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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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┠●┼┨ 発行/2003.07.02
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 175 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.175 -
テレビ寺子屋「思春期の荒れ―中途半端な子供達」
青少年育成コ―ジネ―タ― 伊藤 幸弘先生
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私は今三人の子供達と一緒に住んでいる。少年院を出た者や、そのケヤ―をどう
するか、拒食症、不登校、その他、家庭内暴力等々の少年達を順次預かって矯正
する仕事をしている。安心して自立できると思えるのは、2年くらいですが、た
いていは1年くらいでアパ―トにはいれるようになります。

親達がそんな子供にどういう風に対応したらいいか分からなくて困っている。
先ず挨拶の大事さを教えることから始める。ある事件を起こして預かっている子
供がいたが、朝「お早う」と声をかけた時、「お早う」と声だけは返すが、目を
合わしてないと、あいさつではない。習慣はできているが、内容がともなってい
ない。子供がジュ―スを飲んで、お代わりする時、なにも言わずに黙ってお母さ
んのところにぐっと突き出すだけだ。又お母さんもそのまま注いでいる。なぜ、
その時「お代わりお願い」とか、中身のある挨拶ができないのかと言わないのか
と思う。人間対人間というその部分が体当たりで、年中、見つめ合って、褒めた
り、叱ったりして生活してます。

今は、親子関係がうまくいってなかったり、それが、家庭内暴力になるその一歩
手前の中途半端な子供が増えてきている。
今度自動精神科の佐々木先生と本を出したのですが、その中で対談しているんで
すが、最近の子供は難しい、特に思春期の子供はそうだ。

お母さんからの質問で多いのが、「うちの子は非行に走っているわけでもなく、
別に悪い子と付き合ってはいないが、塾からの帰りが遅い。又一旦帰ってはくる
が、夜8時頃になると家を出て行き、10時過ぎになるまで帰ってこない。注意
すると、「別に悪いことはしていないよ。夜出たらわるいのかよ。俺を信じない
のか。親のくせに子供を信じろよ。」と親がたじたじとなるように食ってかかっ
てきて、親の意見が子供に通じない。

「どうして遅くなったのか」と聞いてみたら、「塾に行って遅くなったとか、部
活で遅くなった」とか言い訳してみたり、30分も長電話をしたり、二階の自分
の部屋に閉じ籠ったりする。そんな時、親がこれはよくあるパタ―ンだと、流す
か、流さないかが分かれ目です。これによって、荒れた子供が多いか、少ないか
になるのです。

その時、親が「どうしてこんなに遅くなったのか」と胸を張って注意しなければ
ならないのです。こんな夜遊びが非行に走る原因になるのです。

だから、もし子供が責任がもてない事件を起こしたら、親はどうしたらいいか分
からない。ここのところを、親がはっきり言ってやるべきです。
子供が責任を持てればいい。だが持てない。放っておいて、とんでもないことに
なっていたらどうするのだ。「用事があるのなら、ちゃんと親に言ってから、行
きなさい」。これは一つもおかしくない。だから、子供が「自分の子供が信じら
れないのか」と生意気な事を言ったら、「こんなに心配している親が信じられな
いのか」と堂々と言えばいい。これがなかなか言えない親がいる。自信をもって
言わなければ駄目だ。

なぜ言えないかを分析すると、幼児の時からの積み重ねがあるのです。親の勝手
で、都合のよいことを多くやってきた。子供との約束を後回しにしたり、抱っこ
してといわれても、後でと言っていて、抱っこしない。だから子供は矛盾を感ず
る。当然、親の言うことを聞かない。信頼関係がないからだ。乳幼児から、子供
を愛したら必ず信ずるようになる。

子供としては、信じられない人からやられると切れるのだ。
幼児期の子育てが、思春期に切れるということに関係している。
最近の子供は、テレビを見ながら、漫画をみて、ゲ―ムで遊んでいるから、集中
力が悪い。

ある野球の名門校の中学で、非常に野球の上手い、かなり乱暴な一人のA少年が
いた。部室で悪ふざけが過ぎて、ロッカ―を倒し、相手に傷を負わせて、一週間
の謹慎処置を受けた。怪我した方はあまり野球が上手くない。そこでAが文句を
言った。
「あいつがそのままで、何で俺だけ謹慎処分を受けなければいけないのか。学校
が損するじゃないか」謹慎が解けて復学したら、監督がちやほやした。やがて部
活でタバコを吸って、ついに退学になった。地元の野球の下手な中学に入ったが
遊ぶようになった。

17才の女の子で、元彼氏の子供を身ごもったまま、別れた子と知り合ったが、
俺が産ませてやると、家で暮らすようになった。いろいろ反対があったが、荒れ
狂った。最終的には別かれてしまう。又、一から出発しようといって、別れて自
分の親のところに帰ってしまった。
彼は気がすまないので、彼女の家に包丁を持って乗り込む。お母さんが反対して
いるので、スト―カ―まがいのことをして、問題になり、補導された。こういう
子供をあずかっている。このことについては、又改めて話したいと思う。

中途半端な子供が、部活で遅くなったと言ってるが、結局は家に帰りたくないと
いうことなので、家の環境について考える必要があると思う。
子供中心にまわっている。0才から6才までの子育てのなかで、大人がのぞむよ
うに子育てをしてきたから、子供が望むように親がやらねばならぬ。荒れてくる
子供との対応はとても難しいものだ。中途半端なら意外に易しいものだ。
このくらいのやんちゃは男の子だから、いいわ、いいわではいいわで済ましてい
ると、荒れるのが多い。中途半端を見逃さないことだ。

子供を叱れない親が多い。「今の時代だからね」たしかに携帯電話を誰でも持っ
ている世の中だからといって、ル―ルを無視していいとはいえない筈だ。今の親
は威厳を持っていない。信頼関係があると自然と威厳がでてくるものだ。今は親
子が友達感覚で、こちらが下手にばかりなっているのが多すぎる。ご飯を頂いた
ら、必ずご馳走様と挨拶をして、自分で食べたものは、自分で片づける。当たり
前のことだけどその躾が大事なことだ。褒められた経験がないものは人を褒めた
ことはないものだ。

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[176]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.07.09
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 176 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.176 -
「マニュアル人間」 ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村 豊秀
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「実践人」の井上憲雄先生のお話から、教えていただきました。

「マニュアル人間」ということで、おもしろいエピソ―ドがある。

ある会社の社長が、部下のためにおやつのハンバ―ガ―を買いにいったそうで
す。30個ほど買って、レジでお金を払おうとしたら、店員に「ここでお食べに
なりますか。お持ち帰りになりますか」と言われたそうです。

また、ある人は、15才と10才の子供が旅行に行きたいというので、飛行機の
チケットを航空会社に電話したそうです。「高校1年生15才と小学校5年生の
女の子ですが、東京から福岡までの片道切符をお願いします」と言うと、「おタ
バコはお吸いになりますか」と言われたそうです。

すべてマニュアル通りの対応しかできないのである。
決められたことはできるが、それ以上のことはできない人間がたくさん出てきて
いるということの例である。
東京ディズニ―ランドは、日本はもちろん世界中のお客さんがやってくるテ―マ
パ―クである。だから、きめ細かくマニュアルが作られ、どんなお客さんにも対
応できるようになっているらしい。

そこでこんなことがあったそうだ。
若い夫婦がレストランに入って、お子さまランチを注文した。しかし八歳以上の
人には出さないという規則があった。ウエイトレスは、「私達のレストランでは
規則があって、残念ながら、大人の方にはお子さまランチは出せません」といっ
たのだが、その時、夫婦は、困った顔をした。
そこで、ウエイトレスは、「ご事情がお有りならおしゃってください」と言った
。すると夫婦は「私達には幼い女の子があったのですが、先日病気で亡くなって
しまったんです。そこで今日はその娘と一緒にここへ来たつもりでいたのです。
娘はきっと、大好きだったお子さまランチを欲しがったろうと思い、注文したの
です」と説明した。
決まりだから出来ませんと言えばそれですんだのだが、このウエイトレスは、上
司と相談すると言って奥へ入って行った。暫くして出てきたウエイトレスは「喜
んでご注文をお受けいたします」と言って、三人分のランチマットを敷き、子供
用の椅子まで用意した。そして、「ごゆっくりお楽しみください」

それを見ていたある人が、上司に「おたくは規則を守らなくてもいいんですか」
するとおの上司は「破られるためにある規則もあってもいいんじゃないですか」
と言ったそうである。

何事もない時は、マニュアル通りにしていれば、それでよいかも知れないが、ち
ょっと変わったことがあった時、マニュアルを越えた行動ができるような人間で
ありたいものである。

そのためにも子供たちに、自分の頭で考え、行動したり「本当に判った」「腑に
落ちた」という経験や学びをたくさんさせたいと思う。

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某ハンバ―ガ―ショップの笑い話にはこんなのもある。蛇足ながら。

あるハンバ―ガ―ショップに若い男がおなかを押さえて駆け込んできた。
笑顔で応対する店員。
「いらっしゃいませ」
「あ、あの・・トイレを貸して下さい」
若い男は苦しそうに訴えた。
「大ですか?小ですか?」
「え、だ、大です・・」
「お持ち帰りになりますか?それともこちらで・・・」

これ以上はやめておこう、ね。(小林)

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[177]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.07.16
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 177 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.177 -
テレビ寺子屋「子供の上手な育て方」 小児科医 毛利 子来(たねき)先生
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今日は子供を上手に育てるにはということについて、考えてみようと思います。
皆さんも子供が丈夫に、そして健康に育って欲しいと思うでしょう。私だって、
子供がいつも病気や怪我をして、メソメソしていて欲しいなんて思うわけはあり
ませんね。親の気持ちとしては当然です。

私の友人で山男がいるのですが、よく大学生などの若者達を連れて、山に行って
いたのですが、ある時、一人の若者が尾根から足を滑らして、そのまま、ずるず
るっとかなり滑りおちたのですが、その時、足の向こう脛にかすり傷を負いまし
た。ところが、驚いたことに、彼はそのまま、「一人で下山して、沢の診療所に
行って手当てしたい」と言うのです。友人は「もう少し先に行ったら、岩清水が
あるし、そこで傷を洗って、手当てしたらいいじゃないか」と言ったのですが、
彼は「いや、医者に診せて手当てをして貰わないと不安です」と言って、そのま
ま下山してしまったそうです。

彼は、重装備で山に行くくらいですから、筋肉もりもりですが、果たして丈夫と
言えるのでしょうか。私はそうは思いません。自分で自分の傷の状態を判断でき
ない。ましてや、それを自分で手当てできない。これでは、丈夫な人間とは言え
ないと思う。

又、別の友人で、仮に山田さんとしますが、脳性麻痺で酒好きな男がいます。酒
を飲むと、腰を抜かすのです。私と一緒に「障害者の子供達の面倒を見る会」を
手伝ってもらっているのですが、ミ―ティングの時など、よく私と一緒に大衆酒
場に飲みに行ってました。
ある時、私がトイレから出てきたら、彼がいないのです。慌てて、探したら、か
なり離れた帳場の近くのところで飲んでいるのです。彼はものがはっきり言えま
せん。それで、ワァッと人の足元に倒れ込んで、相手の足にしがみ付いて、ただ
「あ、あ、ああ・・」と言っていれば、自分の思うところに連れて行ってくれる
のです。帰りは私がタクシ―で送って行って、私が払うのですがね。そんなわけ
で、彼はリハビリもせず、直す気もないのです。

健康の定義については、WHO( 国連世界保健機関)が第二次世界大戦直後、
「病気や障害がなく、肉体的、精神的、且つ社会的により良い状態」とされてい
ますが、それについて、私は疑問を持っているのですが、日本でもおかしいと思
っているのです。今はその他に、スピリッチュアル(気分、聖霊)が良好という
こともいわれてます。

山の青年は自分で自分の身体の状態を判断が出来ない、手当てが出来ない。もし
大災害が起きて怪我でもしたら一体どうなるか。いろいろな病気や、障害に遭っ
てもめげないでやっていく、上手にコントロ―ルできる人になってもらいたいと
思います。

今、、子供達の健康については、学校医の診断を受けて判断する。幼稚園では静
かにしなさいと言われ、大人だったらだるいと言えるが、子供が何か言うと、う
るさいと言われる。アレルギ―鼻炎なども、朝からちゃんと鼻をかんで受けたら
パスした筈です。耳孔栓塞というのも、耳垢をちゃんとまめに掃除すれば何とい
うことはない。そして、すぐ医者に行きなさい、直るまでプ―ルに入っては駄目
と言われ、親はこりゃ大変だ、プ―ルは駄目だ、医者の注意や証明を受け、親や
医者や先生の指示ばかりで、子供の自主性がない。最悪の状態だ。

寒いからオ―バ―を着て行きなさい、暑いから脱ぎなさいと、親心でいつも言わ
れていると、自分で判断できなくなる。
子供が「自分で気に入ったシャツを着て行く」と言い張って着ていく。親はそれ
じゃ少し薄いなと思っても、放っとけばいい。子供が、やっぱり寒かったと思え
ば、次回から自分でちゃんと着ていくようになる。
オ―バ―を着て行けと言われたが、暑くてしょうがなかった。寒くないと思った
が、実際は寒かった。それが自分で分かるようになる。
それが大事なことなのだ。

少し乱暴な言い方になると思うが、私は今の子供達は少し清潔に育て過ぎたよう
な気がする。もっとばばっちく育てた方がいいと思う。一昔前、僕らが子供の頃
コレラが流行っても、手をよく洗う程度だった。
ある程度黴菌をとりいれないと、免疫ができないものだ。どんな美人でも7兆も
の黴菌を体内に持っているのだ。黴菌がいるから皮膚が綺麗に保たれるのだ。腸
内に黴菌がいるから消化吸収ができるのだ。
あんまり清潔にしすぎると弱くなる。抗菌グッズも良し悪しだ。

砂場はたしかに黴菌が多い。多少は、体内に入った方が免疫ができるのだ。アト
ピ―やアレルギ―も、あんまり黴菌を遠ざけたからだといえる。人類の祖先が長
い間の生活で免疫にしたものを、我々は貰ってきているのだ。それをあまり神経
質にやりすぎると、余ってくるから、花粉症や、猫過敏症、アレルギ―、喘息等
がでてくる。昔はアレルギ―などなかった。もう少しばばっちく、手を洗わなく
て、多少汚くてもいい。

おたふく風邪になると、よその子供たちに来ちゃ駄目と言わないで、移して上げ
るわよというぐらいにした方がいい。サンフランシスコあたりでは、子供がおた
ふく風邪になったり、水疱瘡にかかると、パ―ティを開いて、近所の子供達を呼
ぶほどだ。幼ければ幼いほど、移っても軽くすむものだ。どうも少し過保護に育
て過ぎている気がするのです。

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[178]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.07.23
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 178 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.178 -
[習うことについて] ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― 中村 豊秀
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習うことについての詳しい分析です。

これは、丸山先生のお話をご紹介した時に、ご披露したものですが、私の中学
時代の国語、漢文の先生の後藤健一先生から教えて頂いたことです。

論語の中で「子曰く(のたまわく)学びて、時に之を習う、又楽しからずや」
というのがあるが、物事というものは、学ぶだけでは駄目だ。そのあとで習う
という自らの努力をしなければ、ものにならない。

しからば、習うとは何ぞや。

そもそも「学ぶ」の語源は「真似ぶ」というように、新しいことを先生のやっ
てることを見習って、その通りになぞってやっていく、つまり見様見真似と言
う言葉があるように、真似することで身につけていくことです。字を書く時で
も先生が、手を添えて教えてくれることを、手習いというわけです。

そこで習うという字を分解したら、羽、白しと書く。これはどういうことかと
いう説明が次のことになるわけです。

地上を歩く、鶏や、アヒルなどと違って、木の上に巣を作って、卵を産み、雛
に孵して育てていく鳥の場合、やがて雛が成長して、一人前に巣立っていく時
の状況を表して言ってるのです。人間なら、まさに手取り、足取りできるけれ
ど、鳥が空中に飛ぶということはどうにも他から直接手助けできないわけです。

だから、そろそろ巣立ちの時期が来たなと親鳥が判断したら、餌を持って巣に
帰って来た時、わざと雛に与えずに、大きく羽根を広げてから、おもいっきり
り羽ばたいて、雛の目の前で、何回も飛び回ってお手本を見せるわけです。す
ると、雛は「ああ、ああいう具合に、羽根を広げて動かすと飛ぶことができる
のだな」と思い切って、自分でバタバタと力一杯やってみる。それで初めて飛
び立つわけです。もちろん、失敗して木から落ちて、どうすることもできず、
死んでしまう雛もたくさんいるのです。まさに生存競争の第一歩とも言えるで
しょう。

他動的に無理やり、いやいや押し付けられて教えてもらうのと、積極的に教え
を請い願い、熱心に学ぶ人と、差がつくのは当然でしょう。
この上が、自学自習でしょうね。本を読み、研究、開発を積み重ね、思考錯誤
しながら何回も何回もトライすることの大事さもここにあると思います。

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[179]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.07.30
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 179 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.179 -
テレビ寺子屋「ストレスを感じてる子供達」
青少年育成コ―ジネ―タ― 伊藤 幸弘先生
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私が少年院を出て、更生したきっかけは、人恋しいという心に答えてくれた愛情
でした。人の愛情とは、温かみ、ゆとり、ほっとするものいろいろありますが、
それにうまく当たったら更生できるのです。
私が出た時に迎えにきてくれたのが、前に勤めていた会社の社長さんでした。
そしてお前、なにが食いたいのだと言って、ぽんと大きな鰐皮の財布を渡してく
れました。後で中身を見たら、二千円入ってました。そういう愛情が大切なので
す。
そして、そのあとから暴力団の親分でした。この順番が大事なのです。又、親だ
ったら素直になれなかったかも知れません。

今、私も何人か子供達を預かってますが、毎朝、4時半にに起きて、皆の弁当を
作っているのですが、それから、皆の顔の表情が変わってきました。

今は0才からストレスを感じているのです。保育園や幼稚園の先生が、「子供達
の目をみていると、伊藤先生の目が似ていると思います。」つまり鋭いのです。
私も思うのですが、そういう子供達を見ると、「ああ、この子供は思春期になっ
たらきっと非行に走るかも知れないな」と感ずることがあります。なぜそう感ず
るか。ストレスを感じている目です。もともと子供の欲求があるのです。抱っこ
をして欲しいと一日に20回か30回、言うと思いますが、お母さんの都合で後
回しにされる場合が多いのです。親の要求が10、子供の要求が3くらいです。

お母さん方もいろいろストレスがあるかも知れませんが、お友達と二、三人で食
事に行ったり、おしゃべりしたりで解消できるが、子供はそうはいきません。
当然だんだん溜まってきます。一寸騒いでも怒られる。きびしい親の勝手です。
道理的に厳しいのではなく、親の勝手できびしいのです。

父親が寝転がって、ビ―ルを飲みながら、テレビで野球を見ているそばで、子供
が遊んでいると、「うるさい、静かにしろ」と怒鳴る。あくまで親の勝手です。

それで、子供は保育園や幼稚園でストレスを解消するのだ。親に怒られたくない
から、親の知らないところで、いたずらや、悪いことをするのだ。

保育園でおやつにプリンが出た時に、頭のいい悪がきの一人が、みんなが頂きま
すを言う前に、蓋をそうっと少し剥がして、そこから中身を刳り貫いて、一つ食
べてしまうのです。蓋は又ピタッと上手にくっつけて元通りにして、その空にな
ったのを、隣の少しぼうっとしてる子供の前に置いて、自分は又新しいプリンを
置いておくのです。そういう子供の隣りにちゃんと座るのです。みんなで食べは
じめると、当然空のプリンに気がついた子供は泣き出す。そうすると「僕のプリ
ンを先に食べたから取り返したら、泣きだしたのだ」と人のせいにして、ストレ
スを解消するのです。4,5才でこういうことをする。

静岡で、8才の子供がス―パ―で、放火して、「花火のようで、綺麗だった」と
いってます。ストレスが欲求不満になって、万引き、暴力等に走ることになる。
それが、大体思春期になると爆発するのだ。

女の子だと、援助交際をネタにして、500万を-喝するというよなことをやっ
たりする。万引きが多いのは、小学校の3,4年生で、もっと驚いたのは、タバ
コを4年生から吸っているのだ。これが長じて、盗人になるのだ。
友達の家に行き、なんと驚いたことに、18インチのテレビまで盗んできて、全
部自分の部屋に置いてある。親が入ろうとしたら、「おれの部屋に入るな」と鍵
をかけている。学校でも人のものをやってしまう。友達も大体わかっているが、
証拠がないので、はっきりとは言えない。

家で子供の机の引き出しにお金がはいっている。親は子供に言えない。学校でお
金が無くなっているのに、家にあるということを、言ったらうちの子は友達関係
がガタガタになるのが困る。でも言わないとそれが続くのだ。

実は、うちで預かっている中学生の子供がそうだったのです。そこで、先生をう
ちに呼んで、まず子供に「お前がやったんだからしょうがない、謝れ。」その上
で、先生と相談して、最終的には伏せてもらうことにした。そして、生徒たちに
は先生の方から、「お金は戻ってきたから心配しなくていいよ」と説明してくれ
ましたら、友達はわかってくれました。
その後、今度は親達に集まってもらって、先生から説明してもらい、改めてお詫
びして、理解を求めて、十分説明しましたら、みんなわかってくれました。

親の心配する気持ちが子供に十分伝わってない。そのままにしていると、やがて
忘れる。「大事なことは、二度と同じことをやらないことだ。もしやったら、友
達が無くなることになり、これから何十年も寂しい思いがするぞ。俺もお前の前
から消えるよ。これ以上は庇えないぞ。」と十分に言い聞かせました。

小さい時に、隣の家から黙って鉛筆のサックを持ってきて、どうしたのと聞いた
ら、おばさんから貰ったというので、「ああ、そう」と済ましてしまう。もらっ
たらもらったで、なぜ親に言わないんだ。先方のおばさんにちゃんと、その友達
から、もらったといったのかと聞く。これで初めてもらったが、完成する。小さ
い時から言わないと駄目だ。大きくなる前に余波がある。その時に、的確に処理
できるか。小さい時から、体当たりで向かう。常に接している事が大事だ。

我慢してる度合いが違う。昔は近所の小父さんが注意してくれる。いいことをし
たら、紙に包んでお菓子をご褒美にくれる。玄関を掃く。認められれば、いい子
になる。うんと認められたら、きっとよくなる。
叱るときはちゃんと叱る。褒めるときは褒める。

お母さん方が叱るのをみてると、ただ愚痴だけ言ってるのが多い。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.179

責任■小林高一/インプットアルファ現代情報研究所 ko-ko@bb.futaba.ne.jp
執筆■中村豊秀/ヒュ―マンコミニケ―ションセンタ― LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/ 登録と削除もこちらから

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