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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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[149+1]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.01
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 新年増刊号 】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆---------------------------------2003 vol.149+1 --
ヒュ―マンコミュニケ―ションセンタ― 所長 中村 豊秀
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新年明けましておめでとうございます。

メ―ルマガジンをご購読の皆様、お健やかに新年を迎えられたことと、お慶び申
し上げます。

一昨年から昨年と国の内外共に、政治、経済、治安等に世情目まぐるしく変遷を
遂げておりますが、残念ながらまだまだ、今年もそう簡単に明るい展望は望むべ
くもありません。

本来なら新年早々、こんな消極的な話題を出すべきではないということは、重々
心得ているのですが、遺憾ながら現実は確かに大変深刻です。

大変とは文字通り、大きな変化ということであり、逆に言えば、それに対抗して
大きく変えていくということでもあると、言えると思います。

まさに天風先生のおっしゃるように「何かあるのが人生だ」とは、このような時
の事だと思い、こんな時こそ、「真の積極心というのは、事あるも事無き時も、
常にその心が泰然不動の状態であるのを謂う」という

絶対積極の教義を肝に銘じて、超然として己を持すことが必要だと思います。

「出来る人がやれるのではなく、それをやった人が出来るようになる」これこそ
私のモット―である「善事即行、実行有言」と同意義であると信じ、今年の目標
といたします。

お互いに今年も、力と勇気と信念を持って、明るく、元気にわが人生を着実に一
歩一歩、前進しましょう。

新年に当たって所信を述べるとともに、皆様のご多幸を心から祈念いたします。


今年もどうぞ、よろしくおねがいいたします。

平成15年(2003年)元旦

ヒュ―マンコミュニケ―ションセンタ―

所長 中村 豊秀

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あけましておめでとうございます。

元旦にパソコン初めのため起動させましたら、早速中村豊秀さんのメ―ルが届い
ておりましたので、皆様にもお届けいたします。
ついでですが、小生の一言も送ります。今年もよろしく。

日本では「あたりまえ」の生活が・・
世界の人達の希望だとしたら。

例えば、水。

日本では毎日のようにお風呂に入ります。
日本では水道の蛇口をひねると必ず水が出ます。

世界の片隅では、それすら望むことが出来ない人が、
どれだけいるのでしょうか。

そんなこと、ちょっと折々に考えてみて欲しいのです。

インプットアルファ現代情報研究所 所長 小林 高一

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[149]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.01
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 149 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2002 vol.149--
テレビ寺子屋 「環境について」 タレント 清水 国明氏
[深刻化するゴミ問題] 竹村健一氏「世相」11月号より
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明けましておめでとうございます。今年はどんな年になるのでしょうか。とても
のんきに構えている年ではなさそうな気がします。今の日本人は自信過剰で、自
分のすることは全て認められると考えている節があります。胸に手を当てて、よ
く考えて見ませんか?
新年に当たり、環境問題、つまり「ゴミ」をテ―マとして取り上げました。

今年もご愛読お願いいたします。
インプットアルファ現代情報研究所 所長・小林 高一
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環境について考えてみよう。環という字は、輪っかという意味だ。境とは、境目
ということだ。つまり環境を考えるということは、自分を取り囲む気持ちのいい
空間と、他のものとの境目はどこかと考えてみるということだ。

土禁ということをご存じだろうか。土足禁止ということで、車が汚れるからとい
って、わざわざ靴を脱いで、一々スリッパに履き替えて、車を運転することだ。
時々ガソリンスタンドなどに靴を脱いで、そのまま忘れて行く人もいるそうだ。

こんな人に限って、窓からポイと空き缶を投げ捨てたり、信号待ちで平気でタバ
コの吸い殻を道路脇にパッと空けたりする。この人にとっては、車の窓までが環
境の境目なのだ。自分の車さえ奇麗になれば、あとはどうでもいいのだ。これは
おかしい。もう少し延ばして、道路の端までとしたらどうだろう。少なくともそ
こまでは奇麗にしょうと考えるだろう。

家の前だけ掃除して、後は隣の庭に掃き出す。隣と重なったところが多い方がい
い。なるべく輪っかを拡げていったらいいのではないかと思う。

そこでその中に、自分の都合の悪いものは置かないでおこうというのも、ある意
味でおかしいのではないだろうか。
キャンプ場や海水浴場などで、ゴミを持ち帰るようにと言っているが、厳密に言
えばおかしいと思う。帰りのパ―キングのゴミ箱に捨てるだけだ。

協生を本当に考えるならば、環境を、違う角度から見る必要があるような気がす
る。協力して生きていくということだ。人間が森から飛び出し、バイキンや動物
や他の生き物を追い出して、人間だけの社会を作り出した。あまりにも不都合な
ものを遠ざけた。その結果かえっていろんな病気、アトピ―、花粉症等が増えて
きた。体にも、もう少しバイキンを入れておいた方がいい。
全部捨てるのではなく、ある程度他の生き物といっしょにいた方がいい。

川に空き缶が落ちていたら、人間から見たら、ゴミだとすくいだす。川岸もコン
クリ―トで固める。しかしそこに住んでいる、ザリガニや小魚にとっては、残し
ていて欲しいと思っているかも知れない。どこまで他の生き物の気持ちになれる
か。人間だけが整って、奇麗なのがいいというが、はたしてそうだろうか。他の
ものとも協生する必要があると思う。猿が一匹出たからといって、何日も追いか
けるのはどうなんだろうか。

自然の環境はいろんな生き物が協生していて、それが循環したり、お互いに助け
合って生きている。人間はいつしか、均一化を図り始めたようだ。
奇麗か汚いか、正か邪か、潔癖に分け始めた。いい子、悪い子もいいが、普通の
子も必要だと思う。覚えは悪いが他の創造力があるかもわからない。
人間には180位の能力があるといわれている。

雑多なものがあるのが大脳です。いいかげんなものがあってもいいのではないか
と思う。コンピュ―タは0か1の世界。二者択一で、バイキンはあっちに行け。
極端なことを言ったら、日本人だけいたらいい。そんなことは通用しないのだ。

お互いにどんどん範囲を拡げていって、境目がなくなってきたら、私のものだけ
ど、あなたのものでもあるという共通の環境感が出来上がっていくのが理想だ。

ゴミを捨てるのではなく、ゴミを出すのだ。それを運んで行ってくれる人がいる
から、無くなるのだ。昔と違ってきた。プラスチックなど消えないものができて
きたり、人口が無闇に多くなってきたりして、よい環境作りが難しくなってきた
ので、余計皆で真剣に環境問題を考えなくてはならない時代だと思う。

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日本では年間4億トンの産業廃棄物が出ているという。一般廃棄物は5千万トン
で産業廃棄物の約八分の一。焼却施設は日本全体で約6千。

ドイツにはたった50の焼却施設しかないという。ジャ―ナリストの桜井よしこ
さんが調べたデ―タによると、日本の焼却炉の数は、全世界の焼却炉の75%に
あたるという。日本にはそれほど多くの焼却炉があるというのに、処理しきれな
い廃棄物が溢れている。ドイツの人口は、日本の人口の約四分の三くらいだが、
ドイツの保有する焼却炉の数は、日本の百分の一。

つまりドイツは一人当たりのゴミの排出量が少ないのだ。日本についていえば、
確かに日常生活の中でもゴミになるものが多いことに気づく。
デパ―トなどで買い物をすると、たいてい包装紙で包んでくれるが、過剰包装で
ある場合が少なくない。

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[150]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.08
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 150 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.150--
テレビ寺子屋 [年の差コミニュケ―ション] 大学教授 ジェフ・バ―グランド
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私が日本に初めて来たのは20才の時で、もう34年目になりますから、大人に
なってからは、もう日本の方が長くなりました。来た頃は、ヒジキを食べたら、
髪の毛も、目の色も黒くなると聞いて、毎日食べましたが駄目でした。

今京都の鴨川沿いの、150年前くらい前の、江戸時代に建った家に住んでいま
す。よく人から京都は冬は寒く、夏は暑くて大変でしょうと言われますが、私は
そんな時に「冬寒くて、夏暑いのは、当たり前ちゃうか」と言います。
今の家はク―ラ―をかけても、効かないのです。つまり隙間風がドンドン入って
きて、ク―ラ―が要らないのです。開けっ放しにしてますので、虫や鳥やいたち
まで自然が入ってきます。

この会場で、今年風鈴を使った人は手を挙げて下さいとお聞きしてみたら、半分
以下でしたが、恐らく昔だったら、殆どの人が手を挙げたでしょう。その風鈴の
音が涼しさを感じさせてくれるのです。私の家に来てくれる年配の人は、懐かし
いと言ってくれますが、逆に十台の若い人達も懐かしい感じがすると言います。

最近、年配者と若者との間で、意思疎通を欠いたためのトラブルが起きているよ
うなので、そのことで話してみたいと思います。
年配者は若者を見て、だらしがない、常識がないと言い、一方若者は年寄りはだ
さいと言う。お互いに相手のいいところを見ず、悪いところだけを見ている。世
代間の価値観が違うからだ。その問題について話してみようと思います。

年令文化というのがある。文化というのは、人間が作ったものの全てをいう。服
装、建物、言葉、社会制度、価値観、常識、歴史、等々です。今までの人類何万
年の歴史の中で、年上の者が年下に、いろんなことを教えるというのが常識でし
た。弥生時代でも、田植えのやり方、雨が降らない時、雑草の取り方、経験談、
等々。
1950年にコンピュ―タができてから、反対に年上が年下に学ばないといけな
くなってきた。パソコン教室に行ったら、必ず先生の方が生徒より若い。

先日、新聞記事に載ってたことですが、ある国の大統領が、年代の分析をした表
があります。
12才までが少年、13から25までが青年、26から40までがヤングアダル
ト、41から55までが大人、56から75までが熟年、76から94までがも
う一つ上の熟年大人、95以上が始めて老人という。その国の創立者が106才
まで生きたので、それをモデルにしたそうです。

小学生から見たら50才は完全に老人だ。50も70も余り違いは分からない。
自分の親以上はみんな老人だ。中学生から見ると40くらいから年寄りと言う。
40才の人は70くらいから年寄りという。でも70才の人はまだ現役だ。老人
というのは90以上だと思っている。
だからこの記事の95以上が老人といってるのは、今の世の中をよく表している
ようだ。

私は京都で、鴨川べりを、往復10キロのジョギングを時々やってます。その時
よくご一緒する高知さんという人がおられます。お年は私の父親と同じ76歳で
す。60で停年になってからジョギングを始められたのですが、今トライアスロ
ンに凝っていて、何回も完走しているのです。
高知さんは日本人で76才の方で、小柄で、私は外人で183センチ。なので、
一緒に走っていると、周りの人達が「あのおじいさんは偉いな、あんな大きい外
人さんと一緒に走っているんですからね。」と話しているのが聞こえてくるので
す。ところが、実際はそうじゃないのです。実は私の倍くらいの早さで、私が付
いていくのが大変なのです。全く、みんなの評価は当てはまらないのです。ただ
外見だけで判断しているのです。

人は最初、外の人間を見る時、危険かどうかを先ず考えます。次に同じ群れかど
うか、更に同じ価値観を持っているかどうか、を無意識のうちにチェックしてい
ます。もし自分と違っていたら、警戒心を持つのです。

年令、性別、皮膚の色、体格、服装、等々がその判定要素だ。今、私は背広、ネ
クタイを締めて講演をしてますが、もしステテコに腹巻きの格好で立ったとした
らどうでしょう。「何を考えているのか」と思われるのに違いありません。
T.P.Oで考える。

都会の駅などで、若者が地べたにべたっと座っているのを見て、年配者は、一体
何を考えているんだと眉を顰めるだろう。
私は外人だし、一応テレビにも出ているので、「なぜそうやって地べたに座って
いるのか」と直接聞いてみました。すると、殆どが「しんどいからや」という返
事でした。食事の取り方が悪くて栄養不足になってると思う。中に一人、変わっ
たのがいました。曰く、「小学校から、大学まで勉強を続けて、やっと社会へ出
たが、就職が出来ないことを社会へ訴えるために座ってる」と言ってました。

どんな人でも、お互いに経験や生活環境の違いから、いろいろと価値観や、常識
の相違が生ずるのだ。

私が20才の頃、三重県のある老人ホ―ムを訪れる機会がありました。そこに、
60才から、96才まで36年間ずっと寝たきりの老人が一人いました。ある日
その人が私に「君、今幾つかね」と聞かれました。「はい、20才です」と答え
ますと「そうか、20才は人生で一番大変だったなあ」と言われました。

それを聞いてすごく気が楽になりました。考えて見たら、私も丁度その頃、親か
ら離れた頃で、ある女性が結婚相手になるかどうかと悩んでいた時でした。
そのことを、36年間も寝たきりの、76も年の違う人から言われて大変ショッ
クでした。だから若者に接する時、自分が20才の頃、どうしていただろうか、
と考えてみたらどうでしょう。

20世紀後半から、世の中何でも、便利だとか、楽だとかばかり追いかけるよう
になりました。コンビニとか、ス―パ―なんて典型的です。それまでは、八百屋
とか、魚屋とか、それぞれ別々の店で一々買ってたのが、ス―パ―ができたら、
たった一箇所で、人と話もせず、好きな物が何でも揃って、便利で楽になったわ
けです。

便利だとか、楽だとかが今の若い者の体に染み込んでいる。我慢することができ
ない。でもその環境を作ったのは大人だ。自動販売機の普及率は世界一だ。
100メ―タ―か200メ―タ―以内に大抵一軒はあります。信州の山に登った
時、かなり上の方まで、自販機があるのに驚いた。我慢ができない若者を育てた
のが日本の環境だ。

150年前の家に住んでいると、昔住んでいた人との人間関係があるような気が
する。建ってから20年ほどしてできたような柱の傷をみると、今から130年
前に住んでいた人達と、間接的なコミニュケ―ションがとれて、教えてくれてい
るような気がする。

冬は寒いのを、夏は暑いのを我慢する。昔の日本人は、畳ばかりの生活をしてる
とお客さんがくると、正座をする。すると足がしびれるが、生活の中で、我慢す
ることを自然に覚える。

おおいに話し合って欲しい。異文化コミュニケ―ションをすると「鏡現象」が起
きる。自分の文化も見える。私の価値観がここが違うということがわかってくる
のだ。

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[151]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.15
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 151 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.151--
テレビ寺子屋 [子供を励ますことば] 教育評論家 坂本 光男先生
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今は受験などで、忙しくなっていて、子供が自信を無くしている傾向がある。
ご飯を一杯食べたら、「よく食べたね。お母さん、又、喜んで作るからね」と言
えばいいものを、「あら、たくさん食べたのね。予定が狂っちゃった」とか、中
高生には「よく食べる割には、成績が上がらないわね」とか、余計なことを言っ
たりするから、いけない。

今日は、「子供を励ますことば」について話したいと思います。

理由は二つあります。

1.自信を無くしているのを、調査したみました。
今、子供たちに「何か得意なものなものはないか」と聞くと「別に・・・」とか
「特にありません」とか無気力な答えがかえってきます。
中高生に「自分が好きか」と聞くと、「余り好きではない」と一番大事な自分に
対して、自信がない返事が戻ってくる。何か、これだけは誰にも負けないぞ、と
胸を張って、自慢できるものを持ってないようだ。

この点に関して、外国の様子を調べてみると、中国、韓国あたりでは7割が、自
分を好きといい、アメリカで6割、日本では4〜5割という状態だ。
自分の自慢できる点に気がついていない。
2.では、何故そうなったかについて考えてみると。
大人たちがあまりにも結果を急ぎすぎる傾向があるのが原因と思われる。
途中経過をもっとよく見ないといけない。

試験で零点を取ってきた子供に「あら、又零点、もはや限界かしら」なんて冷た
く言わないで、「繰り返して、しっかり勉強をしたら、必ずわかるようになるか
ら、頑張ろうね」と勇気づけて貰いたい。
運動会でビリになった子供に、「又、ビリなんて駄目ねえ」と頭ごなしに言わず
に「でも前よりも、手の振り方がよかったよ、足の上げ方もぐっと力強く見えた
が、残念だったね。今度は、もう少し頑張ってみようよ」と勇気づけて欲しいと
思います。どうも大人だけが、結果ばかりを急いで出そうとしている。世の中全
体、家庭でも、学校でもそうだ。

私のクラスの荒木君という子供が、余り勉強が好きでない。平均点が30点くら
いだ。自分で頭が悪いと思いこんでいる。「そんなことはないよ」と言うと、
「脳みそが足りない」「何を言ってるんだ」と言うと、「先祖代々の遺伝だ」と
いう始末だ。そこで友達みんなで話し合って、荒木君のいい点を見つけて貰うこ
とにしました。

「そう言えば、彼は小学校で、一日も休んでいないな。中学校で一日だけしか休
んでないよ。」ということは、病気になったことがないということだ。つまり元
気だということだ。近所の女の子が、「荒木君のお母さんから聞いたたけれど、
カレ―やホットケ―キを作るのがとても上手だそうよ」そうか、それでは、まだ
まだこれからも料理がたくさん作れるようになるぞ。」
「彼には9人も友達がいる」そうかそんなに話相手がいるということだ。

そこで、その三つのことを紙に書いて教室に張り出しました。すると荒木君は休
み時間毎にその前に立って、じっと眺めていました。そして私のところに来て、
「先生、あれは勉強ができるようになるのと、関係あるのですか」と聞きにきま
した。「そりゃ、関係あるとも。第一、元気ということは、少々の無理が利くと
いうことだ。料理が上手ということは、脳も活発に働くということだ。友達が多
いということは、いろいろと教えて貰うことができるということだ。」と話して
聞かせました。顔が明るくなる。

荒木君はすっかり自信がついて、勉強ができるようになりました。

励ますということは、褒めるということとは違う。結果じゃない。
途中において、可能性を見つけて、それを認めて自信と希望を持たせることだ。

小、中学校の不登校が全国で13万9千人になり、去年と較べて1万5千人増え
ました。
去年の11月、京都でこの話をしました。あるお父さんから半年後、手紙が来ま
した。
「小三の女の子が最近週に二日ほど、学校を休むようになったので、夫婦で相談
して、五つほど彼女のいい点を見つけ、それを紙に書いて壁に貼ったそうです。
翌朝その前でじっと見てましたが、やがて、学校へ出かけて行きました。じっと
観察してましたが、半年続いてますので、本物だと思いましたので、お礼のお手
紙を書きました。」ということでした。とても嬉しかったです。

子供というものは、そう簡単にスカッとすぐいい結果が出るというものじゃない
のです。

沖縄の学校の先生から話を聞きました。体育祭で組み立て体操をすることになり
ました。ピラミッドや扇や大やぐらなどを作る体操です。先生は五段の人選をす
るに当たり、全員を背の高さに並べ、一番高い順に下から12人、6人、3人、
2人、1人と振り分けてやりだしたのですが、なかなかうまくできません。

そこで先生が考えて、一つ生徒に話し合いで決めさせることにしました。その結
果、一番下は、腰の据わった子供達12人、次と次の二段、三段目はふら付かな
いしっかりした子供達を選び、四段目は危険を感じたら、すかさずぱっと飛び降
りることが出来る敏捷な子供を二人、最後の一番上に立つ一人は余りものを深く
考えない、人を信じてものに動じない子供にきめました。先生が感動した。

いざ、その編成でやりましたらうまくいきました。何回も崩れずに、練習するこ
とができて、拍手喝采でした。

子供との対話が大事です。その途中を見て、勝っ手に決め付けて叩いたり、叱っ
て子供の心を傷つける人がいるが、抑圧や、暴力は信頼や、希望を失わせる。
努力と励ましは信頼と生きる勇気を与える。

努力の値打ちはゼロではない。成績が下がった時は、繰り返し、やってご覧、き
っとうまく伸びることができる。頭がわるいんじゃない。繰り返しやったら、き
っとできる。

中高生は今の世の中を心配している。去年の9月11日にニュウヨ―クでテロが
あり、その他バリ島やヘルシンキでも起きてます。これからどうなるのだろうと
心配しているのです。暴力やテロに戦争で対抗したら、結局は相手も対抗して大
きな戦争になるほかはない。話し合いで解決を図らないといけない。

大人達が希望の見本を示すのが大事だ。子供が両親に関心を示す年頃になって、
どうしてお父さんとお母さんは結婚したのかと聞かれることがあった時、どう答
えるかが肝心です。間違っても「頼まれたから」とか、「ボランティアで結婚し
た」なんて言ってはいけません。「人間は中身が問題なのだ、スタイルとか、顔
じゃない、顔じゃない、かおじゃない」と3回くらい十分に説明して下さい。

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[152]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.22
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 152 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.152--
テレビ寺子屋 [反抗期のリ―ドの仕方」 教育評論家 坂本 光男先生
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子供というものは、だんだん成長するにつれて、幾つかの反抗期を経ていくもの
です。一番難しいのは、中二で、次が小四で、三番目が3〜4才の頃です。
そこを上手に乗り越えたら、落ち着いた高校生になっていくと思います。

今日はその「反抗期のリ―ドの仕方についてお話します。

その第一期が、3〜4才の天邪鬼の頃です。この特徴は、親が、子供に対して、
憎らしいなあと初めて感ずるようになることです。

「馬鹿」とか「厭だ」「好きくない」「嫌いだ」と口にするようになり、親の言
う通りにならなくなってくる。そこでつい、「親に向かって、馬鹿とはなんだ」
とか「おじいちゃんに馬鹿とは、なんだ」と対等に怒鳴ったりしがちだが、ここ
は、ちょっと、考えて欲しい。

ここで、対処の仕方がまずいと、人のものを黙って取ったり、ひどいいたずらを
したり、ものを壊したりするようになる。

あるお父さんが、3才の子供が言うことを聞かなくなったので、かっとして、押
入れに閉じ込めて、半日、放っておいたところ、それ以来、その子供が、お父さ
んを怖がって、全然寄り付かなくなってしまった。

丁度その折、私の話を聞いて、「なるほど、子供が育ち始めたのだな」と気がつ
いたが、どうしたらいいのか分からず、質問してきたので、
「お父さんが、やはりご免と謝った方がいい、押入れにいきなり入れたのは、お
父さんが悪かった。どうしたらいいか一緒に考えてみよう、と言ったらどうでし
ょう」と答えました。そして、その時、お母さんが「大丈夫だよ、これから馬鹿
という言葉は言わないようにしょうね」と優しく言い聞かせたら、又、もとにも
どりました。

やはりお母さんは太陽です。生んで、育てたのですから子供の気持ちがよくわか
るし、子供もわりに素直に聞けるのです。

私の息子も45才になり、2キロくらい離れた所に所帯を持っているのですが、
休みの日に電話がかかってきて、出ると「お母さんいる」と言うので代わると、
「今日、3時頃行くから」だけです。それなら、俺に言えばいいのにと思うので
すけど・・・・。

要するに、3〜4才の頃は成長の第一歩で、一見わがままのように見えますが、
中身は、もっと認めて欲しいという気持ちが出てき始めたと理解してあげて欲し
いと思います。

第二期の、9〜10才の頃の特徴は、理屈を言ってくることです。

なにか用事を言いつけられた時、すぐ「何で、私なの」「何で僕なの」と文句を
言う。これが当たり前なのです。一人前を主張して、「どうして僕が」と反論す
る。
そんな時、「お母さんは今洗濯や、料理で手が離せないから、お願い。頼りにし
てるのよ」と子供を認めた、持っていきかたをしたら、気持ちよく動いてくれま
す。ところが、往々にして親が熱くなって、「いやなの、それならお母さんはご
飯を作ってあげないから、自分で食べなさい」とまともに突っかかっていくお母
さんもいますが、大人気ないですね。

知的に発達する段階なので、道理で話せば分かる。子供は両親の姿を通じて他人
を見るものだ。
理解させてから、頼む。理屈っぽいということは、納得したら素直に動く。

第三期の、13〜14才の特徴は、「一々言われなくってもわかってるよ」
「煩いな」と反抗してくる。
じゃあ一緒に考えようというように接することがポイントだ。この時無理に押し
付けると、家出や、タバコ、万引き、学校暴力と走ってしまう傾向がある。

対策として、相手の事情をよく聞くことだ。

テレビをいつまでも見ている子供に、ただ無闇に「いい加減に止めなさい」と
頭から押さえつける言い方をしないで、「何時まで見るの」「今夜の予定は」と
聞いてみる。そうしたら自分で考える。そして、「何時まで見ます」と自分で答
えたら、案外実行するものだ。

親や先生が変われば、子供達もきっと変わる。

大体、反抗期という言葉が悪い。反抗期というと良くない、逆らうというイメ―
ジがある。みんなよくないことをしているみたいだ。憎らしいと思わずに、子供
の理由で考えることだ。
自立期と思って欲しい。そういう変換期なのだ。

「どうしたの」と聞くと、「別に」「わかんない」という。
だったら、一緒に考えよう。

中学生の男の子供が家出をしてきた。わけを聞いても何も言わない。絶対、君の
味方になるからと言ったら、それから堰を切ったようにいろいろ話し出した。

小さい頃からピアノや習字や公文と無理やり、散々やらされた。自分では何も意
見が言えなかった。やがて少年サッカ―もいやいや、やらされた。それで堪らな
くなって家出してきたという。

「じゃあ、今度お父さんの誕生日に君の思うこと、言いたかったことを、全部話
してごらん。」だが彼はなかなか勇気でなかったので、サワ―を一本買ってきて
元気をつけて、お父さんに対して、「今日は思ったことを全部言わせてくれ。今
まで一度も無かった。」と言って小さい時から、今までの胸に溜まっていたこと
を、洗いざらい全部ぶちまけたのです。更に「大体、お父さんは毎晩遅く帰って
くるけれど、本当にお母さんのこと判ってんのか、愛しているんか」と真剣に話
しました。するとお父さんも判ってくれました。

このようになかなか相手に自分のことを出したことがないケ―スが多いものだ。
中二の子供には是非、じっくりと時間をかけて話を聞いてあげて欲しい。
くれぐれも励ます反抗期ではない、自立期であるということを忘れないで、対処
して下さい。

昔は兄弟が多かったから、子供同士で解決できたのですが、今は子供が少ないの
で、親の方から積極的に聞いてあげて下さい。

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[153]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.01.29
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【第 153 号】
┗┷┷┛==============================================================

●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.153--
テレビ寺子屋 「心罰について」 尾木 直樹氏
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心罰というと、よく神罰覿面の神罰と間違いられるが、そうではない。体罰とい
うのがあるが、それに対応して、心を傷付けるという意味の言葉である。
幼児、少年のみならず、夫婦の間や、一般の社会人に対しても、我々は知らず知
らずの間に、相手の心を傷付けているのでは無いでしょうか。躾のつもりでいつ
しか叱っている。にこやかに顔は笑いながら、相手の心をグサッと傷つけている
ことがある。

厚生省の調査によると、幼児虐待によってこの5年間に、子供が親によって殺さ
れたのが、328人もいる。しかもそのうちの75%が5才以下の幼児である。
25才から34才の若いお母さん達の間で、虐待の心境になったことがあるかと
いう調査をしてみると、80%がその経験があるという。

この7月に厚生省が子供虐待の定義を拡大解釈することに変えて、発表した。
1.身体的虐待。なぐる。蹴る。縛る等々。
2.心理的虐待。言葉で傷つけたり、反対に無視したりする。
3.ネグレクト。家の中に閉込める。具合が悪くても、病院に連れて行かない。
乳幼児を置き去りにして、たびたび外出する。車の中に放置したまま、パチ
ンコに夢中になる。おしめをいつまでも取り替えない。1日に一回と思って
いる人がいる。
4.性的虐待。

誰でも、わが子のことを考えているので、虐待しょうとして虐待しているのでは
ないのだ。あまり無茶をするので、警察から叱られると、「これは躾です。好き
嫌いをするから、それを矯正するために、3食抜かせたのです」と言う。

今度の定義拡大のどこがポイントかというと、子供の側から見て、苦痛や辛い思
いをしたことを虐待という。体罰は外から見て、はっきり判るが、心罰は一寸外
からは判らない。心にどんなに傷つけられてるか判らない。体罰でアザや、骨折
をしても、何れは直るが、心の傷はずっと残るものだ。

1.言葉による暴力を受ける。
2.体罰もある意味で心罰にはいる。
3.無視されたり、イジメを受ける。
4.人権侵害のペナルティ。宿題を忘れて、漢字の書き取りを50回やらされる。
いたずらをすると、罰として風呂掃除を1か月もやらされる。

そんなことをされていると、どういう風になるか。
精神的な苦痛が、心に深い傷を受けて、やがてそれが、ムカツク、切れるという
ことになり、遂には学級破壊ということになる。98年12月の統計によると、
小学校の2年生の80%がムカツク、切れるという経験があるという。

大学の学生に今までに受けた、心罰の経験についてアンケ―トをとったところに
よると、次のようなデ―タがある。
言葉によるもの。
1.身体的なもの。チビ、デブ、ブタ、ブス。
2.人格的なもの。こんなように育つのだったら、もう一人産んでおけばよかっ
た。期待はずれだった。お前なんかいらない。橋の下で拾ってきた。
3.行動に関するもの。グズ、ノロイ、ウスノロ、遅い。

大体、自分がそう言われた者が得てして、他人に平気でそう言うものだ。
心の傷を受けたものがどうなるか。
1.コンプレックス、劣等感を持つようになる。性格的に内気になる。対人関係
がビクビクして、自信喪失になる。自己主張をしなくなる。
2.人間不信感を持つようになる。親のことを所詮他人と言う。言い訳をする。
そういうところがお父さんにそっくりだなんて言われて、益々落ち込む。
3.対人恐怖症になる。人間に対して不信感を持つようになる。

そういう状態で大人になったら、社会的生活がうまくできなくなる傾向がある。
又、もっと怖いのは、そんな子が大人になったら、自分の子にもそういうことを
やるようになる。連鎖反応がおきてくる。

しからば、それを脱出するにはどうしたらいいのか。
1.正論を押しつけないこと。
やる気がない子供に、やる気がないわね。元気を出しなさい、では駄目だ。
親と子が問題点を指摘して、追及する正論では駄目だ。
元気、やる気を与えられる親になるのが第一だ。
寒いから服を着なさい。クシュン、ほ―ら、だから言ったじゃないの。
まず素直に受け止める。あ―ら、大丈夫。そう言ったら、僕一寸寒いから
セ―タ―を着るよ。
2.言い方を変えてみる。行動が遅い。グズね、何をグズグズしてるの。早く
しなさい。早く取って来なさい。早く持って来なさい。では逆効果だ。
あら、あなたとてもていねいにやってくれるのね。そしてできたら、それを
認めてあげる。あら、早く出来たのね。偉いわ。ありがとう、よく頑張った
わね。
3.比較してはいけない。兄さんはもっと早く宿題をやったわよ。明日の予習も
ちゃんとやったわよ。成績ももっとよかったわよ。当たり前です。長男は親
が面倒見すぎる位、見てるからです。それに引き換え次男は放りっぱなしで
すからね。下の子供はノビノビと育ってる。
又子供はあきやすいものである。すぐ違うことをやってる。コロコロとあき
やすい。だが好きなものは夢中でいつまでもやっている。例えばTVゲ―ム
など、2時間位しがみついている。
そんな時、頭ごなしに叱らずに、「凄いわね、もう2時間もやってるのね。
ほかのことも、これ位やったら、もっと立派にやれるわよ」と言ったらどう
でしょう。
4.あわてないこと。子供が学校から帰ってきて、「寒いよ」と言った瞬間に
「ほら、だからママが言ったでしょう。風邪を引いたのよ」とすぐ文句を
言う。もしかしたら子供は続けて「でも走ってきたから、汗かいちゃった」
と言おうとしていたのかも知れない。そのくせそんな親に限って「うちの子
はどうしてこんなに自分の意見わ言えないんでしょう」とぐちをこぼしてま
すが、たいていそのお母さんはおしゃべりです。
5.現代はある意味で子育てが一番しずらい大変な時です。地域も孤立している
し、少子化で家族も少ないし、おじいさん、おばあさんも一緒にいないので
聞くこともできない。しかも共働きという状態が多い。どうぞ他のお母さん
と手をつないで、いろいろと話し合ってやっていってほしい。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.153

責任■小林 高一 ko-ko@bb.futaba.ne.jp
執筆■ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村豊秀 LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/

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