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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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[162]
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┠●┼┨ 発行/2003.04.02
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 162 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.162 -
[肝心要] 鹿児島新報「正論・異論」掲載記事より(コピ―転用禁)
経営コンサルタント 田上 康朗さん
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民を背につけるのではなく、眼前に置いたのではどんな帝王であろうと永くは存
立できない。これは歴史が証明していることだ。ナチスだって、ヒットラ―だっ
たって、民衆を背に付けたときは勝ち、背を向けさせて負けている。古来、名君
はそれを知って民を潤すことで国を栄えさせ敬われ一生を全うした。愚君は、そ
の歴史の定理を知らないか無視し、民から搾取し虐げた結果、憎悪され、周囲の
者により舞台から引きずり下ろされた。
最近、愚君と愚臣たちが、こぞって民を裏切り、自らの組織と自分の地位を失
うといった馬鹿げた事件が続出している。さらに功利は自分、責任と罪は秘書に
といった人間性が疑われる政治家も相変わらずである。だが、悲観は不要といい
たい。こうした事件が続くことよって、国民は少しずつ学習を重ね利口になって
いる。うさん臭い、そしてまずはそうした民をないがしろにする輩を生む組織を
否定する。そうした輩を支持することを自らの不徳と恥じるようになる。それに
気がつかない最低の政治家が、今も主流であることは事実であるが、その彼らの
存在を認めない国民が増えている。それが結果として無党派支持増となっている
とみたら分かりやすいのではないか。 、
同様、消費者もまた企業人のあり方とその組織を、自分たち消費者を根本、す
なわち消費者を中心においているかどうかを冷厳な眼で見るようになっている。
そして結果を「否」としたとき、その企業に背を向け始める。 この時から実
は、組織崩壊が始まっているとみてよい。昨今の販売不振、消費不振の兆候はそ
の表れとみたらいい。だからこそ、経営者も、政治家や大手企業の不祥事を単に
批判したりよそ事、他人事とおもったりではならない。第一、もったいない。
この際みずから率いいている企業が、消費者を本、主、中心とする経営理念・方
針、組織になっているか、またそれらが目に見える形で具体化されているかどう
かを真摯な心で見つめる絶好の機会と契機と考えて欲しいのである。
自分のため、組織のため、会社のためと頑張っても、あるいは頑張ったがゆえに
消費者のことをないがしろにしたり、自社の掟を民や消費者に押しつけたりする、
人や組織は、その動機がどうであろうと、また意識的、無意識的に関わらず、間
違いなく消費者が背を向け、やがて崩壊するのである。逆に企業や経営者のたち
の頑張りが、自分たち消費者のためであることを消費者に理解され、彼らが支持
し背についたとき、人や組織は、大きく押し上げられ発展することになる。
だから経営の命題は、「民や消費者に押し上げられるためには、どうしたらいい
か」にあることは自明の理である。そうした方向へ革新を図ることが、私の言い
たい「経営革新」なのである。
ここまでは、机上論である。机上だけで経営革新が実現することはない。現場
での具体的行動にならなければ革新は計れない。だが具体的行動になっていても
現実にはお客が背を向けるようなことをしていることが多い。これも事実である、
それが現場をみての私の実感である。たとえば、今、私が泊まっているホテルの。
カタログには、「ご家庭のくつろぎを」とある。バスル―ムには、「限られた資
源の節約にご協力ください」といったステッカ―が貼られている。この矛盾、お
かしさにこのホテルの経営者や支配人は気がついていないのだ。それとも彼らに
自宅のバスル―ムには「「限られた資源の節約にご協力ください」といったステ
ッカ―が貼られているのであろうか。わざわざ手暇とコストをかけて、マイナス
になることをやっている。「地下からくみ上げた自然水です。たっぷりお飲みく
ださい」というステッカ―が貼られてあるホテルがあった。あなたなら、どちら
に好意をもたれるであろうか。
「そんなことは経営から見たら些事、経営者にはもっと重要なことがある」とい
ったとんでもない思い違いをしている経営者すらいる。
消費者を不愉快にし、悪口のクチコミをさせ、お客に背を向けさせる要因は、経
営理念、方針といった抽象的、間接的なものからではなく、直接的、具体的にお
客が受け取る想いや感じが、彼らの選択を左右している。そしてその選択により
経営が左右され困るのは企業でありその経営者の方である。端的に言えば、売上、
-不振という結果は、お客の選択が少なかったことに起因していると言うことで
ある。売上不振が企業を衰退させる。それがどうして些事などであろうか。
その意味で、経営理念、方針が、消費者に良き想いや感動として伝わり、さら
によきクチコミになるように直接的、具体的になすことが、経営革新の肝心要
(かんじんかなめ)であるはずだ。
ところが多くの企業では、上に見てきたように会社のやり方、規則やル―ルを
消費者に遵守させるためにその多くのエネルギ―と費用を使うという、まったく
逆のことをやっているのである。こうした機会利益をも逸することで失ったもの
を加えると、その損失金額は莫大になる。机上と現場での視点のずれ、意識の乖
離といったことから生じる夥しい損失に早く気づき、これを消費者・利用者の喜
ぶことに還元する、といった経営にとって肝心な要(かなめ)が抜け落ちたまま
で、なにを経営革新といっているのであろうか。

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[163]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.04.09
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 163 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.163 -
[サザレ石は本当に大きくなる] 学習院大学文学部 篠沢秀夫教授
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学習院大学文学部教授の篠沢秀夫先生が「力の意志」に発表されている論文の一
部をご紹介します。私はこのことを知った時、まさに目からウロコが落ちた思い
がして、長年疑問に思っていたことが、雲散霧消しましたので、おそらく私と同
じ思いをしてる方が多いと思いますので、ご紹介いたします。

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驚いた。「君が代」の歌詞に出てくる「サザレ石」は今もある!しかも本当に、
小さい石がだんだん大きくなるのだ。

子供の頃から「サザレ石」は昔の言葉で「小さい石」のことかと思っていた。そ
れがだんだん大きくなって見上げるような巌になるというのが、不思議で仕方が
なかった。単に純然たる空想の世界で、ものの例えだと理解していたものだ。

「君が代」斉唱にケチをつける動きはヒクヒクと続き、その最後の論拠は、小石
が巨岩になるなど、非科学的だとする「サザレ石」問題だ。

「文学的表現だよ、問題ないさ」と思っていた。
ところがそれが実在の石の名だったと知ったのは近々平成12年のことだ。

「君が代」の歌詞については、論争の頃さんざん言われた通り「古今和歌集」
(905)の巻七「賀歌」つまりお祝いの歌の巻に出ている。詠み人知らず、作
者不詳となっている。

わが君は ちよにやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで
200年後の歌の本には「君が代」の形になっている。

いずれも「私のご主人様の命は」というような意味だし、違うヴァ―ジョンで天
皇が臣下に贈った歌もあるというのだが、もともと相手が天皇なら「君が代」の
君は天皇なのだ。

明治の初年に、西洋人居留地があった頃、そこの西洋各国の軍楽隊がそれぞれの
国歌を演奏するのに学ぼうとしたのが、始まりだ。
この話を聞いた砲兵隊長の大山巌が、愛唱していた琵琶湖の歌集にあった昔から
のこの祝い歌を推薦した。
始めイギリスの軍楽隊のフェントンが曲をつけたが、歌詞と合わない感じ。いろ
いろあって今の雅楽調と洋楽調の混じった曲になった。林宏守選曲という形にな
っている。

「私たちの美しい日の丸」(明成社)を読んでビックリ。心ある教育現場の先生
方の共著で、平成12年5月に出ている。この本の127ペ―ジからの「実在す
るさざれ石」の項(大石博幸執筆)が凄い。
さざれ石の学名は「石灰岩質角礫岩」だそうだ。岐阜県と滋賀県の境にある伊吹
山の麓にある。

雨水で長い年月の間に溶解され、乳状液が出て、小石が凝結、だんだん巨岩とな
り、地表に露出して苔がむす。
それを見たのが良い木材を求めて、住み着いていた椀や盆を作るある職人で、こ
の人があの和歌を詠んだ。

実はあの歌のヒットとこの珍しい石の紹介の功労により、この人は石位左衛門と
いう名になり、藤原朝臣(ふじはらあそん)という位を朝廷から頂いたそうだ。
「古今和歌集」に載った段階では、名を挙げるほどの者ではないという意味で、
「詠み人知らず」となっていたのか。

なんと現場の春日村には、内閣総理大臣の名のある「さざれ石 国歌君が代発祥
の地」という碑が建っている。129ペ―ジの写真を天眼鏡で見たら「中曽根康
弘」と読めた。

大丈夫だぞ、日本人!さざれ石は本当にあるんだぜ。一人でも多くの知人にそれ
を知らせよう。

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[164]
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┠●┼┨ 発行/2003.04.16
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 164 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.164 -
[豊かな暮らしとは丁寧に暮らす事] [実践人2月号」より 中村 豊秀
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[実践人2月号」で鍵山秀三郎氏が、「暮らしの手帳」の編集長の故花森安治さ
んが、雑誌編集の根本においたことで、生涯死ぬまで一貫して持ち続けた考え、
「豊かな暮らしとは、丁寧に暮らすこと」について、書いておられます。

非常に短い言葉ですけれど、大変な意味を持っていると思います。私はこの言葉
を今の日本に当てはめてみると、およそ豊かな暮らしとは違う生き方しているな
と思います。なぜならば、丁寧な暮らしをしている人は本当に少ないのです。

たとえば、私は新幹線や飛行機にしょっちゅう乗っていまして、乗り降りを見て
いますと、およそ丁寧に乗り降りをしている人はまずいないんですね。非常に乱
暴、乱雑なんです。本当の豊かさというのは、丁寧にものごとをやって暮らして
いくということです。

この「丁寧」というのは、一見消極的に聞こえるんですが、実は物凄い積極的な
生き方なんです。

なぜならば、丁寧にものごとをやるということは、骨惜しみをしたり、手抜きを
したりしていては丁寧にはならないんですから、手を加えて積極的に、この骨惜
しみの反対の「手を加える」という生き方をしないと丁寧にならないわけです。

たとえば手順が10ある、それを8つにしちゃおうなんていうのは、丁寧の反対
です。「丁寧」というのは、手順が10あるものを、11,12、・・・16と
手順をかけていこうというのが「丁寧な生き方」なんですね。

その基準を当てはめてみますと、今の世の中全体が、丁寧とは反対の乱雑、粗雑
な暮らしをしている、と私は思うのです。であれば、豊かになるわけがないとい
うのが、私の考え方です。ですから「骨惜しみをせずに手を加えていく」ことが
今の日本にとって、とても大切なことなんです。

なぜ、大切か。今、企業、諸官庁がいろんな不祥事を起こしています。その元は
何かといいますと、全部、最初は「手抜き」から始まっているのです。
最初はちょっと手抜きをする、手を抜いた時は、楽なような気がするんですけれ
ど、手抜きというのはその時だけが楽なんです。

後になればなるほど、手抜きをした数倍の手間がかかるんです。
手抜きがだんだんひどくなっていく。手抜きじゃ間に合わなくなると、今度は、
「人をごまかす」というレベルになるんです。「ごまかす」ということでも更に
追いつかなくなると「だます」というレベルになってくるんです。

そして今、日本の企業のかなりの部分が「だます」だけでは足りなくて「犯罪」
を犯すというところまできています。それが、今世間を騒がしている企業の不祥
事となって出てるんです。
実は新聞やテレビに出ているものは、氷山の一角でして、かなりの企業がそれに
近いことをやっているわけです。だから、日本の国はなかなか良くならないわけ
です。

ここで私達は本当に大事な基本、基礎というものを大事にしていかなければいけ
ない。しかし、基礎、基本というのは、いくら大事にしたって急に成果に結びつ
くのではありませんので、つい手を抜きたくなるんですね。特にスポ―ツで言え
ば、基礎、基本練習というものは退屈でして、それで、しかもなかなか上達した
ようには見えない。

だから、それを省いてテクニックだけを身につけていこうとなりがちです。
それで成功した例はないわけです。やはり野球にしても、サッカ―にしても、本
当に強いチ―ムというのは、基礎訓練、基本練習をしっかりやっているチ―ムな
んです。私が今日申し上げたいことは、「骨身を惜しまないで、手を加える」と
いうことです。こういう生き方、これがひいては「丁寧な生き方」であり、それ
が結果として「豊かな暮らし」に結びつくんです。

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私(中村 豊秀)も、いつも何かあったら、原点に戻るということが、一番大事
なことだと思っています。

例えば、高校生が電車の中で股を広げて横に大きな鞄を置き、他人に座らせよう
としないのはまだ序の口で、年配者が前に立ってても、知らん顔をしてそのまま
平気で座っている。駅の階段などで他人の迷惑など全然気にもせずに座り込む。
使用禁止の掲示も無視して、例外無しに、各自携帯電話のボタンと睨めっこをし
て、不気味な沈黙を保っている。

一方女子高生は、どさっとバッグを放り出して、やおら化粧道具一式を入れた袋
を取り出して、一心不乱に鏡に向かって、一本一本眉を跳ね上げる。こんな現状
を見るにつけ、教育の問題点について思うことがある。

1.生徒の規律が非常に乱れている。公共の場での振舞いから判断して、学校内
で教育の場にふさわしい規律が保たれているとは、信じがたい。教育が成り立つ
ために重要な前提条件が学校で失われている。前提条件が満たされていない学校
で、教育成果だけが立派になると考えるのは、、大工道具なしでも家が建つとい
うようなものだ。できるはずがない。

2.生徒達はみんな携帯電話を持っている。教科書、参考書の代わりに化粧道具
など、便利な小道具を鞄にたっぷり持っている。それを可能にしたのは経済成長
であり、経済成長の成果である豊かな社会だ。豊かな社会の実現は、戦後日本の
最も誇れる業績であろうが、その光が、子供の教育に関しては暗い影を生んでい
る。この逆説を見落とすべきではないと思う。

別の切り口から、私の考えを述べたが、「豊かな暮らし」と「豊かな社会」とは
違うと思うのだ。前者は鍵山先生の言われる通りだと思うが、後者は、ただ単に
不精して、少しでも自分は何もしないで、楽をしょう、楽をしょうと文字通り「
手抜き」の結果だから、その暗い影を十分に注意して「心」の問題を真剣に考慮
すべきではないでしょうか。

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[165]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.04.23
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.165 -
[人の話が聴けますか] ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村 豊秀
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私は色々な企業の経営者から相談を受けることがあるのですが、意外なほど社長
から伺う話と、社員さん達から聞く話が食い違っていることがあります。

フォ―ドの創立者ヘンリ―・フォ―ドは「成功の秘訣は何か?」と尋ねられて、
「相手の立場で見ることだ」と答えていますが、私達は他の人から見える景色を
本当に見ようとしているでしょうか?

私には、太陽が地球の周りを回って見えます。しかし、実際には太陽が地球の周
りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているのです。このように
私達が見ている事実は、あくまで私達を中心とした事実なのです。

まして経営者は他の人より多くの情報を持ち、何が良いかを判断できる知識・経
験を持っています。そうなればなるほど、他の人の意見より自分の判断が正しく
見えるものです。そして自分と違った意見を「間違っている」と判断してしまい
がちなのです。

実際のマ―ケットにおいても、プロが一番良いと思うものが一番売れているので
はなく、素人であるお客様が良いと思うものが買われているように、経験を積み
プロになればなるほど、実は一般の人の感覚から離れていく恐れがあるのです。

この数年、優秀で自信のある経営者が、どれほど自分の正しさゆえに衰退してい
ったことでしょう。

人は自分の考えを正しいものと思いたいものです。ですから色々なことを学ぶに
しても、自分の考えと同じものを学びがちです。しかしそれでは自分の正しさを
強化するだけの行動になってしまいます。もし自分と違う意見があったら、それ
こそ知っておきたい内容ではないでしょうか。

私は自分にとって耳の痛い話ほど参考になる話はないと思っています。それなの
に、そうした話を聴こうとしない人が意外と多いようです。実は教えて欲しくて
も、肩書きが付いたり、ある年令になると教えてさえ貰えなくなるのです。

「経営の神様」といわれた松下幸之助さんの口癖は「あんた、どう思う」だった
そうですが、「あんた、どう思う」と聞いた時、本当のことを言ってくれる人が
いる人は幸せな人だと思います。あなたにはどれだけの人が言ってくれますか。

「あんた、どう思う」と尋ねもしないのに言ってくれる妻には心から感謝しなく
てはなりませんね。

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[166]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) =============================
┠●┼┨ 発行/2003.04.30
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 166 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.166 -
テレビ寺子屋[ピ―タ―流・才能の伸ばし方]
数学者 大道芸人 ピ―タ―・フランクル氏
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私は13ケ国語を話すことができますが、そのコツは強い関心を持つことです。
自分がそれを身につけたら、きっと自分がもっと良くなると信ずることです。
多くの言葉を身につけましたが、実際に使う頻度が多いのは、日本語、中国語と
韓国語の三つです。外国に旅行する時に英語を知っていることは、確かに便利で
すが、何故かというと、人の心を掴むことが大切だからです。

その意味で、どちらかと言えば、中国語をマスタ―した方がいいと思います。
なぜならば、中国人は世界中どこに行っても住んでいます。
かつて私がチェコに行った時、ス―パ―が見つからず、チェコ語が判らず、困っ
たことがありました。

その時、たまたま中国人の女性がいたので、中国語で話しかけたのですが、その
時びっくりした表情でしたが、やがて熱心に「どこのス―パ―が、とてもいい」
とか、地図まで描いてくれて、親切にしてくれて、本当に助かりました。
チェコ語を話す人が世界に一千万人いるとして、片や中国語を話す人は何と10
億人以上もいるのです。

これからの日本を考えて見たら、構造改革をしても、しなくても、当分の間ゼロ
成長に近い状態が続くと思います。10年後に又右肩上がりの高度成長は到底望
めそうも無いと思う。然し、必ずしも悲観しなくてもいい。人間を幸せにするの
は高度成長じゃない。
たしかに戦後、日本経済は経済大国になった。そして、立派な道路や、橋や建物
を造った。これらが無くなる心配はない。

それに不況だといっても、外国から借金をしているのではない。いや、むしろ貸
していて、アメリカに次ぐ、経済大国だ。この経済成長を支えていたのは、過剰
なブランド志向、過剰な消費、ビデオもたくさんあるのに、今度は玄関にもとい
うぐあいだ。そしてバブルが破裂した。

私はユダヤ人だ。父も母も強制収容所で殺されたのです。その父から教えられた
ことがある。「我々が持っているのは身一つだ。その中で私達の財産は頭と心だ
けだ」と。
日本も昔は親に教えられたはずだ。西郷隆盛は「子孫のために美田を買わず」と
言っている。遺すのは、土地や、建物ではない。生きる哲学、生きる力だ。

今は過渡期だ。過渡期とは、当然変わるものなのだ。価値観もそうだ。楽しく、
伸び伸び生きるために変えなければいけない。

人生の主役主役を変えるべきだ。今から60年前は戦争をしていたので、国家が
主役だったから、自分のことなんかどうでもいい。命さえ惜しまなかったくらい
だ。
戦後の長い時代は、企業、会社が主役になった。会社で一生懸命働いて、終身雇
用制度に守られて、自分の人生は約束されていた。年金も保証されていた。

日本はもともと中流意識が比較的強く、あまり貧富の差もそれほどなかった。
今は大きい会社も倒産、リストラが相次ぎ、20年、30年働いた人がみんな途
方に暮れている有様だ。

これからの主役は自分自身だ。自分自身を自分で守らなければいけねい。人生の
設計図を書いて、行動しないといけない。国家、会社、社会に任せていてはいけ
ない。自分は何かあったらそれを守る。例えば、地域の住民、家族、近所の人、
父母だ。

今ゆとり教育が言われて、土、日、と休みが増えてきているが、そのお陰で家族
一緒の時間が増えて、いい事だと思う。

試験で計れるのが、学力だ。その基にあるのが学習能力だ。一時間学んでどのく
らい学び、身につけることができるかだ。

正規分布というものがある。平均の周りに大体集まっている。

人間は20才から60才くらいまで、殆ど変わらない。然し学力は、人によって
かなり差がでてくる。Aはかなり伸びているかもしれないが、他のBは、あまり
伸びない。もしあそんでばかりいたら、以前のことを忘れているかも知れない。

問題は学習能力によって変わるということだ。

今、仮に平均点が100とすると、下限が85、上限が115で、その差はプラ
ス、マイナス15で、30だ。

下限の85の人が、一週間のうち、7日努力すると、595になる。
上限の115の人が5日して、575である。
下限の方が20上回ることになる。一番低くても努力次第でトップになることも
できるのだ。

21世紀は専門家の時代だ。会社の中で、普通にやっていたのでは、余り差がな
いから、いざリストラとなると、すぐ落とされる可能性が高い。一方専門家は日
本では専門バカと言って、バカにされる傾向があったが、これからは、違ってく
ると思う。

40才くらいで、外のこともいくらでも身につけることができるのだ。よし、こ
れからは、これを生かして、やっていこうと思ったら可能であるが、普通の人が
40で気づいて慌てて、何か専門のものを身につけようとしても、容易なことで
はない。

このことを、よく理解して、これからの子育てはじっと子供を観察して、何が一
番得意だろうか、何に一番向いているだろうかを冷静に考えていくべきだと思い
ます。やる気があれば、必ず何でもできるのだ。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.166

責任■小林高一/インプットアルファ現代情報研究所 ko-ko@bb.futaba.ne.jp
執筆■中村豊秀/ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/ 登録と削除もこちらから

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