しました。そうしたら、あとでそのお母さ
んがそれが不満だったらしく、私に対して「先生、うちの子供がきちんと挨拶し
ているのにそれは失礼ではないですか。ちゃんとした挨拶を返して下さい」と言
われるのです。

私はこれは愛もどきの愛だと思います。スト―カ―的に逃げる人を自分勝手に追
いかけて、相手が迷惑しているのを考えない。得てして自分の子供ににもしやす
いのだ。ゆがんでいるけれど、本人は誤解しているのだ。自慢をしたりする。
ある中学で、先生がお母さん方に「皆さんは、子供が汚したシャツをどうします
か」と聞いたら、「私は、とてもいとおしくて頬ずりします」と答えたそうです

私は「forgive and forget」を聖書の中にある言葉ではない
かと思い、ニュ―ジランドの宣教師に聞いてみましたら、「その通りです」と言
われました。

もし、みんなが「forgive and forget」の気持ちになっても
らったら、ほんとにこの世の中がすばらしいものになると思います。だがなかな
かできないとすぐ言われますが、だけど、自分の子供にはすぐできるのです。
そもそも問題のない子供はいないのです。子育てとは常にイライラするようない
ろんなことが起きるのです。それを「許して、忘れる」という広く、且つ深い度
量の持ち主になって貰いたいのです。

あまり愛、愛というと日本では誤解されやすいのですが、もし迷ったら生きてる
という原流からするようにしたらいいと思う。やがてトンネルの向こうに光が見
えるようになる。

最後に何だ間だといっても、自分が今まで、どの位ご両親や、先生や、その他多
くの人から「許して、忘れて貰って」育ってきたかを考えて見てほしい。
ならば自分もただガミガミ言うのではなく、「許して、忘れろ」という本当の愛
の気持ちを忘れずに、大きな寛容の心で接してほしいのです。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.53

発行■インプットアルファ http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/index.html
責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

Copyright(C) 2000-2001 Toyohide Nakamura All rights reserved. 無断転載禁
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