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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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┠●┼┨ 発行/2001.08.01
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 75 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。
----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.75---
テレビ寺子屋「生かされるいのち」
伊勢青少年研修センタ― 所長 中山 靖雄先生
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人の生命は、宇宙の創造を司る宇宙霊(神佛)と一体である。そして人の心は、
その宇宙霊の力を、自己の生命の中へ思うがままに受け入れ能う働きをもつ。
(統一箴言)
今日はそれにちなんだ話題をお送りします。中村豊秀
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一年前、石川県の小松空港の東京行き最終便に乗ろうとして、荷物も預けたので
すが、どうも乗りたくないと思ったのです。然し、もう荷物も預けているし、今
さらキャンセルすると、折角積んだのを又降ろすというご迷惑をかけるので、ど
うしょうかと迷っておりました。いよいよ出発時間が迫り、乗客も殆ど乗りこん
で、とうとう私一人になりました。どうぞと言われたのですが、一歩踏み出して
みて、依然として、どうしても乗る気がしないので、止むを得ず、迷惑を承知で
中止することに決めて、申し訳ないがと、折角積み込んだ荷物を降ろしてもらい
、航空券をキャンセルしてるその時、ドドドッときて倒れました。いわゆる脳梗
塞の発作です。

やがて、救急車で運ばれた先の、小松の中央病院のお医者さんが、幸いにもテレ
ビ寺子屋をご覧になっておられた方で、私をご存じでしたので、とても親切に、
且つ、テキパキと対応処置をして下さいましたので、本当に助かりました。その
時「あんた乗るのを中止してよかったね。もし、飛行機の中で発作がおきていた
ら、飛行機よりも、もっともっと高い所に行って、帰ってこられなかったかも知
れない」と言われました。

私の家に、ご両親を亡くされて、うちで引き取り長女同様にして、もう20数年
一緒に暮らしている娘さんがおりますが、たまたまそのお兄さんが金沢にいて、
すぐとんできてくれて、一生懸命私の足の裏を叩いてくれました。脳梗塞とか、
血管が詰まった時には、非常に効果があるそうです。お陰でどうやら軽症ですん
で、今こうやって元気にやってますが、皆さんも、もし今後そんなことがあった
ら、ぜひお試しになって下さい。

又、私に遠隔治療の念を送って下さる先生がいらっしゃるのですが、その方の指
導をたった1回受けた女の方が、たまたま近くにいらっしゃって、連絡を受けて
パンツからパジャマ、その他の入院に関するものを一切揃えて、駆けつけてくれ
ました。
そして病床で、私の名前を見て、「もしかして、伊勢の中山靖雄先生でしょうか
」と聞かれるので、「はい、そうです」と答えると、気を付けをして「私の為に
、ここで倒れて下さって、有難うございました」と言うんです。私はあんまりい
い気持ちがしないのし、その意味がわかりませんでしたので「なぜですか」と聞
きましたら「実は、数年前に伊勢の皇大神宮に行った時、もっと伊勢のことを知
りたいと思い、係の人に尋ねたら、それでは中山先生にお聞きになったらと教え
られたのですが、どうしても時間がなくて、そのままになってたのです。それが
何かのご縁でこうなったので、ここでお話しが聞けると思ってよかったと思いま
す」とおっしゃるので、納得がいきました。それから何と毎朝午前3時半に、白
山神社に行ってお水を汲んできて下さいました。有難いことでした。こういうこ
とを考えますと、何か神様というものがいるのではないかと思うわけです。

丁度その日、女房が私の代理で名古屋の知人のお葬式に出ていたんですが、私が
倒れたという連絡がいったので、とるものも取りあえず、そのまますぐに、あわ
てて喪服のまま駆けつけました。そうしたら看護婦さんがびっくりして「お宅の
方は、本当に準備がいいので驚きました」と笑われました。

今だからこそ、笑い話しとして話してますが、そんなわけで、多くの皆さんのお
陰様で、神様が、お前はまだ役に立つことがあると思われて、帰して下さったと
心から感謝しております。やはりいわゆる虫の知らせとでもいいますか、第六感
というものはあるのですね。予感というか、何かふっと常識では考えられないこ
とが起こることもあるのだなと、しみじみ感じました。

伊勢のお正月というと、毎年何十万という人が、初詣でにいらっしゃいます。な
ぜあれ、初詣でにいらっしゃるのでしょうか。その時、ものすごい願掛けという
人は余りいらっしゃらないと思います。中には、今年こそジャンボ宝くじの一等
に当たりますようにとかを、100円のお賽銭でやってる人もいると思いますが
。何かお参りしてた方が何となく安心ということでしょうか。

さて、人間はどこで授かるのでしょうか。殆どは寝室だと思います。いや、うち
は応接間のソファ―だったという方も、おられるかも知れませんが。
そして子宮で育ち、月満ちた時は産道を通り、生まれる直前に陣痛を伴い出産す
るわけですが、言霊から言えば、寝室は神室で神の部屋となり、子宮は文字通り
子供のお宮さんです。産道はお参りする参道で陣痛は神様の通り道の神通です。
生まれてくるのは、本人は勿論何も知らないが、人間が全く無意識のうちに通っ
てきた、ということを、細胞とか遺伝子とか、目に見えないものがいざなって、
初詣でになっているのではないかと思うのです。そうすると、人間が生きていく
時に必要なものが、どっかにあるのではないか。それを探すのが人生だと思うの
です。

みんな何かいいことをしたいとしたいと思っているのだが、それを実行するのに
勇気がいる時代になったのだと思うのです。

女という字の変化を見ると人の一生がわかる気がします。女に生まれて良かった
なと思ったのが、娘であり、女が家に入ると嫁になり、女が古くなると姑になり
、やがて額に波がよってきたら、婆さんになる。人生は早いものです。若い人か
らみるとそう思わないかも知れないが、長いと思うのは、30代の半分くらいま
でで、40過ぎると加速度がつき、50過ぎると落下傘が開かずに落ちるような
ものだ。親を選んで生まれてきた人は一人もいない。夫も選べない。いや3人も
お見合いをして選んだというかも知れないが、先方が気に入ってくれなかったら
、駄目だったかも知れない。お姑さんも、子供も、孫も選べない。こんなことで
人生はスタ―トするのです。
そして人生には三つのパタ―ンがあると思う。
生まれた時は幸せで、いい夫と結婚した。子供もいい子に恵まれた。お姑さんに
も恵まれた。孫も良かったという、いつもニコニコの人生もありましょう。
反対に生まれた時はよかったが、結婚した相手が悪かった。然し子供は良い子に
恵まれた。ところが孫は父ちゃんにそっくりだったという、いつもブツブツの人
生もある。
いい時はニコニコで、悪い時はブツブツのニコブツ人生が一般ではないだろうか

「今ここで、起こりしことは、すべてみな、み親の愛の、仕込みなりけり」

いやでも会わねばならぬ人もいる。都合のいい出会いも、都合の悪い出会いも世
の中にはたくさんある。その中で努力していくことが人生だと思います。

私どもで、毎年、沖縄、岐阜、福島、北海道で重度の障害者を招いて、一般人と
一緒にキャンプ大会をするのですが、数年前に沖縄での、一人の娘さんのことを
お話ししましょう。

それは洋子ちゃんという17才で、車椅子で、おしめが外せないという状態の女
の子です。ある年の沖縄でのキャンプの時でした。丁度七夕の時でしたので、私
が車椅子を押しながら、「洋子ちゃんも、何か願い事があったら、言ってごらん
。私が短冊に書いて吊るしてあげるから」と言いましたら、「別に何もない」と
言うので、「そんなこと言わないで、みんなも空を飛んで沖縄に来てみたいとか
、海をずっと潜ったまま、どっかに行きたいとか夢のようなことを書いてるのだ
よ。だから洋子ちゃんも、手足を自由に使って走れたいとか、願いごとをしたら
」と言いましたら、「先生、ご免なさい。やっぱり無いな」するとお母さんが「
そんな可愛げのない娘に育てた覚えがない。あんただってきっと何かあるでしょ
う。素直に言いなさい」と思わず大きな声を出すと、「だって本当に無いものは
無い」という始末です。
その時、私は頭から冷水をかけられたような気がしました。現実にはそんなこと
を書いても、そう簡単に手足が動けるようになるわけがない。それをいとも気安
く言うなんて、何と失礼なことを言ったんだろうと思い「ご免なさいね、気がつ
かずに失礼なことを言って」と心から詫びました。彼女は「先生、いいのよ。気
にしないでね。それほど言ってくれるのなら、夕方までに何か考えておくから」
と言ってくれました。

夕方になって車椅子を押しながら、みんなが短冊を笹の小枝に結び付けるのを見
せながら、「洋子ちゃん、ああいう具合にするのだよ」と言いますと、車椅子を
押している私の手をとんとんと叩いて、「どんなことでも書いてもらえる」と言
いました。「ああ、いいよ」と言ったら、何と言ったと思いますか。私の全く予
想もしなかったことでした。
「神様、どうぞお母さんより一日早く死なせて下さい、と書いてくれる」
17才の女の子にとって、母さんがいなくなったあと、誰がおしめを代えてくれ
るのか、又誰がお世話をしてくれるのかなあということが、一番心配で、心配で
堪らなかったのでしょう。
更にもう一つ、うがった見方をすれば、ずっと世話してくれたお母さんに何も孝
行できなかったけれど、せめて母さんより一日でも早く死んで、私のことを何も
心配しないで生きれるそんな一日を、プレゼントしたいという乙女心の優しい思
いと、切ない祈りが込められているような気がしました。私は一瞬、胸にぐっと
くるのをこらえながら、その通りに短冊に書いてあげて、笹に吊るしました。

暫くして炊事の当番をしていたお母さんが走ってきて、「先生、洋子が何か書い
て頂いたそうですが、何て言ったんでしょう」と聞かれましたので、あそこにか
けてきたから、見てきてごらんと言いますと、それをじっと見ていましたが、や
がてやってきて、「先生、私にも一言何か書かして貰ってもいいですか」と言う
ので、どうぞと言いましたら、こう書かれました。
「もし、神様がいらっしゃるなら、ぜいたくかも知れませんが、娘より一日長生
きさせて下さい」そして、二つの短冊を、揃えて吊って、じぃっと両手を合わせ
て拝んでおられました。

私はこんな出会い、本当は喜べないと思うのです。こんなのをニコニコやれっと
いっても、誰にもできないと思うのです。だけどいくら歎いても、どうにもなら
ないその世界を捕まえて、なんとかというお母さんの祈りが、洋子ちゃんの心を
広げていくのです。

さいごに彼女が私等に言ってくれたのは「先生、私が体が不自由なのは、神様が
、私ならきっと苦しみに堪えられると思ったのよね。私は神様に選ばれたのよね
」と、振れない手を一生懸命振りながら帰ってくれました。

私は会場の方々に、こう申し上げたのです。「力があるから重い荷物を背負える
のではなくて、重荷を背負うから、力が出るのかも知れない。み親の愛の仕込み
をもっと広やかに、今ある条件を、もっと広やかな心で、もっと大きな心でみん
なに喜んでもらえる人生にしていこうとする、そんな力が自分の中にあるのでは
ないだろうかと、しみじみと思わせて頂きました。

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[76]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.08.08
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 76 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.76---
鳥についての二つの話題] とその返信 中村 豊秀・谷 聰さんの返信
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6月の末、ある雨の降る日、前橋の群馬総社という所へ行った時のことです。約
束の時間より一列車早く着いたので、待合室のベンチで座って待っていました。
すると、そのうちに駅舎の入り口に燕が飛んできて、すぐ又引き返していくのに
気がついたので、外へ出てみました。

すると天井に燕の巣があって、六羽の子燕が口を大きく開けて並んで待っている
のです。その巣の60センチ位下には、駅員さんが一枚の下敷きのような板を張
って、糞が落ちないような気配りをしてくれてました。私は何かほのぼのとした
ものを感じました。

実は私はまだ燕が子燕に餌を運んでくるのを見たことがなかったので、これはい
いチャンスだと楽しみにして、待っていました。すると10分位したら、親燕が
帰ってきました。六羽が一斉に口を開けて待っているのですが、そのうちの一羽
にまさに口移しに餌を渡すや否や、パッとそれこそ燕返しに引っ返していくので
す。ずっと観察してましたが、10分置き位に帰ってきて、一羽に与えて、又サ
ッと引き返す、その繰り返しです。

その時、いろいろと考えさせられました。果たして六羽に均等に与えているのだ
ろうか。見てると真ん中の元気のいいのだけが、貰っているような気がするので
す。仮に平均に貰っているとしても、一羽あたり一時間に一口という餌でよく大
きくなるものだなということ。更には親鳥は休みもせずに、子供のためにどんど
ん餌を運んできているが、自分はいつ食べるのだろうと思うと、つくづく頭が下
がる思いがしました。

それに引きかえ、最近の人間のおぞましい位の、子供のことを全然考えない母親
のことを思うと、何か恥ずかしい気がしました。

さて、次に7月2日に見た、NHKの「地球・ふしぎ大自然、オホ―ツク」で紹
介された「オオミズナギドリ」のことについて話します。

この水鳥の棲息地はオ―ストラリアの南にあるタスマニア島です。
地面に穴を掘って巣を作ります。結構深い穴です。

政府の役人で鳥類の保護をしてる人が、一つ一つ穴に手を肩まで一杯に突っ込ん
で、一羽づつ掴み出し、足首に付けている認識番号をチェックしているのです。
その話によるとこの鳥は夫婦仲よく、しかも17年位長生きするそうです。
そして巣穴は足の踏み場もない位といってもいいくらい、無数にあるのです。
そして一つ一つに棒が政府によって立てられていて、小さな表札ナンバ―が付け
られているのです。勿論鳥には読めるわけはありません。然しまちがいなく自分
の巣に、ちゃんと帰ってくるのです。まったく不思議です。

この鳥の不思議な習性は餌の取り方です。海中にプランクトンが無数に発生し、
それを狙って、おきあみというえびの一種がこれまた無数に増えるのです。
そのおきあみを餌としている各種の魚が、一斉に集まってくるのですが、何とこ
の水鳥は群れをなして、海中に飛び込み、しかも空中を飛ぶのと同じように翼を
広げて羽ばたきながら、海中を自由自在に泳ぎ回り、かなり長時間おきあみを取
りつづけるのです。

巣穴の中に卵を一個産んだら、やがて夫婦で交代で暖めるのです。巣穴の中に内
視鏡のようなカメラを突っ込んで撮影しているのですが、やがて無事孵化すると
今度はそれぞれが餌をとってきて、交互に与えるのです。

そして雛がだんだん成長していくうちに、体重の三分の一位の特殊のオイル状の
ものが体内に蓄積していくのです。これがあとから役に立つのです。

やがて親鳥達は雛がまだ巣立ちをしないうちに、タスマニアを離れてはるばる遠
くのオホ―ツクを目指して飛び立っていくのです。ところがこの鳥は案外不器用
で、そのまますぐには飛び立てないのです。そこで比較的大きい岩の上によじ登
って、海からの強い風を受けて、やっと飛び上がることができるのです。だから
みんなが飛び立つのにかなりの時間がかかるのです。

さて問題はまだ巣立ってない雛鳥は、親がもう飛び立ったあとなので、餌を持っ
てきてくれるものがいないのです。ところが神様はよくしたもので、先程の蓄積
してたエネルギ―がここでものを言って、約40日間全然餌を取らずに平気なん
です。さあやっと巣穴からぼつぼつ出てくるのです。

そして、羽ばたきの練習を始め、誰からも教えて貰ってないのに、みんなで海に
飛んで行き、驚いたことに、海に飛び込んで、親と同じように泳ぎ回って、おき
あみをどんどん食べるのです。本当に不思議です。まさに神様の摂理ですね。

そしていよいよ圧巻は、雛鳥達だけで、親と同じように岩の上から風を受けて飛
び立っていき、まだ行ったこともないオホ―ツクに向かって飛んでいくのです。
何回も言うようですが、まさに題名の通り、「地球・ふしぎ大自然」そのもので
す。感動を覚えました。しかも鳥は何一つ荷物を持ってないのです。そして今ま
でいろんな動物の記録を見てきましたが、たいていは巣立つまで親が面倒を見て
くれて、飛び方、泳ぎ方、餌の取り方などを一応教えてくれると思ってましたが
この鳥だけは最後は餌も与えず、巣立ちも見届けず、飛び方、泳ぎ方、餌のとり
方も教えず、しかも親達がどこに行くのかも教えずに、放ったらかしにしたまま
で、ちゃんと子供達が親のあとを追ってついてくるなんて、つくづく大自然の力
を思い知らされました。

アフリカのサバンナの動物を見ても、生まれて暫くするとまだ目も見えないうち
に、すぐ自分の足で立ち上がるのを見ると、まったく驚きかされますね。おっぱ
いを飲むにも、立ち上がれないと飲めないのですからね。そして他の怖い動物か
ら襲われる時、自分の足で逃げなければいけないならない。

動物は怪我をして、獲ものが捕れなくなったら、死ぬしかないのです。何がなん
でも毎日、餌を探して、食べていく。その間に子孫繁栄のために闘争と生殖、子
育てと必死になってやっていくのです。

それに引きかえて、何と人間のひ弱きことよと、思い知らされました。
もっともっと、謙虚に自然の力に感謝して、学び、反省して意義有る人生を送ろ
うではないかと改めて思いました。

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中村 豊秀 さん、おはようございます

燕の話題なのでつい、
いつも良いお話をありがとうございます、

私の家には毎年燕さんがやってきてくれます、現在巣は4個ありますが今年は
そのうち二個が使われました。

多いときは全部使われた年もありますが、その年によって違います、今朝も何
か新しい夫婦が着てばたばたしていたので、ひょっとすると住み着くかもしれ
ません。

昨年は、子育ての途中で鳩に襲われて悲惨な状態でした、自然の厳しさを感じ
させられます。

いくつかの口の中へ餌をどういう順で入れるのか、わかりませんが、一番の大
きな口に入れるとか聞きました。腹が減っているほど大きな口をあけるのかも
しれませんね。

今日書きたいのはその巣立ちのことです、十数年のうちにはいろいろなシ―ン
を観ました、かなり大きくなっても巣から落ちてしまうと死んでしまいます。
巣に戻してやってもいけないようです。翌日にはまた落ちたか、落とされるの
か、死骸が下に落ちています。

ある朝、出社のときに振り返り見上げて巣の状態を見るのが日課なのですが、
ちょうど親鳥がサ――と飛んできて、待っている子供たちの口に餌を入れよう
とした瞬間さっと身を翻してもと来たほうへ、餌を受け取ろうとした一番大き
な子供はアッと思った瞬間、巣から落ちました、慌ててばたばたしながら地面
に落ちる寸前に飛ぶことができて、命からがらといった姿で前の電線まで飛ぶ
ことができて、そのたどり着いた姿はやれやれといった感じでした。

見ていた私もほっとしましたが、こうやって子供を育てるのかと感動しました。
もし一日早くやっていれば、墜落して死んでしまったかもしれません、その子
の育ち方を見てやるのだろうと思いますが、最近の人間の親の話も出ましたが、
子育て放棄もあれば過保護で30過ぎても甘やかしている親がいる中で、この
ちょうど良い育て方を分からなくなってきているのではないでしょうか。

その朝はおぼつかない飛び方だった子燕が、夕方にはすいすいと一人前の飛び
方をしていたことにも感動しました。
谷 聰

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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.08.22
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 77 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.77---
テレビ寺子屋「仕事と子育て両立ライフ」 東京家政大学教授 樋口 恵子先生
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男女間のいろんな問題が、40年位前から見ると、まさに隔世の感がするくらい
世の中が変わったと思う。例えばセクシャルハラスメントの問題一つとっても、
職場の潤滑油と言われたりして、男に恥をかかせないように、やんわりとたしな
めなければいけないという風潮があった。何も、そもそも男性が恥ずべきことを
仕掛けているのに、それを男に恥をかかせないようにしなければいけないなんて
随分矛盾していると思うけれど、そんな時代だったのだ。
強姦されても、女性の方に隙があったからでしょうと言われるし、男にまとわり
つかれて迷惑を蒙っても、これまた、女性に隙があったからと片づけられること
が、ままあったと思う。又夫がカッとなって、妻に一発ビンタを張っても当たり
前と言われてた。現在はスト―カ―法とか、配偶者等に対する暴力防止法が成立
している。法律からいったらまさに今昔の感がありますが、法律だけでなく、実
体をどのように理念に近づけていけばよいのか。

今日は今私のおかれている立場からお話ししたい。私は今、「仕事と子育て両立
支援専門調査会」の会長をしておりますが、この実体がどうなっているかという
ことを、この1年間に会った、もっとも印象的な外国の人の目から見た話から始
めていきたいと思います。私は仕事がら、いろんな方の取材を受けます。

実は10か月ほど前に、私の所にやってきたのは、アメリカのロスアンゼルス
タイムス社の東京支局長をしている、41才のミセス・エフロンという女性でし
た。この方が「日本の少子化は一体どこに原因があるのか」ということに関して
樋口恵子はどう考えるかというテ―マで会いに来たのですが、彼女がこう言い始
めたので、私が「え、え、なぜなぜ」と聞き始めたのです。

彼女は、10年前にロンドンで勤めていた頃、結婚して一人の子供を持ちました
。そして東京に赴任してもう数年経つのですが、40近くになって二人目の子供
を東京で産みました。そしてロンドンと東京で子育てしてみて、私は東京でもう
一人産む気がしません。私は年のことを考えなければ、もう一人産みたい位子供
が好きな人間ですが、日本のお母さんは大変です、と言われたので、「え、え、
それはどうしてですか」と私は取材し始めたのです。

彼女はこんな風に三つの視点から言いました。
まずは社会全体を言いましょう。
日本人は本当に子供が好きなんですか、子供を一緒に育てようとしているのです
かと質問されました。どうしてと言うと、かって地下鉄に乗って通勤していた時
に、時間の関係で、さほどラッシュではなかったのだが、ロンドンでは、お腹が
目立ち始めるや否や、立ったまま通ったという経験は一度もありませんでした。
。男性が殆どすぐ席を立って譲ってくれたが、日本では、未だかって一度も男性
から席を譲られた経験がありません。譲ってくれるのは、子供を産んだ経験のあ
る中高年の女性の方くらいです。これが一つ。

次にロンドンで、子供を一人連れて、ベビ―カ―を押して出かけた時、段差があ
りますが、そういう時、脇から何本かの主として男性の手が伸びてきて、自分の
力を入れないと動けなかったことはありませんでした。みんなが、特に男性が手
助けしてくれました。日本の人は、子供が躾が悪くて、チョロチョロ歩き回るの
はいけませんが、赤ん坊がワァ―ワァ―泣くのは、一生泣くわけではないのです
が、それすら、とてもうるさそうに、嫌な顔をします。日本では本当に社会全体
で、子育てをしょうとする気持ちになっているのでしょうか。

エフロンさんは、とても日本が好きで、何も欧米の方が優れていると、言おうと
しているわけではないのです。欧米よりもはるかに日本人が、きめこまやかに親
切にしてくれるのはよ―くわかっているのですが、町角で見る子供に対する男性
や、特に若い男女の冷ややかな態度が、少しひどすぎるような気がすると言って
るわけです。これが社会全体の風土です。

第二に男の社会について。
エフロンさんの夫はこれ又、日本語が達者なイギリス人で、日本のある金融関係
のシンクタンクに勤務してエコノミストです。エフロンさんは、時差のある新聞
社の支局長ですから、時々泊まり番になることがあるので、子供を保育所に預け
て仕事をしてます。そこで、必ずしも保育所にエフロンさんが、子供を連れて行
くことができずに、代わりに夫が子供を保育所に連れていってから、会社に出る
ので、30分くらい遅れることがあります。
そんな時「今日は妻が当直だったので、僕が代わりに子供を保育所に届けてきま
したので、遅くなりました」と上司に報告しましたら、上司を始め、周りの同僚
の反応が、シラッ―として冷たいのです。そこでミスタ―エフロンは考えました
。つまり日本人がよく使う言葉、つまり二日酔いです。暫くして、次の奥さんの
当直の翌日、やはり子供を保育所に届けて、遅くなった時、その言い訳に「昨日
パ―ティがあって、つい飲み過ぎて、今日は二日酔いで寝過ごして、遅くなりま
した」と嘘をつきました。ところが今度の皆の反応は「酒に強いイギリス人でも
二日酔いするんだなあ」と大笑いになったそうです。
ミスタ―エフロンには納得がいかないとのことです。夫婦の助け合いが、なぜ恥
ずかしいのかということです。日本では、子供のためと本当のことを言うと、女
房は一体何をしているのだと非難されて、シラッ―とされ、二日酔いでと、嘘の
言い訳をしたら、大笑いされて許容される社会は、おかしいと思う。外国では逆
だ。二日酔いなら、何だそんなことで遅刻してと言われ、子供のためなら、奥さ
んも大事な仕事をしているのだから、大変だなあと同情される。

さて、今度は母親の社会について
私は、たしかに子供は好きです。そして幼い子供と二人でゆったりとした時間は
本当に楽しい。だからこそ、辛い仕事も我慢してやれるのだ。いやむしろ大事な
仕事を誇りをもってやっているのだ。それを、子育てばかり24時間全部、責任
をもって一人でやれと言われたら、絶対に出来ない。仕事とゆったりするバラン
スが大事だと思う。そのために、夫婦がお互いに協力し合って、生活をするのが
当たり前だと思う。日本の社会は、お母さんに、女だから、これを24時間やれ
と言ってるような気がします。
そう言われた時、私には返す言葉がありませんでしたね。

さて、こういうことを言うと、又外国のいいところばかりとか、外国の真似ばか
りするなとか言われるようだが、こうした事情に気がついた男性、我々の同じ国
民の、もっとも日本的と言われる、しかも男性がいたのです。その名は森喜朗さ
んとおっしゃいます。そうです、皆さんがご承知の通りこれまでの総理の森喜朗
さんのことです。

去年の秋、当時の森総理がニュ―ヨ―クの国連に行った時に、国連に勤務してい
る日本の女性50人と懇談をしたそうです。その時結婚している女性で、子供が
一人というのが珍しく、二人、又は三人という人が非常に多かったそうです。そ
の女性達はそれぞれ課長、調査官、専門職、管理職として活躍しておられる方々
です。森さんは、日本に帰ってきてくれるといいのにというようなことをおっし
ゃったそうです。
そうしたらそのうちの複数の子持ちの女性が異口同音に、私達はアメリカにいた
から、複数の子供を持ちながら仕事を続けることができたのではないか、もし日
本だったら、仕事を続けようと思ったら、一人でも無理だったかも知れないと、
言われて、森さんは素直に、なぜアメリカでできることが、日本ではできないの
だろう。これができなかったら、日本の少子化も克服できないし、日本の未来も
開けないだろう。
今、日本は、お父さんは長時間労働で疲れ果て、そのお父さんに子育てもとは言
いにくいし、お母さんは職場と保育所を、綱渡りのように往復してどちらも息切
れしている。
日本とアメリカと大体同じ位の経済水準で生活しながら、日本ではなかなか両立
できないのだろうか。日本に帰ってきてから、その対策を考えました。それが「
仕事と子育て両立支援専門調査会」の発端になったわけです。

女性がパ―トだとか、派遣という仕事を、子育てをしながらしている現実です。

現在でも、日本の大企業では、結婚したら、まして子供ができたりしたら退職さ
せられるという不文律があるのです。まだまだ働き難い現状があるのです。

そこで、職場、企業の方で変われば両立できるのです。家庭と子育てを全部女性
に押しつけないで、社会全体が気持ちよく働けるように変えるべきです。

労働時間の短縮、男性も協力できるようなシステム作り、これを積極的に進める
企業に対する税制優遇処置、又両立支援の指標を制定して公表する。
この企業は、売り上げや株価は高いが、両立支援に関する指標が基準に達してな
かったら、ペケであるとかを検討する。

公立保育所も4月でなければ、入れないとかどうしても枠にしばられている。
24時間とは言わないが、保育ママとか、ファミリイサポ―トセンタ―とかの対
策。
又小学校になると急に時間が短くなる。そこでボランティアで学童自習室という
のをもうけて、定年になったお父さん、お母さんがついて、両親が帰宅するまで
面倒を見る。等々の提案をして、少しでも改善できるように努力をしています。

高校の先生をしている女性が、しみじみと言っておられました。女が働くのはわ
がままだとか、子供や家庭を放っておいてどうする気だとか、女の方も、卑屈に
家族の理解を得て働かせてもらっているというのが、まだまだ多いと嘆いておら
れました。勤労の権利を有し、義務を負うのが日本国民じゃなかったんでしょう
か。

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[78]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.08.29
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 78 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.78---
テレビ寺子屋「天からみれば」 中山 靖雄 先生
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動と静の切り替え。こける、立つ。陰と陽。苦しい、楽しい。夜と昼、寝る、起
きる。反対の立場がわかるようになって、初めて人間の幅が広がる。人間から見
るのと、天から見るのとで違ってくる。
一つの原因で結果がでるとは決まっていない。いろんな原因でこうなるんだと判
ってきたら、随分と楽になる。

親が変われば、子が変わるというが、変わらないということもある。然し親が変
わらなければ子は変わらないということは言える。いろんな要因で結果がでてく
るのだから、親が変わっても子が変わらないこともあるけど、親が変わるという
ことは最低条件だと思う。これだけ自分がやらせてもらえると思えばいい。たま
たま縁があってこうなったのだ。そうだ、そうだと思うことも大切だ。

伊勢神宮の入り口の宇治橋で両親と子供3人の親子連れ。下を流れているのが五
十鈴川です。
6年生くらいの女の子が「お父さん、この橋は宇治橋というんだね」「うん、そ
うだよ」「じゃあ、この川は何ていうの」「そりゃお前、宇治川にきまってるじ
ゃないか」そしたら奥さんが「どこまで流れてるの」「うん、そりゃ宇治川とい
うのだから、宇治までさ」いや本当はもう少し先に河口が見えているのに。
「本当にそう」「そりゃそうさ。昔は天皇様があそこに住んでおられて、亡くな
られるとここまでいらっしゃって、ここにお祭りしているんだよ」そしたらお母
さんが「お父さんて、物知りだね。みんな拍手」
といったら、子供たちがパパパッと一斉に拍手をしてる。
宇治川であろうと、五十鈴川であろうと、こんな家庭のことを天は喜ぶのではな
いかと思う。人間の世界から見れば、いい加減の父ちゃんじゃないかと思うかも
知れないが、このお父さんを大事にして、お母さんがお父さんを立て、家族が仲
よくいってるのが「天から見みれば」という世界ではないかと思う。

われわれはともすれば、人からどう見られているかばかり気にしているが、天か
ら見ればという世界を忘れていると思う。家庭は苗代ということがあるが、苗代
を耕すのが夫婦である。

ある結婚式でのスピ―チで、「いっぱい喧嘩して、いっぱい仲直りして、本当の
夫婦になって下さい」

われわれは現在だけと考え勝ちですが、実は数多くのご先祖さまのお蔭様で生か
されているのです。たくさん貯金したのが、徳人といわれ、借金した人が業の強
い人といいます。いい面もあるし、いやな面もひきずっているのです。
短いスカ―トで女性が階段を昇っている時、思わずゆっくり歩きながら見てしま
う。きっと先祖の中に見たいのがいて、条件が揃えばふっと顏をだすのです。
われわれが見てなかった原因があったのです。

おしゅうとめさんとお嫁さんは、仲よくしたらいい。喧嘩したらいけないとはわ
かっているが、それができないと、ついあのバアチャンさえ死んでくれたらよい
のにと思ってしまう。心の中のいやな面が思わず湧いてくる時がある。それを倫
理感で抑えている。しかしそれがすっとでてしまう。湧いてきてそれが出て、あ
あ私にもこんないやな面があったんだなあ。ごめんなさい。と気がつき、こうや
って人間は成長するものだ。人間だれでも生まれて死ぬまで、みんなだれかに迷
惑をかけて行きていくものだ。

「詫びて花咲き、お礼で実る」いろんなものが出てくる。出てくるから自分の汚
さがわかる。あ、私にはこんな汚いものがあるんだな。
ほんとは素直に愛してる。でもなかなか素直にそれが出てこない。
ご主人の帰りが遅かったら、「どうしたんだろう。何か事故でもあったんだろう
か」と真剣に心配していながら、帰ってきたとたんに「何時だと思うの。遅いじ
ゃないの。携帯電話何の為に持ってるの」と思わずどなってしまう。あれが素直
に「あら―よかった。事故かと思って心配してたのよ。寒かったでしょう。何か
食べる」と心から言えたらなんでもない。それがなかなかでてこない。

去年郷里の出身校から講演依頼を受けた。
中学1年の時、自転車を泥棒した。3年の時、先生をプ―ルに投げ込んだ。とて
も行けない。いやその頃の人はもうみんな死んでる。それならと出席したら、そ
の先生が85才で来賓席の一番前にすわっている。しかも出てきてそのことを言
って懐かしがる。会場大爆笑。「たしかにやりました。しかしそのあと、私達も
制服のまま飛び込んだ。そして潜って足をひっぱった。だが帰りは先生と方肩を
組みながらかえった」若いうちにみんな悪いことをやってしまえば、大人になっ
たら何もしない。
「できないことを悔やむより、できたことを喜ぼう」
「今与えられたここの縁、守られている今、助け合うここ、幸せの種まき」
この気持ちでどう生きるか。これが大事だ。

96才で亡くなったお母さんが、自分が講演に出かける時、かならずどこへいく
の、何時からあるのとお聞きになる。なぜかと思っていたら、その時ずっと祈っ
ていてくれたそうです。自分以上に祈っていてくれる人がいた。

人間は意識の世界で自分を帰るのはなかなか難しい。無意識の世界世界にすりこ
むことが大事だ。

耐え忍ぶのは先祖が耐え忍んで、生かしてくれていると感謝する。
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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.78

発行■インプットアルファ http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/index.html
責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

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