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素晴らしい人生のために/今日の応援歌
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[180]
┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.08.06
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 180 号】
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●人生を生きていくとき、くじけそうになることはありませんか?
人生が素晴らしいものであるよう、素敵な言葉の応援歌を送ります。
ぜひ、お読みになった感想をお寄せ下さい。ほんの少しの言葉で結構です。

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【お知らせ】

しばらく怠けていたバックナンバー整理をいたしました。ぜひご覧下さい。
なお下記ページでは「語る人」が一覧できます。
http://www.bb.futaba.ne.jp/~ko-ko/ouenbn.htm

----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.180 -
テレビ寺子屋[ポストバブル期の親子関係] 教育評論家 尾木 直樹先生
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昔は「十年一昔」と言われてましたが、今は極端に言えば、半年くらいのペース
で教育環境の変化があり、教育現場や、校長先生も悩んでおられます。一つの変
化に対して完全に整備するのに、三、四年はかかるからです。

特に親子関係は戦後一番と言うくらいの激変には、目を見張るものがあります。
親が子供のことがわからないということが,91年以降(いわゆるポストバブル
期)、ことさらに顕著になりました。お母さんが子供に対して、どうも駄目にな
ったと思っているのが、87%と言われてます。基本構造がガラッと変わったと
思います。

今、小学生の子供を持っているお母さん方が、自分の子供だけにかかわらず、子
供が親に対して尊敬してると思っているのは、ごく少数で、殆どの人は、子供が
親に対して尊敬していないと考えているようです。

実は子供の80%は親を尊敬しているのです。

だが、お母さんたちが中学時代の頃を考えてみて下さい。反抗していた人が多か
った筈です。

もう少し年配のお母さん方は、今子供たちに尊敬されていると考えている人は約
50%くらいですが、子供の80%が尊敬しているのです。それでも30%の開
きがあります。

次に、自分が年を取った時、子供が親の面倒を見るべきだと思う人が82%、見
ると思っているのが、1%。、思っていないが17%。

ところが、実際は子供は親を尊敬しているし、又、面倒を見ようとしているのに
親は必要以上に自信を無くしている。

それには二つの原因がある。

(1)私は昭和22年生まれのいわゆる団塊の世代で56才ですが、中学の頃、
尊敬する人物はと聞かれて、両親と答えたら恥ずかしかった。
そのあらわれで、パパ、ママと言うのが照れくさくて、おやじ、お袋とわざとそ
う呼んでいました。

大学卒業して就職試験でも、そう答えたら、落とされたものです。リンカーン、
ガンジー、シュバイツアーと答えないと駄目でした。

おやじに反抗して、それを乗り越えていこうと努力をしました。同じく社会にも
反抗して、頑張りました。それはおやじや、社会が強大だったからです。

私が子供の頃は、両親が自営業とか、職人さんの家と、サラリーマンとの家が大
体半々でした。60年から70年頃までは、商店、農業、林業、漁業、その他、
職人さん等々の自営業の人たちが、半分以上あったのです。お豆腐屋さんは夫婦
共々、朝3時から起き出して、一生懸命に仕込み、やがて出来たお豆腐を父親が
自転車に載せて売りに行く。そういった両親の姿を毎日目の前にしていると、し
みじみ親には叶わないと思うようになり、その親に反発するのは勇気がいりまし
た。いつしかそのおやじに反発して勇気が湧いて来て、頑張って成人して、やっ
とおやじと横並びになり、嬉しくなったものです。

しかし、1970年代半ば頃から、第三次産業というものが増えてきて、ほとん
どサラリーマンの時代になってきました。

従って、今の子供達は圧倒的に親の働いている現場の姿を見たことが無く、当然
のことながら、その親達のパワーも知らず、親を乗り越えようという気概も起き
てこないわけです。

(2)もう一つの原因として考えられるのは、子供が生きるということに関して
です。

親が子供と会話して、大きくなったら何になるのと聞いたら、きっとサッカーや
野球の選手になりたいとか、夢や希望を語るでしょう。まさか、親が10才の子
供との会話で、9年間どうやって生きて来たかとか、6才の子供にこれまで5年
間苦闘の歴史だったなとか、話すことはないでしょう。
子供は未来からの贈り物とか、未来からの使者とも言われているように、未来
に生きるものなのです。

一方、大人の方は、過去の記憶があり、バブルの時代の思い出が残っているし、
91年にバブルがはじけてから10何年も不況が続いていて、92%が将来は暗
いと考えている。今は暗いけれど又いつかよくなるだろうという我慢もできるの
ですが、子供は違います。

現在12才(中1)の子供が生まれた時は、バブルが崩壊した時です。
19才(大学生)が小学生になった時、同じくバブルが崩壊したのです。

つまり、バブルが止まって、真っ暗なトンネルの中に入ったところでそのまま育
っているのです。親の時代と全然違うのです。未来が暗いのですから、生きてい
けない、社会に期待ができない。未来に生きようとする本能の全面否定だから、
必然的に工夫をして、自分の身の周りのことだけを考える。

これを身辺化というが、いわゆる自分主義で、公や社会と無縁の行動をとる。若
者文化の行動様式は、社会に期待することも、それに反抗することもできない。

一番身近なのが、両親と友達だけだ。今60%がリストラを心配しているのに、
その中で働いているのが、逞しく見える。だから、親を尊敬している。又、面倒
も見ようと言う気持ちもでてくる。

子供達が、親は自分たちを理解してくれていると思っているのが、65%だ。
親は、将来こうなるのだから、言う通りにしなさいと自信を持って言えない。だ
から正面からぶっかろうとしない。自信喪失している。

今を大切にのびやかに、活き活きと健康にしているかというと、違うのだ。
本能的なものを封じ込められたまま、横道にそれているから、それがストレスに
なり、親や、友達や先生に対して、キレルということになる。

ではどうすればいいのか。

本能を否定されながら生きているのを理解し、受け止める。なおかつ親の言う通
りしなさいということを示せない。だから子供と一緒に考えながら、教育のあり
方、国の問題、学校のこと、社会のことについて話し合っていくべきでしょう。

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[181]

┏┯┯┓input-alpha/mail magazine ( 10 ) ===============================
┠●┼┨ 発行/2003.08.13
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 181 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.181 -
テレビ寺子屋[子供の世話になりたくない親達] 評論家 俵 萠子先生
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今日は、昨年一番驚いて、思わず「へぇー」とびっくりしたことをお話したいと
思います。
ある新聞社主催のカルチャーセンターの担当者から、一昨年の秋、「2002年
の4月から講座を何か一つ持って欲しい」と依頼を受けました。そこで私は「老
後の生き甲斐」、「人生に停年はない」、「今日が一番若い」、「子供の世話に
ならずに死ぬ方法」等々、幾つかテーマを考えて出しました。

何で又、こう思ったかというと、プライベートな経験があったからです。実は私
の母親が7年来、寝たきりでした。本人に言わせると、骨粗鬆症で腰痛が激しく
て立てなくなったのです。私の実家が大阪ですが、動けなくなって病院に入る3
ヶ月前に外科で検査入院をして診てもらっている時に、奇々怪々なことがあった
のです。立てないはずの母が夜中に徘徊しているということなのです。母は腰痛
と同時に、精神的にパニックに陥っていたのです。人は身体の健康を害すと、心
の健康も害することがあるのです。昨日はまともかなと思っていると、今日は不
安定で理解に苦しむようなことをするのです。最後の一年は静かに寝たきりにな
り、去年の10月に亡くなりました。

遠く離れている実の娘は直接看病は出来なくて、弟とその妻、つまりお嫁さんが
一番の苦労を背負い込んだ形になったわけですが、然し、離れている東京にいて
何もしていないわけではないのですが、かといって、あんまりやり過ぎると、お
嫁さんが気を悪くするのではないかと、何かと気が重いものがあるのです。

母を有料老人ホームや、ケアハウスに入れなかったのが、良かったのか、悪かっ
たのか、まさか7年間もこうなるとは思いもよらず、そのうち良くなるだろうと
いってるうちに、寝てきりになってしまいました。お嫁さんに一番迷惑をかけた
ことになりました。

その前の段階で、母から相談を受けたことがありました、老後は病院に入ったほ
うがいいか、誰に面倒を見てもらったらいいだろうかとか。当時私は若かったも
のですから、気軽く、「じゃあ、入ったら」と答えたりしたものです。でも母は
明治43年生まれですから、ホームというと、姥捨山のような気がするらしく、
家にいようかなとも思うのですが、そうすると又嫁に世話にならないといけない
し、実の娘は東京だしと悩んでいました。もう20年も前のことです。

結局弟が世話をしてくれているうちに、ついに寝たっきりになったのを7年間見
ていて、気持ちのいい施設に入れてあ-た方がいいのかなと、心が揺れに揺れて
いたので、一体どういう風にすれば、子供に面倒かけずに過ごせるかを考えるよ
うになりました。

理想はP.P.K(ピン、ピン、コロリ。死ぬまで元気で、パタッと死ぬこと)
ですが、なかなかそうはいきません。
そこで、少なくとも自分が手を打っていて、人に迷惑をかけないようにするには
どうすればいいかを真剣に考えました。日本の老人施設や静岡の痴呆グループホ
ームやなど、小規模なのから、温水プール付きの超豪華なものまで、大小100
箇所ほど取材して回ったことがあります。

そういう矢先に新聞社からの依頼があったものですから、「子供の世話にならず
に死ぬ方法」というテーマが浮かんできたのです。
さて、いよいよそのセミナーが始まったところが、驚いたことに、たちまち定員
20名をはるかにオーバーする申し込みがあったのです。そこで急遽、幸い隣に
ホテルがありましたので、そこの結婚披露宴の会場を借りて、定員を3倍の60
人ににひろげたのですが、それでもまだたくさん申し込みがあるので、次回にと
お断りした状態です。びっくりしました。

やがて、講座がスタートして、「来週どこそこの老人ホームを見学したいと思い
ますが、一緒に行きませんか」と言いましたら、是非お願いしますと来るわ、来
るわ、またまた驚きです。幼稚園ならぬ老稚園みたいにぞろぞろ老人が大勢で、
見学に行きました。圧倒的に、受講生は女性が多かったです。どうもお父さん達
は自分は、お母さんよりも先に先に死なして貰えるときめている人が多いようで
す。

皆さんとても熱心な方ばかりでした。「子供がいないから」「結婚していないか
ら」という方がおられましたが、少数派です。大部分は「子供がいるから」いや
「子供がいるのに」という方が多いのです。

皆さんも嫁、姑のしがらみを、身にしみてご経験がおありの事と思いますが、な
かなか複雑な問題もあります。子供がいても、一人は札幌、一人はロンドンとい
うこともあり、そういうことで困っている人もいるんです。介護保険もあります
が、最低、家があるという条件が必要です。住まいがあっても、週2回来てくれ
ていても、その人が帰ったあと、どうするか。家人がいても共稼ぎで不在の時は
どうするか。そう考えてくると、やはり公共の施設が必要になってきます。

夫婦にそれぞれ両親があり、つまり四人の親がおりますが、一人で四人の世話を
一辺に見られますか。経済的な問題ばかりではない。高いお金で施設に入っても
人間関係が悪くて困っていることもあり、反対に小さなところでも、人間関係が
うまくいってるところもあります。

私はこれからも取材を続け、これが一段落ついたら、このテーマで街づくりに関
して本に纏めようとしてます。その時は是非読んでみて下さい。
日本のお年寄りに必要な特別養護施設が足りなすぎます。これを提言していかな
いといけないと、セミナーの講師をしていて、講師の方が教えられました。

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[182]

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┠●┼┨ 発行/2003.08.20
┠┼○┨ 素晴らしい人生のために/今日の応援歌 【 第 182 号】
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.182 -
[チャンスは私に]他おまけ ヒューマンコミニケーションセンター 中村豊秀
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先日、テレビを見ていると面白い番組をやってました。それは「犬(チワワ)が
ご主人に吠えるので、それを止めさせたい」という相談の番組でした。
相談者の奥さんは、チワワの調教をプロの調教師に頼むのですが、そこで登場し
た調教師が凄いのです。

相談された調教師は、すぐにチワワの調教に取り掛からず、相談者の家にビデオ
カメラを仕掛けて、その様子を調べました。そして、チワワが吠えると夫が嫌が
る。夫が嫌がってるのを見て妻が笑う。妻が喜ぶのでチワワが吠えるという連環
を見つけ出したのです。

そしてチワワにではなく、奥さんに「犬が吠えても喜ばないように」と伝えたの
でした。するとどうでしょう!その翌日から、チワワがピタリと吠えなくなった
のです。

私達は色々な問題に出会ったとき、とかくチワワ(景気や相手)に原因を求め、
チワワを変えようと考えがちですが、実は私達の対応も、その問題の維持に一役
かっているのかも知れません。

問題の原則を「相手のせい」にしている限り、私達は自分の行動を変えようとし
ません。ですから私達の生き方も成長せず、同様の問題と、何度も何度も遭遇す
るのです。とはいうものの、人間は根本的に自分を肯定したい生き物ですし、
「自分に原因がある」と考えるのは少々ハードで、自分のことを嫌いになってし
まう人が多いのが実情です。
ですから傷つきやすい私は、次のように考えることにしています。

「私という人間は悪くない。もし問題があるとしたら、(私)ではなく、私のや
り方だ」
「ここでよいやり方を身につければ、きっと次はうまくいくだろう」

こうした考え方は、人から迷惑を掛けられたと感じた時にも役に立ちます。昔の
言葉に「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉がありますが、「人」と「行動」
を分けて考えないと、その人を嫌いになってしまい、人をカウンセリングしたり
教育することはできなくなります。

問題に出会ったら、自分を責めたり、相手のせいにしたりせず、成長の機会に出
来たらいいですね。

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●ある結婚式の披露宴で、熟年の夫婦がしみじみと話していました。

「あなた、いい結婚式でしたね」
「うん、そうだねえ。ところで、あの窓の外をご覧。ほら凧が揚がってるよ」
「あら、本当ね。」
「尻尾がついているだろう。あの尻尾は一見ムダなようだけど、大事な役割をも
っているんだよ」
「あら、そうなの」

「あれが、長過ぎると、重くて揚がらないし、短か過ぎるとバランスを失って、
駄目なんだよ。夫婦に例えると、凧が夫で、風を受けて力一杯働くのだが、妻は
尻尾で、内助の功を発揮しているんだよ。」
「まあ、いいお話ね。それで私は貴方にとって、長過ぎたかしら、それとも短か
過ぎたかしら?」
「いやいや、君は丁度いい長さでとてもいいバランスだったよ。感謝してるよ」
「嬉しいわ。でも、それにしては、思ったほど揚がらなかったのは何故?」
「うん、たしかに僕達のバランスはよかったんだが、風が無かったんだよ」

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[183]

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┠●┼┨ 発行/2003.08.27
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----------◆CONTENTS◆------------------------------------2003 vol.183 -
テレビ寺子屋[タヌキ先生の病気の見方] 小児科医 毛利 子来(たねき)先生
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東京の子供達が田舎の子供達と比べて、体が弱いとか、発育が遅れているとか言
われることがありますが、今は全国都市化されているので、そんなことはないと
思います。ゲームではすごい能力を発揮したりしますし、大体、学校でいう運動
能力というのは、野球とか、サッカーとか、その他のスポーツ能力のことを言っ
てるのだと思います。ゲームの前で10時間も平気で座っているとか、その向き
向き適していればいいと思う。障害競走でハードル飛びは下手でも、生きていけ
ればいい。能力があるということは、自分で体の調子がわかり、コントロールで
きればいいのだ。

子供が熱を出したり、げっげっと吐いたりすると、お母さんはすぐ、肺炎とか、
脱水症じゃないかと心配して、夜中に医者を呼んだりします。又、体温を気にし
て、昨夜の8時には、7度6分あり、10時には8度6分あったとか言いますが
私は嫌いです。
そんな数字だけじゃ駄目です。第一、体温なんて、体の部分によっても違うので
す。お尻や耳たぶなどは冷たいのです。赤ちゃんなどは少々手が冷たくても、寝
たらすぐ熱くなる。季節によっても、真夏などは、幼稚園でも保育園でも飛び回
っていると、すぐ7度8分などにすぐなるもんだ。
ご飯を食べたり、怒ったりするとたちまち暑くなる。要するに体温はパロメータ
ー、つまり数字の変化に過ぎない。だから、単純に何度からよくないとか、そう
簡単には言えないのだ。だから、保育園などで、7度以上では預かれないという
のは、おかしいと思う。せきや下痢でも心配するけれど、これもよくわからん。

赤ん坊というのは、病気でなくてものどがゼロゼロ鳴ることがあります。おっぱ
いを飲めばすぐ機嫌を直します。昔はよく洟垂れの子供がいました。これは、皮
膚や鼻の粘膜が敏感で元気がいいからです。蚊にさされても、すぐ腫れて真っ赤
になる。
元気な証拠です。鼻汁がでる。いちいちアレルギーということはない。せきもで
やすい。敏感だから下痢や水っぽい。

では、何で、子供の病気が重いか、軽いか、早く手を打たねばならないか、そん
なに慌てなくてもいいかの判断について、いくつか話してみたい。

1/先ずは元気さ。少しいつもと違うけど、走り回っているが、食欲がない。こ
んな時はそう心配しなくてもいい。
しかし、逆に何ともないけど、急にグタッとしていて、動こうとしない。これは
気をつけないといけない。

2/機嫌次第で、熱が40度以上あっても走っている。そんな子供がいきなり死
ぬことは考えられない。あやせば笑う。飲んだり、食べたり少しは変なところが
あっても、そんなに慌てないこと。半日くらい、様子をみている内に、夜になっ
て、あやしたら、寝てしまった。朝、起きてこない、青ざめている。心配してい
るうちに、2,3日したら治るということがある。早ければ、一日で治ることも
ある。
そうすると、子供も嫌いな医者に行かなくてすむし、薬もない。自分の力で治癒
し、免疫ができて、抵抗力がついたことになる。とりわけ、早いうちから薬に頼
り過ぎると、返ってよくないことがある。抗生物質は、細菌には効くが、ビール
スには駄目だ。効かない薬は副作用を起こす。

そもそも熱がでるのは、病気を直す為に出るのだ。新陳代謝の効率を上げる為に
熱を出すのだ。負け戦が重なるとぐったりする。細菌の場合、余り早く口にする
と免疫力が鍛えられない。
元気と機嫌がいいうちは、なるべく自然治癒力に任せるようにしたほうがいい。

3/子供は病気の状態の変化が激しくて、早い。今、ぐったりとして、グジグジ
してたのが、意識がなくなるということがあるが、これは別。今すぐ、死にそう
でなければ、3、40分様子を見れば、何とかなる。
子供を抱えて、いきなり、だだだだっとお母さんが飛び込んできて、血相を変え
て「大変です。お腹が痛いと言ってます、すぐ診て下さい」と大騒ぎです。
「よし、それでは」と取り合えず、診察台に載せて、診ようとしたらその子供が
大きな声で、「うんこ、うんこ」と叫ぶので、そら、トイレだっと連れていった
ら途端に、どどどどっと一杯でました。なんのことはない、単なる糞づまりに過
ぎなかったのです。こんな時が一番困るのです。「先生、お幾らでしょうか」と
聞かれて答えようがないのです。まさか、トイレ代幾らというわけにもいきませ
んから。

元気と機嫌を医者の言葉でいえば、全身状態という。これがよければ、まず大丈
夫だ。

4/子供によって、くせがある。洟がでる、咳きがでてぐったりする。でも翌日
になったらケロッとしているとか。だからある程度、経験を積んできたら、子供
のくせをよく考える必要もあると思う。
明日は遠足という時は早めに診せる。親の性格によって、まだまだもう少し様子
を見ようというのと、神経質な人がいる。人にもよるが、お父さんとお母さんと
で違う。一般に男は、すぐ医者に診せたらというが、母親は、子供のことをよく
知っているから、この位のことはという。まあ、お金のこともあるから、もう少
し様子を見ようとする。
子供を連れて来たお母さんがよく、めんどくさいからとか、だんなやおばあちゃ
んがうるさいからとか言います。

余り神経質に考えない方がいい。一番こわいのは、小児癌です。でもこれは急に
なるわけではありません。

今の時代は、余り心配しなくてもいいようになってきた。医者は儲からないけれ
ど子供や親のためになる。
数字を科学と思う。かえって非科学的だ。木を見て、森を見ないということもあ
る。熱に強い、弱いの差がある。
小児科医は子供が黙っているから、大変だと思われているが、実は大人の場合は
化粧をしているから本当の顔色が分からないことがある。
又言葉によってごまかすということもある。その点、子供は正直で、もしほんと
うに具合が悪かったら、ぐたっとなる。無理しない。頑張らない、自然のままだ
からいい。

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IA magazine 素晴らしい人生のために 毎週水曜日発行(週刊誌) No.183

責任■小林高一/インプットアルファ現代情報研究所 ko-ko@bb.futaba.ne.jp
執筆■中村豊秀/ヒューマンコミニケーションセンター LDJ04070@nifty.ne.jp
配信■まぐまぐ 0000026706 http://www.mag2.com/ 登録と削除もこちらから

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