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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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[89] [90] [91] [92]   2001年 11月発行分    

[89]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.11.07
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 89 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。

ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.89---
イチロ―選手の作文 ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀
------------------------------------------------------------------------

丁度1年前に「信念にまで高められた想像力」という下記の文をご紹介しました
が、今日はそれにちなんでイチロ―選手の実例をご紹介します。先ずは一寸思い
起こして下さい。
(編集注/第45号・2001/1/3発行 バックナンバ―は下記でご覧になれます
http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/ouen11.htm#[45] )

「国首都医科大学及び付属北京同仁医院名誉教授の佐藤富雄先生の「夢実現の為
の法則」から。

「信念にまで高められた想像力が、現実の姿を真実へと変えていく」人間は誰で
もなりたい自分になることができるし、夢を実現することができる。

(中略)

このように、古い脳と新しい脳は、想像力によって結ばれているので、悲しいこ
とや苦しいことなどを大脳で考えていると、古い脳はそれに反応し、好ましくな
い影響を、体に及ぼしてしまいます。具体的にはそうしたイメ―ジによって顔色
が悪くなったりするのです。恐怖や悲しみによって顔色が変わります。
逆に楽しいことや嬉しいことを考えていると、それに反応して、満面の笑顔を作
ったり、元気発刺とした表情を作りだしたりしてくれます。

肝心な点は、大脳が描いたイメ―ジ通りに、自律神経系が働くということで、そ
れは事実とは無関係だということです。
自律神経系(体)の働きは、大脳(心)が思い描くイメ―ジによって、完然に支
配されているのです。つまり「意識が自分の体を支配する」という法則があるの
です。」

さて、既に皆さんご存じの通り、渡米して初のシ―ズンに抜群の成績をあげてい
るイチロ―選手は、マリナ―ズで目覚ましい活躍をしております。
惜しくも米大リ―グ、ア・リ―グ優勝決定戦でニュ―ヨ―ク・ヤンキ―スに敗れ
ましたが、シ―ズン中では、素晴らしい成績をあげてます。

大リ―グ歴代9位となる242安打を放ち、52年振りに3割5分の打率で首位
打者、56盗塁の盗塁王の二冠を手にしました。
又、インディアンズとの地区プレ―オフでは、打率6割という成績をあげていま
す。そのイチロ―がこう言ってます。「打率というのは、割り算だから面倒だけ
れど、安打数は足し算だから簡単でいい」ペナントレ―スが進につれ、打率は日
々上がったり、下がったりするが、打った安打の数は決して減ることがない。足
し算が簡単でいいとは、イチロ―選手のプラス思考をうかがわせる言葉だ。

打率の上がり、下がりで悩むより、ひたすら安打を増やすことを考える。それが
結果として高打率に結び付く。

今や押しも押されもせぬ有名人になってるが、最近、ダイハツのメ―カ―所属で
ありながら、月平均25台の新車を売り過去15年間、NO.1のセ―ルスマン
の田村博氏の講演をお聞きしましたが、その中で、夢を持つことがどんなに人生
にとって大事なことかということで、イチロ―選手のことが紹介されましたので
皆さんにご紹介したいと思います。

以下はイチロ―選手の小学校6年生の時の「夢」という題の作文です。

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「夢」 6年2組 鈴木 一郎

僕の夢は、一流のプロ野球の選手になることです。その為には中学、高校と全
国大会に出て、活躍しなければなりません。活躍できるようには、練習が必要で
す。僕は3才の時から練習を始めてます。3才から7才までは、半年くらいやっ
てましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は、はげしい練習
をやっています。
だから、1週間中、友達と遊べる時間は、5〜6時間の間です。そんなに一生
懸命練習をやっているんだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校でも活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりで
す。そしてその球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。
ドラフト入団で契約金は一億円以上が目標です。僕が自信があるのは投手と打撃
です。
去年の夏、僕達は全国大会に行きました。そしてほとんどの投手を見てきまし
たが、自分が大会のNO.1の選手だと確信できるほどでした。
打撃では県大会4試合のうちに、ホ―ムランを3本打ちました。そして全体を通
しての打率は、5割8分3厘でした。
このように自分でも納得がいく成績でした。

そして僕達は、一年間負け知らずで野球ができました。だからこの調子でこれ
からも頑張ります。そして僕が一流の選手になって試合にでるようになったら、
お世話になった人達に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢はプロ野球の選手になることです。

以上。

お互いに先ず大きい夢を持ち、それを実現するためには、どうしたらいいかを真
剣に考えて、一歩づつ、忠実にそれを実行していけば、必ず実現するのです。
頑張りましょう。

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[90]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.11.14
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 90 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.90---
テレビ寺子屋 「子供が求める愛」 教育評論家 坂本 光男先生
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今、皆さんが一生懸命に子育てをしているが、往々にしてすれ違いがあって、う
まくいかない場合がある。きょうは一つ、子供の視点から考えてみよう。
子供への愛を考える時に二つあると思う。

第一は保護する愛である。動物は生まれてすぐに立ち上がることができるが、人
間はそうはいかない。衣、食、住に亘ってかなりの間、親が面倒をみなければ生
きていけない。だが余りこれだけに片より過ぎると、甘えん坊になってしまって
自己虫と言われるように、他人のことを思いやることができず、自分のことだけ
しか考えることができない人間に育ってしまう。

鹿児島のある小学校で転校してきた2年生の男の子が、口をきかない、なかなか
皆になじめず、落ち込んでいた。担任の先生が、偶然膝の上に抱き上げて静かに
話した。なかなか降りようとしない。何日かするうちに、やがて先生の後ろから
そっと近づいて、先生の目隠しをするようになった。それからは友達とも急速に
打ち解けるようになった。勉強もするようになった。

小3の子供が、誕生日に、お母さんから小さい時のことを聞いた。その時お母さ
んが「あなたが小さい時は、未熟児で生まれて、病気がちで大変だったんだよ。
お医者さんにも何回も行ったりして、心配したのだよ。けれど、保育園の入園の
時や、卒園して、小学校の入学式や、遠足、運動会の時なんか自分のことのよう
に、感激して、苦労ばかりじゃなかった。とても嬉しかったんだよ。やっぱり生
んでよかった、育ててよかったと思っているのよ」と話しました。するとじっと
俯いて聞いていた子供が、顔を上げて、「お母さん、有難う。僕きっと一生懸命
勉強するよ」と感動した。その時、お母さんはハッと思った。そうか子供が求め
ているのはそういうことだったんだな。

今、テレビゲ―ムやファミコンなどたくさん楽しいことはあるけれど、心の満足
に一番飢えている子供達にとって、今が一番大事な時です。お母さんから、本当
に生んでよかった、育ててよかったという話しを聞いて、心から感動して、子供
にとって、何をなすべきかを考えて、勉強しょうと思ったのです。

皆さん、本当に子供さんに心から言ってあげてるでしょうか。小さい時は可愛か
ったけれど、こんなはずじゃなかったとか、生んでよかったかどうか、今考え中
とか言ってないでしょうか。

中学1年の男の子の作文です。
お母さんが亡くなり、お父さんとおばあさんと三人で暮らしています。お父さん
はトラックの運転手をしていて、とても忙しくて、毎晩遅く帰ってきますが、
必ず寝ている僕の所に来て「只今、今帰ったぞ」とそっと挨拶をしてくれます。
僕は眠っていてもわかります。だから、朝早く学校に行く時、お父さんはまだ寝
てますが、寂しくない。「お父さん行ってきます」と挨拶して元気よく学校へ行
きます。
お父さんは僕を見つめていてくれるという安心感だ。
お互いが存在感をもって安心し、それが満足に繋がるのです。

子供がお母さんの膝の上で、或いはお父さんのあぐらの中に座っている時、又は
おんぶや抱っこされてる時、心から安心感を持つのです。

一家揃って晩ご飯を食べるのが最高です。忙しいお父さんでも、たとえ一週間に
一回でも何とかして都合して、家族揃って夕食の膳を囲むというのが最高です。
その時必ずお父さんの方から明るい笑顔で、楽しい話題で話し掛けて欲しいので
す。お父さんがブスッとした表情で黙ったままというのはいけません。

具合が悪いのだろうか、疲れているのだろうか、何か怒っているのだろうかとみ
んなが心配します。ある高校生の男の子が何でもいいから、書いてごらんと言わ
れて書きました。「父よ、何か言ってくれ。母よ、何も言わないでくれ」
常に子供にとって安心のできる環境を作ってあげることが大事なことです。
いっぱい食べなさいよ。又作ってあげるからね、というのと、残しちゃいけない
よと無理やり食べさせるのとは大違いです。
汗をかいたでしょう。お風呂に入ってさっぱりしたらというのと、早く入りなさ
い、ガス代がかかるからねというのと、どうでしょうか。
今日は宿題があるの。何時から始めるの。終わったらジュ―スを飲んだら。
あら、もう出てきたの。本当に終わったの。

さて、もう一つの愛し方があります。
それは子供の自立をうながす愛です。何でも自分でやれる。自立できる手助けを
する愛です。
子供にできることを増やす。泥んこ遊びでも、木登りでも、挟みが使えると自信
ができるものだ。
すぐ切れる子供は、できることが少ない。テレビゲ―ムやファミコンなど一人だ
けの世界に閉じこもってしまうのだ。
そのためには三っつのやり方がある。

1.後片づけの習慣をつけさせること。お風呂に入ったあとの始末。ご飯のあと
の食器の後始末。勉強の後片づけ。そうすることによって、自分の中にけじめが
つけられる習慣が身につく。自立する自信や頑張る力が沸いてくる。

2.刃ものが使える子供にすること。4,5才から果物ナイフで菜っぱでも大根
でも切ることをやらせる。ままごと遊びからでもいい。
小学校4年位になったら、ナイフで梨の皮剥きの練習をさせる。皮が厚いから割
合易しくできるから。やがて中、高校生になったら、リンゴの薄い皮剥きにチャ
レンジさせる。大根の皮もいいだろう。皮剥きが堂々とできるようになったら、
きっと自信がついてくる。何かの時、僕がやってやると積極的にやれるようにな
る。練習してる時、失敗して指を切ったりするかも知れない。痛さがわかる。
二度と怪我しないように考える力がついてくる。手先は頭脳の出張所という言葉
がある。自分でやらせることによって、考える力がついて、自信が沸いてくる。

3.付き合いの出来る子供にすること。
家庭の中で会話が少なくなってきている。大人の方から話しかけていくべきだ。
お早うと、お父さん、お母さんの方から大きな声で声をかけること。もし返事が
ないようなら、「幸雄、お早う」「美智子、お早う」と名前を呼びかけて挨拶し
たらいい。必ず返事をする筈だ。寝る時はもちろん、お休みなさい。
近所のおじさん、おばさんにも元気よく挨拶をするように躾ること。
お父さん、おじいさんが、お茶をもらった時に、有難うとお礼を言う。ご飯を頂
いた時は「ご馳走さま。とてもおいしかったよ」と言う。何だ、そんなこと当た
り前じゃないかと言う前に、簡単なことが自然にできるようにすることが大切な
ことなのです。

大人が本当に子供の視点に立って、本当の意味における愛情を持って子育てをし
ていただきたいと思います。

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[91]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.11.21
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 91 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.91---
テレビ寺子屋「学校・・日米比べてみると」 音楽プロデュ―サ― 松居 和氏
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普通われわれがアメリカの学校に対して持っているイメ―ジとして、「自由で、
面倒見がいい、のびのびとしている」等があると思うが、なかなか現実はそうで
もなさそうだ。何といっても、子供の教育はやはり日本でなければ、という話で
す。
まず、アメリカの学校ということで、少しお話ししてみようと思います。
1984年、今からもう17年前、この年アメリカの政府は、子供の教育の問題
を、国家の存続に関わる緊急且つ最重要問題と定義して、一年間大騒ぎをした。

この年始めて、子供の平均学力が、親達の同時期の平均学力と比べて下回るとい
うアメリカの歴史上、始めてということが起きたのです。
35年前、高校卒率が50%だったが、それから18年間に、莫大な労力と費用
をかけて努力した結果、高校卒の比率は70%となったが、皮肉なことに学力レ
ベルが下がった。これは目標と全く正反対の結果がでたということだ。これは慌
てます。

もう一つ、高校卒の20%が、社会で通用する読み書きができないという事だ。
12年間学校に通って、読み書きができないということは、むしろ難しいことだ
と思うが、それが現実に起きているのだ。微分、積分とか、サイン、コサインと
か難しい高等数学ではなくて、ごく当たり前の普通の読み書きのことだから、問
題なのだ。

私は20%のこの非識字率の向こうに家庭が見えた気がしました。アメリカでは
少なくとも20%の親が、子供に無関心だ。先進国社会では、読み書きは社会で
生きていくために、最低の必要な技術です。もしも親が子供を育てるということ
が、子供が社会に出る時にまあまあ生きていけるように心配してやるとしたなら
ば、少なくとも20%の親が子供のことを全く心配しないということだ。少なく
とも一か月に一ぺん位でも、親が子供に勉強しろと言ったら、読み書き位は12
年間で身につくと思うのだが、どうでしょうか。

アメリカの丁度日本の文部省にあたる役所の発表によると、20%の読み書きの
できない大人達に加えて、30数%が、まあまあの読み書きしかできない。大人
の囚人の60%、少年犯罪者の85%が読み書きができない。明らかに犯罪と識
字率との間に関係があると判っているにも拘らず、こんな現状である。44%の
大人が1年に1冊も本を読んでいない。そういう社会なのです。

学校の教育システムが普及して5,60年たったら、社会が崩壊すると言われて
いる。それは、親達が子供に対して、無関心になっていくことだ。その無関心の
親達が、30から40%になり得るということだ。これはがく然としました。

教育システムが普及していったのは、人類の歴史からいってまだ新しい。たかだ
か5,60年に過ぎないが、今こういうシステムが、人間社会にどういう影響を
与えるかということが、ようやくわかりかけてきている。

教育システムが親子を不自然に長く引き離そうとしている。アメリカがこれによ
ってどれだけ崩れたか。家庭が崩壊して親達が子供に対して、勉強しろとか、先
生の言うことを聞きなさいとか言わないと、画一的な教育はできない。画一的な
教育ができないと、先生はやっていけない。

去年、ニュ―ヨ―クの公立高校の3分の2が制服を採用することになった。アメ
リカは日本の教育を尊敬している。何しろ高校卒で読み書きができるからだ。そ
こで10年間制服の実験をした。その結果、数%学力がアップしたことがわかっ
た。いいことはやれというので、採用することにした。
個性を大切にというが、そんなことは通用しない。なぜなら、個性の一番は肌の
色だ。その肌の色を大切にというのは、アメリカでは成り立たない。

校則や制服はあった方がいい。制服があったら、子供が反抗してゆがむと心配す
るが、そんなことではゆがまない。もしゆがむのなら、軍隊の兵隊や、坊さん、
警察、消防署は一体どうなる。ゆがんではいない。

制服を導入すると、なぜいいか。親子がぶっかり合いがあるからいいのだ。
親がどういう風に一人前になるかが勝負なんです。子供とのあつれきがあるから
いい。
もし子供がどうしてもよくならないと、学校から突き返される。そうなったら一
番困るのは親だからだ。

今年アメリカで生まれた子供の20人に一人、つまり5%は一生の間に一回は刑
務所に入るだろうということも予測されている状態だ。

私は、子供を6才まで、アメリカで育てた。幼稚園にも行かせずにだ。英語も教
えなかった。今日本では英語を子供達に必死に教えこもうとしているが、止めた
方がいい。役に立たないからだ。使わないかぎり、英語は上達しない。それを子
供に教えて、子供を苦しめるのはいい。どんなに子供の教育に夢中になっても、
中学生になって変な友達ができたら、一巻の終わりだ。祈ることしかない。

国際人、国際化と盛んに言っているが、そもそも英語にはない。しいて言えば、
コスモポリタン位かな。日本人の国際人というのは、西洋人と同意義だ。
国際化ということは西洋化ということだ。

アメリカでは、3人に一人は未婚の母から生まれた子供だ。イギリスも同じだ。
フランスでは40%だ。つまり3,40%の父親が親として育たないということ
だ。

自由で伸び伸びというが、人間は自由にはなれないのだ。自由に生まれるだろう
か。又自由に死ぬことができるか。
もし自由になろうとしたら、結婚もできない。結婚とは不自由になることだから
だ。子供も産めないだろう。そもそもゼロ才の子供を扱うというのは、不自由に
なるということの象徴だ。ただその不自由を経験して本当の自由を求めるのだ。
それがわからないと、イライラしてストレスになる。

英語には敬語がない。上下関係を無意識に把握する力が無くなる。年上の人にも
上の人にでもYOUと言う。日本語はすばらしい。

私は子供に幼稚園には行かせなかったが、習いものには行かせた。ピアノ、タッ
プ、バレ―、ジムナステック等々、これは余り英語を使わなくてもいいから。公
文には行かせた。なぜかというと、これは親と子供が決まって毎日付き合うから
だ。今一番大事なことは、親と子供が出会うことだ。
一枚いくらと金を払ってやるから一生懸命だ。足し算で1桁から2桁に繰り上が
るということを5才の子供にどうやって理解させるか、至難の技だ。小学校はま
さにブラックボックスだ。ほうり込んでいればちゃんと読み書きができるように
なってくる。小学校の先生がとても偉く見えてくる。

自分の子供に親が教えると、どういうメリットがあるかというと、子供の性格が
よくわかる。と同時に自分の性格もよくわかった。特にいかに短気かということ
が。
学校教育システムが無かった頃の親達のことを考えてみました。
子育てということは、生活の中で、親が子供にいかに関わって教えるかの一語に
つきると思う。

私はかってインドで生活をしたことがあるが、向こうでは子供が5才になったら
立派な労働力だ。そのために3才から、水汲みから、ご飯の炊き方とか一つ一つ
教えていく。それが生活に直接関わり合ってくるからだ。
教育は親にも子供にも忍耐力を養う。
学校教育のシステムが発達することは、反面いかに親が子供と接触しなくなり、
直接教えなくなったかということになる。断絶の時間がどんどん多くなってきて
いるということだ。
学校教育ということは、反面非常に危険なことでもあるということだ。

親がどう変わっていってるかということをよく考えてみることだ。

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[92]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2001.11.28
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 92 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2001 vol.92---
テレビ寺子屋「子育ては祈り」 音楽プロデュ―サ― 松居 和氏
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私はいつもアメリカやヨ―ロッパでどういうことが起こっているかを少し紹介し
てから、日本ではどうあるべきかを結び付けて考えることにしている。
アメリカに25年住んでいるが、いろんな法律ができてきてます。家庭が崩壊し
て子育てがうまくいってない、学校も機能しなくなっている。

先日もウィスコンシン州で、子供の犯した罪で親が罰せられるというのがありま
した。子供の養育費を払わない時は、免許停止とする。
こんな風に、罰則があるから子育てをするようではもうおしまいだ。

去年シカゴでは、親達の親らしさに、学校が成績をつけるというのまでできた。
そのために、子供が親の成績を心配して、頑張るというような馬鹿みたいなこと
がおきている。これが人間社会かと思われるようになってきている。

クリントン前大統領が、7年前にアメリカを救うのは学校の制服だ、と言いまし
た。
日本も、だんだん親がおかしくなってきているようだ。
その一つの原因として考えられるのは子育てに正解があると思っていることだ。
これが問題だ。親が不安になってきて、プロに任せてしまうようになってきた。
幼稚園や保育園や学校に任せてしまう。
だからますます親が駄目になってしまうのだ。そもそも0才から5才という絶対
的な弱者の幼児に関わることによって、親が人間らしく、優しく、幸福に育って
いくのだ。あとは、自分がやりたいように、正しいと思うことを一生懸命やって
それからあとは祈るのみです。祈ることによって、祈る側の精神的健康を保つの
です。
私達の周りには、神社、仏閣、仏壇、お墓、神棚とたくさん祈るところがいっぱ
いあるでしょう。人間はこれほど祈る所を作るのです。なぜでしょう。それは祈
ることが必要だからです。

7年前ミスユニバ―スのコンテストが開かれた。私の家内が、その審査員に選ば
れた。最終段階で一人、一人に5分づつ面接が行われることになった。それで私
にどんなことを聞いたらいいでしょうと聞かれたので、私はこう答えた。
それぞれの生まれた国の子守歌を、ミス達に歌わせて、その時の表情を審査の参
考にしたらいいだろうと、アドバイスをした。

その結果、面白いことがわかった。先進国の代表達は意外にも、満足に子守歌を
知らないし、歌えないということがわかった。知ってたとしても、歌ってる時に
顔が緊張してひきつっていた。
日本の代表は早稲田の大学院を出て、しかもその後キャスタ―もやっていた女性
だったが、困った末に、やっと、兎追いしかの山の「ふるさと」を歌った。だが
あれは残念ながら、子守歌ではない。反対に、発展途上国の代表達は一様に見事
に子守歌を歌ったそうだ。しかもニコニコと満面に笑みを浮かべていたそうだ。

何で宇宙は人間に子守歌を与えたのだろうか。歌っている母親の顔は、誰に向か
って、歌ってるのだろうか。そして誰が聞いているのだろうか。勿論母親は赤ん
坊に向かって歌っている。さらに赤ん坊がスヤスヤと眠りについても、まだ母親
は無意識に歌っている。それはきっと、赤ん坊の向こうに見える、山や川やある
いは、空に、もっと言えば自分自身に向かって歌っているのだろう。子守歌は音
楽の中で、一番祈りに近いと思う。
祈りとは誰に向かって祈るのか、誰が聞いてるかが非常にあいまいである。それ
でも人間は祈るのだ。
先進国の子育てに、子守歌が無くなってきたということは、つまりは祈りが無く
なってきたといえる。発展途上国では、子供がいないミス達が、子守歌を知って
る。祈りを知ってる。この人達は祈りに囲まれて生きてきたんだなあ。その祈り
の中でニコニコしてしまうような、いいものだったんだろうなあと思いました。

そういうことを自分の頭で考える習慣をつけると、少々のことでだまされないよ
うになってきます。

最近の女性の週刊誌の記事に、ベビ―シッタ―大繁盛。急増する束の間リンクス
族、というのがある。リンクス族というのは、共稼ぎで子供のいない夫婦のこと
です。若い夫婦の意識も変わり、子供ができても、大人の生活を楽しもう、とい
うリンクス族が増えてきた。ということは、子供がいたら大人の生活ができない
と言っているのだ。何千年も続いてきたことを、そう簡単に変えられたらたまる
かと言いたい。
ベビ―シッタ―の経営者が、米国暮らしの経験談として、欧米では、主婦といえ
ども、夫や育児のことを話題にしていると馬鹿にされる。本当にそれはそうなん
だが、そんな欧米が今現実にどうなってるかを考えてほしい。

欧米では、この前にも言ったように、子育てや学校は崩壊しているのだ。三割、
四割の子供達が、未婚の女性から生まれているのだ。言いかえれば、三、四割の
男性が父親失格なのだ。しかも高卒の20%が読み書きができない状態なのだ。
そんなのを真似してどうするのだ。
インテリの言葉遊びにだまされてはいけない。
夫や育児の話は大切なことなのだ。これは自分の人生の幸せを、かなり左右する
大切な話です。こういう話ができる友達が周りにいるかいないかが大切なのだ。

奈良のある保育園の先生が言ってました。
母親が4年生の大学を出て、新興住宅街に住み、主人は一流の企業に勤め、この
三つが揃うと、大体母親は育児ノイロ―ゼになる。
母親が4年の大学卒だと、自分が一人前になったつもりになって、短大卒の保育
所や幼稚園の保母さんに頭を下げられない。子育てというのはオロオロ、一生懸
命にやってればいいのだ。新興住宅街だと近所付き合いが少なくって、親が近く
にいない。夫が一流企業に勤めているとプライドが高い。この三つが揃うと、周
りに相談相手がいなくなるのだ。

育児にいい答えはないのだ。正解はないのだ。隣のおじちゃん、おばちゃん、
親戚と片っ端からいろいろと聞いてみる。そのうちにだんだん自分の考えが纏ま
ってくる。
カウンセラ―や弁護士が普及しすぎると、世の中おかしくなる。自分達で解決す
る能力が無くなったということだ。日本では専門家に相談しない。
美川憲一や、みのもんたが解説し、そこへデビ夫人が出てくるくらいだ。その人
の生きてきた環境によっての話だ。そうすると、世の中に正解がないなというこ
とが判ってくる。自分で考えるのが大事なのだ。
日本の母親は行動範囲が狭いといわれるが、どうしてどうして、よく喋る。
話題で一番好まれるのが、不幸になったスタ―の話題。次が困難を克服した主婦
のこと。その次が占いだ。占いは大切だ。子育てとは運だですから、子育ては祈
り、子育てはバクチですからね。朝、7時半頃テレビを見てごらんなさい。NH
Kを除いて、民放各局でやっている。しかも外国の星占いだ。天気予報の次位に
重要視されている。非論理的だ。

神社に行くと絵馬にいろいろと願いを書いて納めている。この間、ある神社で見
てみたら、「仏教大学に受かりますように」と書いてありました。中で神様がオ
ロオロしてると思います。
こういう非論理的な人達だから、親子という非論理的な関係がうまくいってると
思うのです。
行動半径が広いと幸せになりますって。それだったらスチュアデスはみんな幸せ
になってしまいますよ。
母親も一人の女に返る時間が必要だと思うのです。母親というのは、損な役割で
一人の女がいいというように書いてあるんです。でも一人の女がどういう女かと
いうことは、誰も言ってないのです。一人の女というものが、自由に、伸び伸び
と個性を生かしてと、みんな空論にいくりです。これにつかまったら、すべて幸
福の土台が崩れてしまう。自由になって幸せになるのなら、宇宙がわれわれにゼ
ロ才児を与えないのですからね。
こういうことを言って、いかにも何か皆さんの人生の中に、目標があるかのよう
に、子育てにこうしたらこうなるということがあるかのように、言う人がいるの
です。そんな人達の言葉遊びに頼ってはだめだ。
自分の脳みそで考えて、それにに従って行動して、あとは祈っていればいい。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.92

発行■インプットアルファ http://www.futaba.ne.jp/~ko-ko/index.html
責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

Copyright(C) 2000-2001 Toyohide Nakamura All rights reserved. 無断転載禁
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