| 珠型 |
名称とその由来/Indirect No. |
旧分類・旧名 |
珠型 |
名称とその由来/Direct No. |
旧分類・旧名 |
 |
【長星】ちょうせい/間接1号 |
一号間 |
 |
【寒星】かんせい/直接1号 |
四号間 |
七間時代の最難関。五珠交替になり、難しすぎて
嫌われた。長星は、ほうき星の一種で、兵乱の兆しと
いわれる。形といい、正にふさわしい。 |
寒月という言葉はあるが、寒星は見あたらない。
1と3が離れていて寒々としているのでついたか。
結構難易度が高く名人戦などで一世風靡したことも。 |
 |
【峡月】きょうげつ/間接2号 |
一号桂 |
 |
【渓月】けいげつ/直接2号 |
除外 |
七桂時代は3を2の上に置き、基本珠型とした。
月、峡谷へ入る。故に峡月。とある。なかなか一筋縄
ではいかない、力戦型の珠型。
月白、山と山の間に在り故に峡月と謂ふ |
以前は峡月と同型とみなされていたが、盤端に違いが
生ずる。月、渓谷に入る。が渓月の由来だ。
力戦型の好む展開になりやすい。 |
 |
【恒星】こうせい/間接3号 |
二号間 |
 |
【疎星】そせい/直接3号 |
五号間 |
どっしりした形なので、恒星の名が付けられたのでは
ないか。五珠自由では先手必勝が確定しているが、
どうして難解。研究無くしては打てない。 |
見当違いの方向にある3を「疎」の文字で記したの
は見事。長星に戻す横断は、今や花形珠型だ。
5もいろいろ打てて未解決ながら黒白互角? |
 |
【水月】すいげつ/間接4号 |
四号桂 |
 |
【花月】かげつ/直接4号 |
五号連 |
山裾に月がのぼり、月が水面に映っている。そんな
情景が浮かんでくる。白4の強防に「水鏡」がある。
勝負の世界に何とも風流だ。
月水平の上に在り故に水月と謂ふ |
浦月と並んで先手必勝の形。可愛らしく纏まって
いるので花月とついたのだろう。初心者は大抵この
形を好む。ホントに打ちやすい。
花月と云う。従来の称に従うなり |
 |
【流星】りゅうせい/間接5号 |
除外 |
 |
【残月】ざんげつ/直接5号 |
七号桂 |
七間時代には除外されていた。難解で、長星より黒に
面白みがなかったからかもしれない。力強い形から、
流星の名が付けられたようだ。 |
白4を様々に展開でき、それがまた全て興味津々の
面白さだ。白4を3の下に打つのが絹篩(きぬぶるい)の強防
月一峰に落ちて一峰月よりも高し故に残月と謂ふ |
 |
【雲月】うんげつ/間接6号 |
一号連 |
 |
【雨月】うげつ/直接6号 |
除外(直接雲月) |
最初の先手必勝法が発表されたのが、この雲月で
あった。第一世名人・高山互楽の研究。全てを覚
えれば五段といわれた。
雲月と云う、黒きもの月白を干せばなり |
直接雲月ともいわれ、白2をどう打たれても同型に
なるので便利に使われたが、盤端に二路違いがある。
雲と雨と月。見事な風景だ。 |
 |
【浦月】ほげつ/間接7号 |
二号連/(梅月) |
 |
【金星】きんせい/直接7号 |
六号間/晨星 |
花月と並んで斜引(はすびき)といわれ、先手の
必勝がある。以前は形から梅月(ばいげつ)と呼
ばれていた時期もある。「浦」は入り江のこと。
梅月と云う。花月に似たればなり |
以前は晨星(明け方の星)といわれていた。
公募で金星となった。いずれにしても意味は同じだと
思う。黒が打ち易く好みが別れる。 |
 |
【嵐月】らんげつ/間接8号 |
三号桂 |
 |
【松月】しょうげつ/直接8号 |
七号連 |
未知の攻防がたっぷりの珠型。名月と黒3が反対
方向にあるため、嵐月と呼ばれたようだが、どっ
ちも難解なことに違いはない。
月纔に山を離る故に嵐月と謂ふ |
縦二連。黒石を松ととらえるのが風流。
天地止めの強防は、創生期から知られていたが今でも
未解決の世界。5は色々研究されている。
松月という。樹上に月あるなり。 |
 |
【銀月】ぎんげつ/間接9号 |
三号連/(吟月) |
 |
【丘月】きゅうげつ/直接9号 |
六号連 |
「月、見上げて吟じる人在り。故に吟月」などと、
以前は「吟月」だったが、銀月に統一された。
松月と共に縦二連という。
吟月と云う。肩辺に月在るなり |
斜月の陰に隠れているが、ちゃんと七連には混ざって
いた。斜月同型の4以外は斜引になる。
月、丘の上に登る。故に丘月。山月と対。 |
 |
【明星】みょうじょう/間接10号 |
三号間 |
 |
【新月】しんげつ/直接10号 |
六号桂 |
間の名称は抽象的で難しい。きれいな名前で何と
かごまかしたかな。白が主導権を持つ形が多く、黒は
研究が必要。最近また打たれてきたようだ。 |
新月は見えないものだが、ここでは新しい月と思って
いいだろう。他の桂に共通する強防が多くあって、
独自の存在感がない。
月未だ山を離れずして山亦高からず故に新月と謂ふ |
 |
【斜月】しゃげつ/間接11号 |
四号連 |
 |
【瑞星】ずいせい/直接11号 |
七号間 |
文字通り、斜めになった形から。1の上に白4を
打たれると、そのまま連の最難局へ転がり込む。
幾多の名勝負が生まれた珠型。 |
目出度い星の名前を受ける。確かにいい形だが、黒
は二題打ちでは勝つことはかなり難儀だ。満局になる
確率が高いがいわゆる花形珠型のひとつ。息が長い。 |
 |
【名月】めいげつ/間接12号 |
二号桂/明月 |
 |
【山月】さんげつ/直接12号 |
五号桂 |
間の難局が長星なら、桂の難局は名月だろうか。
当初「明月」と書かれていた。
自由打ちと五珠二ヶ所で難易度が全く違う珠型。
月白全く山を離る。故に名月と謂ふ |
丘より高い、山の上に月が昇る。絶景が目に浮かぶ
ようだ。名月と並んで難解な局面になっていくことが
多く黒白息が抜けない。
月山巓に在り故に山月と謂ふ |
 |
【彗星】すいせい/間接13号 |
除外 |
 |
【遊星】ゆうせい/直接13号 |
除外 |
直接・間接になって現れた珠型。遊星と共に白の
必勝法が確定しているために、指定されることは
なかった。「将来のため」として昭和12年2月に
聯珠社機関誌「聯珠新報」上で遊星と共に発表。
高木楽山の提唱とのことだが命名者は不明。 |
同じ白必勝でも、こちらは少し何とかなるようだ。
遊星とは惑星のこと。惑わすのは黒白どっちなのか。
昭和12年2月の名称発表は彗星と同じ。
桂間連時代から現在まで打たれることは殆どない。
|