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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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┠●┼┨ 発行/2002.06.05
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 119 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2002 vol.119--
テレビ寺子屋「伸びる子伸ばす法」 幼児教育家 はやし浩司氏
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かって知人のオ―ストリア人の夫妻が私の家に暫くホ―ムステイしていたことが
あった。毎朝日本食の朝食を出していたが、実にまずそうに食べているので、あ
る日見るに見かねて冗談のつもりで、チョコレ―トでもかけるかと言ったら、あ
ったら出してくれと言う。
あいにくチョコレ―トがなかったので、ココアをだしたところ、なんと驚いたこ
とに、喜んで御飯の上にココアと砂糖とミルクをかけて、本当においしそうにむ
しゃむしゃ食べる。それを見て、頭の中で火花がバチバチとはじけるような思い
がしました。そして豆腐にジャムを掛けて食べるのです。これを意外性といいま
すが、これは後からまた述べましょう。

伸びる子の三つの特徴
1.頭が柔らかいこと 固い子は頑固だ。
ある時、子供達に「今日はいい天気だね」と挨拶したら、一人の女の子が「いい
天気じゃない。あそこに少し雲がある」と言い張る。「雲があっても今日はいい
天気だよ」と言っても「いやいい天気ではない」

又毎日同じ青いズボンじゃないと納得しない。座る席も決まっていて、違ったら
納得しない。幼児期にあまり頑固なのは好ましくない。又冗談がわからない。い
たずらにしても、ネンドをコンセントに詰め込んだり、バケツの水に絵の具を溶
いているので、絵を画くのかと思ったら、二階のベランダから、下の子供に掛け
て喜ぶような、善悪の区別がつかないようなことをする。

一方柔らかい子は食パンをほじくってるので、何をしてるのと聞くと、「トンネ
ルを掘っているの」というような可愛いいたずらをする。

2.忍耐力、生活力がある。うちの子は忍耐力がある。サッカ―などを一日中や
ってると自慢する人がいるが、それは違う。忍耐とはいやなことをする人だ。台
所の生ごみを始末してと言われて、ハ―イと素直にすぐやる子だ。

年長の女の子で、おばあちゃんがたべたものを戻してしまった時、優しくその口
もとを拭いてあげるような子。すばらしい子だ。学習力も伸びます。なぜならば
勉強とは個人的な苦痛を伴うものだ。そのための訓練になるのだ。

忍耐力と生活力は裏表です。
生活力のある子は、日曜の朝、お母さんが疲れてぐっすり寝ている時、邪魔をし
ないで、一人で起きて食事をして一遊びしてくる。両親が急用で、実家に行った
とき、ちゃんと留守番をして弟の面倒をちゃんと見れるような子だ。

3.好奇心のある子
新しい遊びを見せた時、やるやると喜んですぐやってみる。積極的に少々危険な
ことでも興味をもってやる。反対の子はすぐいやだ、駄目だと逃げる。

では子供を伸ばすには具体的にどうすればいいのか

1.頭を柔らかくするには
頭の中で火花がバチバチするようにするような環境を作ってあげる。マンネリに
ならないように気をつける。目先を常に変える。努力をする。

2.忍耐力を養うには
あるお父さんが私に質問してきた。「忙しいから、あなたの本をなかなか読めな
いので、どうすればよい子になるか、一言で言って下さい」と言われたので「そ
れでは子供を使うことです。使って使って、使いまくりなさい」と答えました。

今の子供達は赤ちゃんの時から、じいさん、ばあさんはじめ、みんなで手間や、
時間や、金をかけてチヤホヤされている。そうしたらどうなるか。ドラ息子にな
るのです。今や日本の国民病の一つと言ってもいい位です。

先日アメリカで30年間、高校の教師をやっていた、友人がこう言うのです。
「最近の日本の子供達は100%スポイルされてる」「どうしてだ」と聞きます
と「時々ホ―ムステイをさせるのだけど、食事の用意をする時、少しも手伝おう
としない。後片づけもしない。シャワ―を浴びても泡を流さない。ベッドも始末
しない」と盛んにぼやきます。
要するに躾が全然できていないのです。

「使う」ということは命令することではない。家庭の緊張感に巻き込むというこ
とだ。例えば母親が両手に重い荷物を持って、家に帰ってきた時、飛び出してき
て、「あら、お母さん、私が持つわ。重かったでしよう」と言えるようになった
ら大したものです。母親が苦労しているのが判るからできるのです。自分にその
経験があると他人の苦労がわかるのです。だからその意味でできるだけ使って、
いろいろと経験を積ますことです。

その典型的なドラ息子のS君のお母さんが「うちの子供にはいろいろやらせてま
す」と言うので「どんなことをやらせているのですか」と聞いてみたら「箸を並
べさせてます。靴をちゃんと並べさせてます」ということです。そんなことはマ
マゴトです。何か手伝うということはそんなことではない。
お母さんが洋品屋をやり、お父さんは会社勤めというある家庭で、その子はいつ
も帰りにはメモを片手にして、頼まれた買いものをしたり、届けものをしたり一
生懸命に手伝ってます。
ある日その子に「よくやってるね。感心だね」と褒めてあげたら、キットきつい
目つきで「何言ってんだ」といわんばかりに私を見上げました。本当に手伝う子
はそんな顔をするのです。
一週間後、その子のお母さんと話す機会があったので「お宅の息子さんはよくや
ってます。なかなか立派なものですね」と話たら「いいえ、あの子は何にもでき
ないんですよ」笑いながら答えるのです。家庭によってこうも違うんです。

この躾というものは実は4,5才過ぎるともう手遅れなのです。董が立ってるか
らです。4才、5才まで何にもさせずにほっといたらどうなるが。
5才過ぎてから「新聞取ってくれ」と頼んだりすると「自分のことは自分でした
ら」と言ってプンとそっぽを向くでしよう。
可愛ければ使うことです。いろいろと苦労をさせることです。その経験が親の苦
労を理解するできることになるのです。

3.好奇心の旺盛な子供にするにはどうするか。変化を作ることです。
本来どんな子供でもその能力を平等に持っているという前提でやっていくことで
す。要するにそれをつぶさないということです。
伸びる子というと、すぐ勉強ができる子と考える人が多いが、できる、できない
というのはあくまでもその結果に過ぎないということです。

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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2002.06.12
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 120 号】
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ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2002 vol.120--
「今こそチャンス」 ニュ―ビジネス協議会副会長 今野 由梨氏
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電通総研の福川さん(元通算事務次官)からの情報
「未来への展望と自国の将来」というテ―マで各国のアンケ―トの結果

1.10年後に、自国がよくなっていると思うかに、YESの人

アメリカ 63% 日本 34%

2.10年後に、自国が国際社会のリ―ダ―になれるかに、YESの人

アメリカ 80% 日本 27%

今から8,9年前日本は世界の経済的なリ―ダ―として君臨していた。
先日の「フォ―ブス」にソニ―の出井社長と、マイクロソフトのビルゲイ
ツの対話が出ておりました。

ビルゲイツいわく「どうも、最近の日本の意識が疲弊しているようだ。ほ
んの10年程前は、全く逆転してた。日本は右肩上がりで、{ジャパン
アズ NO1」という本迄出てた位だ。我々アメリカ人は、どうしたら日
本のようになれるのかと真剣に研究した。年功序列制度、終身雇用、あら
ゆることを解明し、全員元気に朝礼で歌まで歌った。

世の中サ―フィンと同じように、波に乗ったり、波の下を潜る時もある。

3.自国が他国と比べて優れていると思われる点について
アメリカ (1)軍事力、防衛力 日本 (1)治安
(2)経済力 (2)教育
(3)国際政治力 (3)歴史、伝統
4.10年後に目指すべき社会、国家像について
アメリカ 日本
(1)意欲や能力に応じて、自由に競争できる 70% 20%

(2)貧富の差が少ない、平等な社会にしたい 20% 40%

(3)どちらとも言えない 10% 40%
どうも自分で選択できない、自分の中にビジョンがない。

1/18に稲森和夫さんの肝入りで、日比谷の公会堂で国難突破の大会が
開かれて、4000人の集会がありました。現在は明治維新、第二次世界
大戦に引き続き、第三の国難と言われてます。

マイクロソフトの日本支社長の成毛支社長に聞いたのだが、ビルゲイツの
個人資産はお豆腐九つです。「何だろう」と思ったら、9兆円ということ
でした。

人によっては、世紀末というような悲観的なことを言う人もいるが、考え
てみれば、21世紀という新しい世紀を迎えるというよりも、もっと大き
く1000年目という大台替わりのすばらしいチャンスだと思う。

人は、目標を立てて、自分で設計したら、次は準備をして行動を起こすべ
きだ。
これからの新しい衣食住計画。第一の”い”は医療の医、つまり健康医療
だ。宝の山から一つの種を拾うのには、条件がある。まずは意識革命をす
るべきだ。自助努力、自己責任でやること。大企業意識を捨てること。
20世紀は、競争、ゴミ公害、勝ち抜きの世界だったが、21世紀は、地
域に貢献、企業、経営、ビジネスに意識の大改革やるべきだ。

知人の春山さんという方がいるが、30才の時、筋ジストロフィという病
気になった。これは未だに原因不明といわれるが、首から下は全く動かな
い。人一倍ものすごいエネルギ―で、いろんな病院、先生、車椅子に関係
しているうちに、これを徹底的に研究して、来たるべき人間尊重の中で、
医療はどうすればいいか、病院の改革、改良。並びに軽くて、使いやすく
て、運び易い車椅子のコンサルタントとして、10年の実績を持っている
。人の為、世の為に、最後の血の一滴迄尽くすといって、頑張っている。
どんな人でも自分の気持ちを変えることによって、すばらしいことができ
るのだ。

第二の”しょく”は、職業の職だ。財産としての人財、高齢者は経験の宝
庫だ。豊富な知識を持っている。有能な女性の感性を活かしての仕事がど
んどん増えていく。更には外国の人々達。今一つのステ―ジに乗って、新
しい仕事をしたいと人がいる。そういう人を生かすための、新しい仕事を
作り出すのだ。

第三の”じゅう”は充実感、充足感だ。感動、歓喜、満足。死ぬ時に幾つ
感動することを残すことができるか。心の充足の時代だ。

世の為、人の為にどれだけ尽くせるか。21世紀は自分の仕事に誇りを持
ってそれを生かすビジネスがあるはずだ。
環境や人のせいにしてはいけない。
1000年に一度の貴重なチャンスを、過去のいやなことや、恨み言は語
らずに、そのお陰でこれからがあると前向きに考えて、希望を持って楽し
く生き抜いていこう。

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┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2002.06.19
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 121 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2002 vol.121--
TV寺子屋[ワ―ルドカップで育む家族の対話] サッカ―解説者 セルジオ越後
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いよいよワ―ルドカップがオ―プンとなりました。まだまだサッカ―文化を通し
て、家族、地域、子供とどう関わりがあるかが研究されていないようである。
ワ―ルドカップはいいチャンスだと思います。
学校で運動会があるとみんなやってきて、一生懸命に応援する。たとえば、1年
1組、5年3組だけが走ったり、体操したりしても別に大したことはないが、学
校全体での運動会となると、話は違ってくる。
そこまでの練習、準備、そこまでの作っていく興奮、盛り上がり、いよいよその
日が来た。いきおい応援も一層華やかになり、赤が勝った、白が勝ったと興奮を
伴い、クラス対抗、学年対抗、白組、赤組対抗、学校対抗と小さなものから大き
な感動へと変わっていくのだ。大人になっても一生忘れない。
ワ―ルドカップも皆で一緒にテレビを囲んで、食べたり、飲んだりしながら楽し
み、終ってからもまた会話が弾む。

僅か数秒間の走る競技であっても、そこにいたるまでの練習、トレ―ニング、記
録更新の経緯、勝ち負けの期待と興奮。それが大きな目標でもある。

野球一つとっても、高校野球、大学野球、社会人野球、プロ野球、オリンピック
では国対国が競い合い、皆が無意識のうちに自分の国を応援して愛国心につなが
っていくのだ。愛校心、愛社心も同じことだ。

応援することで、自分も一緒に闘ったという満足感、誇りを感ずることができる
のだ。

オリンピックで柔らちゃんが勝つとやはり嬉しいし、マラソンで高橋尚子が優勝
すると、とても気分がいい。
オランダで歩くと、町の人が小野、小野と呼んでくれる。イタリヤなら中田、中
田と呼ばれ、アメリカではイチロ―、イチロ―と言われて嬉しくなる。

お祭りがどうして何百年の伝統で続いて行われているのか。はじめはおじいちゃ
んの肩車でお祭りを見たが、その時は夢我夢中だった。やがてそれがいつの間に
か、潜在的に体に染み付いて、やがてお神輿を担ぐようになるのです。繰り返し
のうちに跡継ぎができてくるのです。

サッカ―は僅か90分のゲ―ムです。入場料を払って実際にサッカ―場で観戦す
るのは1億3千万の内、限られた人数で、殆どの人がテレビで観戦すると思いま
す。別々に見てるが、バラバラになりがちです。

1998年のフランス大会の時、小学生の子供を二人連れて観戦してるお父さん
に、子供さんの学校はと聞いたら、そのお父さんが「授業はいつでも受けられる
し、本でも勉強できるが、この一瞬の感激は一回しか味わえないからね」と答え
ました。一生忘れない感激よりいい教育はないと思う。

千葉の校長先生が教育の研修でオ―ストラリアのある小学校を訪問した時に、そ
この校長先生が一人の女の子に案内役を指名した。その子供の案内でずっと回っ
ている時に、先生が「皆が授業を受けてるのに大変だね。ご苦労さん」と言った
ら、「何をおっしゃるんですか。大勢の中から選ばれて、先生のご案内役を指名
されて、とても幸せに思ってます」と答えました。これが本当の教育だと思いま
す。

みんなで見る、おう、あのときね、その視聴率が80 % を超えた時まとまるの
だ。見た、あれが決まった。スポ―ツは役に立つ。見方を利用する。子供の時覚
えたことは大変な財産だ。私がサッカ―教室で教えていた子供達がその感激をよ
く覚えている。

日本を応援するということは国に誇りを持つことになる。同様に学校に、会社に
誇りを持つために大事な要素である。

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[122]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2002.06.26
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 122 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2002 vol.122--
テレビ寺子屋「子育てで心を一つにする」 音楽プロジュ―サ― 松居 和先生
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子供が2,3時間外で安心して自由に遊べるということは、発展途上国では滅多
にない。5才になったら労働力なのだ。よく子供と一緒に遊ぶというが、子供は
砂だけで30分でも黙って遊ぶが大人はそうはいかない。ただ一緒にいて見守っ
てるだけだ。

今日は子育てで心を一つにするということについてお話しします。世界中誰でも
子育てをする。それによって人類の社会が成り立っている。
それがあったからこそ、社会に自然にモラルや秩序が生まれてきたのだと思う。
子育てという絶対的な弱者の面倒を見る。

しかもそこに幸福感を感ずる。人間は自立はできない。女性が自立をするという
が、あれは経済的自立だ。経済的自立は、精神的孤立につながる。子育てをしな
がら、心の中で、この子をよろしく、この子をよろしくと思うから、社会に優し
さというものが生まれてくるのだ。幼稚園の先生に対して、ありがとうという気
持ちが沸いてくるのです。ところが最近は、お金をはらっているから、先生がや
ってくれるのが当たり前だと思う人が多くなっている。有難いという気持ちがだ
んだんなくなってくる。

アメリカでは、2,30年前から独立心を養うためにと、子供部屋を殆どの家が
持っている。その子供達の20人に一人は、必ず刑務所に入ると、統計上そう言
われている。

アメリカのある発達心理学の先生が、日本の団地で川の字になって寝ている親子
を見て、大変感動して、アメリカの全国テレビで紹介した。日本の成功の秘訣は
ここにあったということだ。何、実際は、日本の住宅事情がそうさせたに過ぎな
いのだが。

日本はまだ駄目にはなってないのだ。これほどうまくいっている。学校もまだ素
晴らしい。こういう中で欧米はかなり危なくなってきている。

世界で未婚の女性から生まれる子供が20%だが、日本では1%だ。
横浜のあゆみ幼稚園の園長先生がこう言ってまいした。
子供達の描いた絵を、母親に刺繍をさせるのです。トレシ―ングして、一ヶ月か
かってやっとできあがる。勿論お金はもらえない。一見なんの得にもならない。

ところが、ここにお母さん方の感想文集があります。
「ああ、やったあ、やったあ、われながら、よくやった」
「子供の為に、こんなに夢中になったことは今までになかった。」
「この4,5日徹夜しました。でもやり遂-たと思ったら、疲れも忘れました」
「鳥の後ろ足は主人にやってもらって、二人で苦労して初めてできた。刺し終え
た時には二人で顔を見合わせて、思わず、できたねと言いました」
「できましたあ。三枚目です。この一ヶ月一つのことをやりと-ました」
「赤ちゃんの可愛い顔を見たら、産んだ時の苦しいのも忘れました。今そんな気
持ちです」
「息子は左利き、私は右利き、だからなかなか思うように運ばず、難しかった」
「この一ヶ月、睡-時間も削り、家-にも随分手抜きをして、迷惑をかけたけど
みんなゆるしてくれました。」
「一刺し、一刺し子供の気持ちが伝わってくるような気がするんです」
一見、、ただの苦労、無償の努力、子供の気持ちが見えてくる。またそれをやっ
てるお母さんを見ている主人が感動をしている。

園長先生に「よく、こんな厄介なことを強制することができましたね。」と聞い
たら、「いいえ、やりたい人だけやってもらっているのですが、これまで、30
年になりますが、一人も欠けた人がいないそうです。

この園長には、本当の家-の幸せが、どういうところにあるのかを、ちゃんと知
っていて、それをお父さん、お母さんに体験してもらっているのだ。
実は先輩のお母さん方が「刺繍の虎の巻」を作ってくれて、指導してくれている
のです。クレパスの何番には、毛糸の何番が合うとか、このぼかしには、こうい
うふうにしたらいいのよとか、教えてくれるのです。

子供と母親が一緒になって頑張っているのを、お父さんが見守っている。
あるお母さんは、夫と上の子供が前を手を繋いで歩いているその背中を、後ろか
らベビ―カ―に下の子供を載せて歩きながら見ていて、何かとても感動した。涙
が出るような気持ちがしました。夫婦が後姿で会話をした気持ちがした。
それほど心の目が開かれたのは、二人で子育てをしてるからです。幸せな人生を
感じているからです。これからも、リストラや、倒産や辛いことがあると思いま
すが、こういうことを見つけることが大事なのです。

大事なことは、昔から人間はこうやって暮らしてきているのです。
子供が幼児の時に、親達にどうやって子育ての幸せを発見させるかが、人類の未
来にかかっていると思います。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.122

責任■小林 高一 ko-ko@futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

Copyright(C) 2000-2002 Toyohide Nakamura All rights reserved. 無断転載禁
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